「毎日忙しいし、片付けに時間や手間をかけたくない……」
こんな悩みを抱えている方は、片付ける作業の順番を意識することが大切です。
今回のコラムでは効率的に部屋を片付けたい人のために、サクサク進む片付けの順番から実際の手順、整理整頓のポイントをお伝えします。
シンプルライフを送る筆者の視点で、すっきりした部屋を保つコツや、片付けが苦手な方に向けて便利なサービスもご紹介します。
部屋をいち早く片付けて毎日を心地よく過ごしたい方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
目次
片付ける場所の順番
片付けで大切なのは、まず不要なモノを捨てることです。収納ケースなどの収納用品は片付けが終わってから購入します。
場合によっては収納用品が大きすぎることもあるため、モノを減らしてから必要に応じて収納グッズを購入するといいでしょう。
SNSで見かけるような収納術に憧れる人は多いと思いますが、こだわりすぎると余計に時間がかかります。特に、判断が難しい思い出の品や書類などの片付けは後回しにすることもポイントです。
上記の点を意識しながら、これからご紹介する順番で片付けを行ってみてください。
Step1.狭い部屋やスペース
最初に面積が狭いキッチンやクローゼットなど狭い箇所から取りかかり、作業のハードルを下げることが大切です。
広い部屋を一気に片付けようとすると、いつまでたっても終わらず、やる気を失う可能性もあります。一方、小さな場所から片付けることで、達成感を得られやすくなり、モチベーションアップにもつながります。
Step2.自分が管理している部屋や収納スペース
自分自身で管理できる部屋やスペースから整理することも、片付けのハードルを下げるコツです。自分でいるかいらないかを判断でき、作業がスイスイと進みやすくなります。
一人暮らしではない場合、同居している人が持っているモノの整理は後回しにして、まずは自分だけで判断できる場所から整頓していきましょう。
Step3.家族と共有している場所
片付けの終盤でリビングやダイニング、玄関など家族全員で使う場所を片付けましょう。その理由は、家族の了承を得るのに余計な時間がかかり、作業が捗りにくいからです。
かといって、人のモノを無断で捨てることは、喧嘩やトラブルの原因にもなります。家族と共有しているモノについては、話し合った上で片付けましょう。
Step4.粗大ごみを置いている部屋や物置
最後に、物置スペースや粗大ゴミを仮置きしている部屋の片付けを行います。これらのスペースにはモノが多く、捨てる・捨てないの判断をしにくいからです。また、大きなものや家電を処分は手間や時間がかかるため、片付けの最後に行うことで効率的に作業ができます。
片付ける作業の手順
スムーズに部屋を片付けるには、作業の手順も大切です。
以下の3ステップで片付けを行いましょう。
Step1.片付けの準備をする
Step2.モノを整理する
Step3.モノを収納する
加えて、片付け方のポイントと注意点をご紹介します。
Step1.片付けの準備をする
まずは、市町村のWebサイトでゴミの収集日や分別方法を確認しましょう。粗大ゴミや資源ゴミの収集日は少ないので、早めにチェックします。そして、スムーズに片付けるために、事前にゴミ袋や軍手、清掃用具などの道具を用意しましょう。
Step2.モノを整理する
効率よく片付けを行う基本は、まずモノを「全部出して並べる」ことです。収納場所からモノをすべて取り出し、仕分けをしましょう。さらにカテゴリを決めて分類すると、持ち物の全体像を把握しやすくなり、不要なモノを極めやすくなります。不要なモノは大きなゴミ袋を手元に用意し、どんどん入れていきましょう。
不要なモノの選び方がわかりにくい場合は、下記のような判断基準を作るのがおすすめです。
- 1年以上使っていないモノは捨てる
- 汚れが目立つモノは捨てる
- 理想のライフスタイルに適さないモノは捨てる
Step3.モノを収納する
不要なモノを捨てたら収納ステップに入ります。ポイントは「モノを収納する場所を決める」こと。つまり、モノの定位置を決め、散らかりにくい仕組みを作ることです。
使う頻度が多いモノは、取り出しやすい場所に収納しましょう。たとえば毎日使う食器は食器棚の手前に置いたり、普段使いのお箸やカラトリーは仕切りのあるケースに整理したりなどです。暮らしの動線や間取りを考えて収納することで、暮らしのストレスが軽減されます。
部屋を片付けるポイント
大きな一軒家やモノであふれかえった部屋の場合、一気に片付けるのは簡単ではありません。
長期的に見てキレイな部屋を保つためには、片付けを頑張りすぎないことが大切です。
ここからは部屋の片付けを楽にするためのアイデアをご紹介します。
●時間を決める
毎日の生活や家事に追われ、片付けを先延ばしにしがちな人は、作業する日時を決めておきましょう。休日の朝や時間に余裕があるときに行うのがおすすめです。
また、片付け中は時間を区切り、無理のない範囲で行いましょう。タイマーを使い、15分から30分ごとに休憩を取ると捗ります。
捨てるかどうか迷うモノがある場合は、段ボールや空き箱に一時保管しましょう。保留したモノを放置しないように、目安の保管期間を決めておくことも大切です。
●使用しないモノや使用頻度が少ないモノの扱いを決める
今後、使用する可能性が低い不用品は、処分するかリサイクルに出しましょう。まだ使える衣類は販売店舗やNPO法人などでリユースしてもらえることもあります。
大型の家電や家具は、不用品回収業者に依頼し、自宅まで取りに来てもらうと便利です。不用品回収に加えて、清掃や片付けに対応している業者もあります。ただし、高額な費用を請求されるケースもあるため、複数の業者に問い合わせ、じっくり比較検討しましょう。
持ち物の中には、使用頻度は少ないけれど捨てられないアイテムや洋服もあると思います。捨てられないモノを保管するのに最適なのは、トランクルームです。トランクルームは自宅にある荷物を外部に収納できるサービスのこと。屋外・屋内の保管スペースに自分で荷物を運び入れて保管する店舗型、預けたい荷物を自宅まで集荷しに来てもらえる宅配型などニーズに合わせていろいろなタイプが提供されています。
部屋の片付けの場合、ダンボールに入れて宅配便で預けられる宅配型トランクルームが便利です。店舗型に比べると、宅配型トランクルームは少量でも預けられますし、料金がリーズナブルなのもメリットです。逆に家具、家電など大型のモノの保管には店舗型が便利です。
●片付けることを習慣化する
きれいな部屋を持続させるには、定期的な片付けを習慣化することも大事です。
具体的には、下記のようなモノを増やさないためのルールを作って実行します。
- 1つ買ったら1つ捨てる
- 毎日5分、不要なモノを探す
- モノの個数を決めて、数が多い場合は捨てる
毎日生活するだけでホコリは溜まっていきます。そこで、片付けとセットで習慣化したいのは、日々の掃除です。
たとえば掃除機をかけるときに不要なモノを整理したり、元の場所に戻す癖をつけると、片付けが習慣化しやすくなるはずです。他にも、カゴや収納ケースに雑巾などの掃除用具をまとめておくと、取りかかりやすくなります。
誰でも片付けを楽に終わらせる秘訣はminikura!
今回のコラムでは、部屋をすっきり片付けたい方のために、片付けの順番や簡単にできる整理整頓のコツをお伝えしました。
とはいえ、片付けが苦手な人の中には、なかなか行動に移せない方も多いのではないでしょうか。
「苦手な片付けを少しでも早く終わらせたい!」そんな方におすすめのサービスが、ミニマリストにも人気の宅配型トランクルームサービスの「minikura(ミニクラ)」です。
minikuraは保管のプロフェッショナル、寺田倉庫が行っている保管サービスです。倉庫内のセキュリティ管理はもちろん、24時間365日、いつでも温湿度がコントロールされ、大切なモノを安心して預けられる環境が揃っています。
minikuraの推しポイントは、安心の保管サービスだけにとどまりません。それは、高品質なクリーニングやYahoo!オークション出品、保管品の寄付、お片付けサービスなど忙しい現代人の生活を助けるサービスが充実していること! 保管や片付けの悩みは、minikuraだけでほとんど解決できます。
そこでここからは、片付けでありがちなお悩み別にminikuraの賢い活用法をご紹介します。
■都会で一人暮らし用のマンションに住んでいる、もしくは収納空間が狭くてモノがあふれてしまう
1点ごとに写真撮影してもらえる、minikuraの「MONOプラン」がおすすめです。使用頻度が低いモノや季節外れの衣類を保管すれば、クローゼットや収納スペースに余裕が出ます。こちらのプランは、1点から取り出せるのも魅力です。
■洋服が好きでクローゼットがパンパン。でも捨てられない
ハンガーに吊るしたままで保管できる、minikuraの「クローゼットプラン」を利用してみましょう。冬物のアウターや厚手の服などを使わない時期だけ保管すると、自宅のクローゼットがすっきりします。こちらも写真撮影つきで、1点から取り出し可能です。
■部屋にモノが多すぎて、自分で片付ける自信がない
片付けが苦手な方には、minikuraの「お片付けサービス」がイチオシ。プロの整理収納アドバイザーが親身に相談に乗りながら、一緒に片付けを行い、理想のイメージの部屋を作るお手伝いをしてくれます。どんなに片付けが苦手な人でも、これなら挫折知らず。プロの力を借りることで、自分だけで頑張るよりもずっと効率的に作業ができ、結果的にお金と時間の節約にもなります。
※現在の「お片付けサービス」提供エリアは、東京23区・狛江市・稲城市・調布市・府中市・町田市・立川市・多摩市・国分寺市・三鷹市・日野市・八王子市・川崎市・横浜市です。
片付けは生活を快適にするための手段にすぎません。他の大切なことに時間を使うためにも、片付けは楽に終わらせるのが一番です。
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