モノにあふれた部屋を片付けをするには、まず最初にモノが多くなる理由を把握することが大事です。
ノウハウ本を読んで一生懸命片付けても、根本から解決しなければすぐに部屋は散らかってしまいます。
モノが多い部屋に住んでいる人のなかには、執着心から捨てられないという場合も多いでしょう。
この記事では、モノが多くなってしまう原因やデメリットをご紹介します。4つの整理整頓のアイデアについても徹底解説しているので、片付けを成功させましょう。
目次
モノが多くなってしまう原因
部屋にモノが多くなる理由はさまざまありますが、代表的な原因はこちらです。
- 衝動買いや「なんとなく」買いをしてしまう
- 思い入れがあるモノを捨てられない
- 収納スペースが不足している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
衝動や「なんとなく」でモノを買ってしまう
セールや新発売という言葉につられたり、寄り道したお店でおしゃれなデザインに惹かれて無計画にモノを買ってしまったりする。今すぐ必要ではないのに、「なんとなく」必要になるかもしれないと思って購入する。
衝動買いや「なんとなく」買いを続ければ、モノは必然と増えていきます。つい買い物をしてしまう場合、癖になっているため自分では気付いていないことも多いです。
思い入れがあるモノを捨てられない
捨てられないモノの代表格といってもいいほど、思い出の品は厄介です。思い出が詰まっているモノは、生活に関係なくても大切であることは間違いありません。
感情が入りやすく処分できないという悩みを抱える人も多いでしょう。しかし、整理するのを後回しにしていれば、モノは溜まる一方です。特に古い家具や家電、洋服などを捨てられない場合、部屋が圧迫されてモノが多く見えてしまいます。
収納スペースが不足している
たとえモノの量が少なくても、収納スペースが少ない場合はモノがあふれかえってしまいます。特に都心部での一人暮らしや家族で暮らしている場合、収納場所が足りずに部屋のスペースを有効活用できていないことも多くあります。さらに、床やテーブルを収納スペース代わりにしてモノを置きっぱなしにすると、実際の数以上にモノが多いと感じる部屋になってしまいます。
モノが多くなることのデメリット
モノが多くなることは、部屋が散らかって見える以外にもデメリットがあります。
主なデメリットは以下の3つです。
- 探し物が見つからなくなる
- 片付けが面倒になる
- 気分が落ち込む
もしひとつでも当てはまるなら、整理整頓をしたほうがいいタイミングかもしれません。
探し物が見つからなくなる
モノが多いと、定位置があやふやになり、いざ必要になったときに探しているモノが見つからないという事態になりがちです。よく見失いがちなモノは、使用頻度が少ない文房具やキッチン用品などの小物類です。
必要なモノがすぐに見つからない状況が続くと、イライラやストレスにつながります。また、「なくしてしまった」と勘違いして同じアイテムを複数買ってしまうことも少なくありません。そしてさらにモノが増えるばかりか、お金と時間も無駄に消費してしまいます。
片付けが面倒になる
片付けはただでさえ根気のいる作業。モノが多ければ、どこから取り掛かればいいのかわからず、片付けるのがより億劫に感じてしまいます。
そして、そのまま何もせずに問題を放置し、部屋がさらに散らかるという悪循環が生まれてしまいます。
気分が落ち込む
モノが多いことで、気分の落ち込みといった心理的なデメリットもあります。
部屋の整理をしようと思ったのに、途中で挫折してしまった。こんな経験がある人は、「片付けられない自分はダメ」と感じたり、自分をコントロールできていないという感覚に陥ったりして、自己肯定感が下がってしまう可能性があります。
モノが多い部屋を片付ける方法
ここからは実践編です。モノが多い部屋を片付けるための基本から裏ワザまで4つの方法をご紹介します。
自分に合った方法を選んで、ぜひ実践してみてください。
不要なモノと必要なモノに分ける
片付けをする前に大事なステップは、モノの仕分けです。まず、自分の生活に不要なモノと必要なモノに分けていきます。
迷ったときの解決策は、自分が目指す暮らしを想像することです。すると、「理想のインテリアに合わないから捨てる」「すっきりしたリビングがいいから、この飾りはいらない」とスムーズに取捨選択が進みます。
また、1年以内に使うかどうかを基準に考える方法も、必要なモノかの判断がつきやすくおすすめです。クローゼットに眠っている洋服や、粗品でもらった未使用のタオルに食器、何年も見返していない書類など、使用頻度がとても低いモノは今後も使うことはないはずです。不要なものと判断したら、潔く捨てましょう。
収納スペースを活用する
クローゼットや押し入れのスペースが足りない場合は、収納家具を増やすことも片付けるコツの一つです。「モノを減らしたいのに家具を増やすの?」と思われるかもしれませんが、収納家具がないことで空間がうまく使えていない場合もあります。
例えば、積み重ねて使えるタイプの収納ケースや壁に取り付けるスリムな収納棚を使えば、部屋のスペースを余すことなく活用できます。床やテーブルの上などに散らばっていたモノをまとめて収納することで、すっきりした空間に変化します。
また、収納した後に身につけたい習慣は、モノを決まった場所に置くこと。使ったら決めた場所に戻すようにすると、定位置がはっきりして収納スペースを視覚化できます。
売却する
今後使う機会がなさそうなものは、いっそのことフリマアプリやリサイクルショップで売りましょう。「まだ使えるのにもったいない……」と悩んでしまいがちですが、使わずに放置してしまうのはもっともったいないですよね。大量の洋服や本類などはまとめて宅配買取に出しましょう。
大型の家電や家具などの処分に困ったら、不用品買取業者に出張買取を依頼すると便利です。店頭買取のほうが高く買い取ってもらいやすいですが、自分でお店に持ち込む必要があります。業者によっては安い金額を提示されることもあるため、事前に複数の店舗で見積もりを行いましょう。
トランクルームを利用する
収納スペースに収まりきらないモノや、家族や友人との思い出が詰まった大切なモノは、トランクルームに保管するのがおすすめです。トランクルームは家にある荷物を保管できるサービスのこと。店舗に保管するトランクルームもありますが、自宅から宅配便を利用して荷物を預けられる「宅配型トランクルーム」は、気軽に使えて便利です。
片付けが苦手な人やどうしても収納スペースを増やせないという人でも、宅配型トランクルームを上手に利用すれば、難しい収納術いらずで部屋の整理整頓ができます。収納スペースからはみ出していたモノが少なくなるだけで、掃除も楽になり、家事の負担も減っていいこと尽くしです。
保管も片付けも!minikuraで毎日の暮らしが幸せに
今回はモノが多くなる理由とデメリット、整理整頓をスムーズに進めるためのアイデアをご紹介しました。
すっきりした家に住むと、毎日の暮らしの質が上がり心豊かに過ごせるようになります。とはいえ、仕事や日々の家事をこなすだけで精一杯で、片付けをする時間がないという方が多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのは、宅配型トランクルームのパイオニアとして有名な「minikura(ミニクラ)」の保管サービスです。minikuraは、繊細なワインや絵画の保管サービスを行う寺田倉庫が運営しているだけあり、24時間体制の空調管理や厳重なセキュリティ管理が徹底された環境が整っています。
さらにminikuraの特徴は、モノや用途に合わせたプランが充実していることです。プランは全部で4つ。
- 写真撮影つきで1アイテムごとの取り出しが可能な「MONOプラン」
- ボックス単位で取り出しが可能でリーズナブルな「HAKOプラン」
- 洋服を吊るし保管できる「クローゼットプラン」(写真撮影つき)
- 高品質クリーニングと保管がセットになった「クリーニングプラン」(写真撮影つき)
モノが多くて困っている方のために、minikuraの活用例もご紹介します。
- 思い出の品や誰かからもらったプレゼントを預けたい:「MONOプラン」
- クリスマスやハロウィングッズなどのイベントグッズを預けたい:「HAKOプラン」
- かさばるダウンジャケットやコートなどのアウターを預けたい:「クローゼットプラン」
- 捨てたくないお気に入りの服をキレイに保管したい:「クリーニングプラン」
他にも、大切な本や漫画本を預けるなら、本・DVD専用の「ライブラリーBOX」(MONOプラン)がぴったり。2重底でできた頑丈なボックスを使用しているため、大量の本を預けたい方でも安心です。
minikuraの魅力は、保管サービスだけではありません。自力で整理整頓できるか不安な方には、minikuraのノウハウが詰まった「お片付けサービス※」もおすすめ。
整理収納アドバイザー1級保有の経験豊富なアドバイザーが自宅を訪問し、その方の暮らしに合わせてお片付けをお手伝い。さらに、すっきりした部屋を保つための方法をアドバイスしてくれるサービスです。自分だけでは挫折しがちな片付けですが、プロに相談すれば最短距離で理想の暮らしを叶えられます。
※現在の「お片付けサービス」提供エリアは、東京都23区・神奈川県横浜市・神奈川県川崎市です。
minikuraをフル活用して、「モノが多い部屋をいち早くすっきりさせたい!」という思いを実現し、シンプルで幸せな暮らしをはじめましょう。
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