
どんなファッションにも取り入れやすいTシャツは、たくさん持っていると便利なアイテムですが、意外と保管に困るものです。
雑に収納していると、知らぬ間にTシャツがヨレヨレに……。このように保存方法次第では、お気に入りのTシャツが台無しになる可能性もあります。
今回は、Tシャツを長持ちさせるための正しい保管方法とたたみ方、注意点についてお伝えします。
最後に、大切なTシャツをできるだけいい状態で収納したい方に便利なサービスもご紹介します。
目次
Tシャツの保管方法の種類

Tシャツの保管方法には「たたみ保管」と「吊るし保管」の2種類があります。たたみ保管は、Tシャツを1枚ずつたたみ、ケースなどに入れる収納方法です。たたむ場合は、場所を取らずお店のようにきれいに整理収納できるのがメリットですが、折った部分がしわになりやすいのがデメリットです。
そして「吊るし保管」の場合は、Tシャツをハンガーに吊るして、クローゼットに保管するのが一般的。Tシャツをかけるだけで楽な反面、ハンガーの跡がつく可能性があります。
次からは、それぞれの保管方法において、Tシャツを長持ちさせるコツをお伝えします。
Tシャツを長持ちさせる方法

お気に入りのブランドTシャツや、思い出があるオリジナルTシャツなど、大切なモノであればあるほど、長く使いたいものだと思います。
ここでは、Tシャツを長持ちさせるコツについて、たたんで収納する場合と吊るして収納する場合に分けて、ご説明します。
たたんで収納する場合

Tシャツをたたむ場合は、立てて収納がおすすめです。Tシャツを積み重ねて収納すると、取り出しにくいばかりか、どこに何があるか分かりにくくなります。一方、たたんだTシャツを立てて並べれば、色や柄を確認しやすく、探す手間がかかりません。
さらに収納ケースの中に仕切り板を入れTシャツを分類することで、崩れ防止効果があり、整理整頓しやすくなります。特に、プリントが入ったTシャツなどを収納する際は、他のTシャツにプリントがくっつかないように仕切り板を利用すると安心です。
吊るして収納する場合

Tシャツをハンガー掛けして収納する場合は、ハンガーの選び方や吊るし方に気をつける必要があります。
具体的な注意点は、以下の3つです。
- 滑り止め付きのハンガーを使用する:首元の伸びを防ぐため
- 丸みのあるハンガー・肩幅に合うハンガーを使用する:Tシャツの肩周りに跡がつきにくくなるため
- ハンガーは Tシャツの下(ウエスト側)から入れる:首元からハンガーを通すと、Tシャツの首まわりが伸びやすくなるため
半袖Tシャツなら問題ありませんが、重みがある長袖Tシャツは伸びる可能性があり、吊るし保管には向いていないので注意しましょう。
しわをつけたくないからハンガー保管したいけど、収納する場所がない……。そんなときは、トランクルームに預けてみてはどうでしょうか?宅配型トランクルームのminikuraなら、ハンガーに吊るし保管できるプランがあり、丈の長いコートなども一緒に預けられます。
Tシャツのたたみ方

Tシャツをいつでも綺麗に着るためには、たたみ方が重要です。
次は、しわがつきにくい、簡単なTシャツのたたみ方をご紹介します。
■Tシャツを綺麗にたたむ手順
前準備として、Tシャツをアイロンがけをしておくと、綺麗にたたむことができます。
1.Tシャツの背中側を上にして広げます。
2.身幅の左右両端をたたみ、三つ折りにします。両腕のそで口を折り、ぐしゃっとしないように綺麗に伸ばしながらたたみます。折り目がついたままたたむと、形状記憶されてしまうので注意しましょう。

3.上下の真ん中で 2つ折りにします。

4.最後に、胸の位置で2つ折りにして完成です。

「綺麗にTシャツをたたむのは難しい……。」不器用な方には、洋服を簡単にたためるボードの活用もおすすめです。
Tシャツを保管するときの注意点

Tシャツを気をつけて扱っていても、衣類を保管する環境が悪かったり、保管方法が間違っていたりすれば、どうしても劣化しやすくなります。
主に気をつけたい点は、以下の3つです。
- カビ
- 虫食い
- 変色
上記のトラブルを防ぐコツに加え、Tシャツの綺麗さをキープするためには、「洗濯」も大切なポイントです。Tシャツを保管する前の洗濯方法についてもご説明します。
カビ
カビは、湿度や温度が高い場所に発生しやすくなります。クローゼットや衣類の収納スペースは、どうしても通気性が悪く、湿気が溜まりやすい場所です。特に日本では、ジメジメした梅雨から夏の時期にかけて湿度がグンと高くなり、衣類の保管には十分に気をつけなければなりません。
最近では、春や秋でも暑い日が増えているため、1年を通してタンスやクローゼットなどの湿度管理をすることが大切です。
具体的には、
- 除湿剤を使用する
- 風通しのいい場所に保管する
- 1週間に1回など定期的に掃除する
気軽に除湿するには、除湿剤が有効です。クローゼット用から衣装ケース用、置き型タイプのものなどさまざまなタイプがあります。保管場所や使いやすさに合わせて選んでみてください。
好きなTシャツをカビから守るためにも、日頃から対策を行うようにしましょう。
虫食い
実は、クローゼットやタンスなどは、虫にとって絶好の場所です。洋服につく虫は気温が15度から25度くらいの暖かい環境と、湿度60%以上の場所を好む傾向にあります。
また、ホコリも虫にとっては格好のエサです。こまめに掃除をして、タンスやクローゼットに防虫剤を置き虫対策を行いましょう。ぎゅうぎゅうに服を詰め込むのもNGです。空気がこもらないように、余裕を持ってTシャツを収納しましょう。
もし収納場所が足りない場合や、自宅で虫食いやカビを防げるか不安な場合は、Tシャツを倉庫で保管してもらうのも選択肢の一つです。宅配型トランクルーム「minikura(ミニクラ)」は、ワインやアートなどの保管も行う寺田倉庫が運営しているため、空調の管理が徹底されています。筆者も安心して洋服を預けられました。
■保管・衣替え前に必ず洗濯をする
カビや虫食いを防ぐために、 Tシャツを保管する前に洗濯しましょう。 一見、綺麗なTシャツでも、皮脂やフケがついている場合があります。 皮脂汚れはダニの発生やシミの原因となり、 湿気がこもることでカビも増えやすくなります。短時間でも袖を通したTシャツは、保管前に洗濯するかクリーニングに出す必要があります。
Tシャツが劣化しにくくなる洗濯のポイントは、手洗いすることです。手間はかかりますが、洗濯機で洗うよりも素材へのダメージが少なく済みます。
もし洗濯機で洗いたい場合は、Tシャツの生地を裏返し、表面を内側にして洗濯ネットに入れましょう。デリケートな素材であれば、おしゃれ着洗いコースを選ぶと安心です。洗剤は、弱アルカリ性の洗濯洗剤を使用してOK。
洗濯後、乾燥機を使用すると、Tシャツが伸び縮みすることもあります。特に大切なTシャツには、天日干しがおすすめです。
変色
Tシャツは日光を浴び続けると、紫外線によって変色する可能性があります。
インテリアにこだわりがある人なら、部屋にTシャツを飾るケースもあると思いますが、直射日光が当たる窓際を避け、日陰の涼しい場所にTシャツを保管するようにしましょう。
Tシャツの綺麗さをキープ!minikuraクローゼットプランを活用した収納術

この記事では、Tシャツを長持ちさせるための保管方法、たたみ方、必ずチェックしたい注意点をお伝えしました。
自宅でTシャツを綺麗に収納するには、保管場所の湿度やカビ、虫食い、紫外線など気をつけるポイントがたくさんあります。すべての洋服を完璧に管理するのは至難の技ですよね。
大切なTシャツだけでも綺麗に保管したい!という方には、Tシャツや洋服に特化したサービスが豊富な宅配型トランクルームの「minikura(ミニクラ)」をおすすめします。
minikuraは、専用の段ボールに入れたまま、自宅にあるモノを保管できる便利なサービスです。シワをつけたくないTシャツには、ハンガー掛けした状態で保管できるminikura「クローゼットプラン」が向いています。
筆者の私も、実際にクローゼットプランを使ってみたのですが、不織布バックにぱぱっと詰めて送っただけで、あとはすべてお任せできて便利でした。
実際の体験レポートは、以下のページを参考にしてください。
さらに、minikuraの倉庫では空調管理が徹底され、24時間体制で温度・湿度のコントロールが行われており、デリケートな衣類を預けるのに最適な環境が整っています。
「クローゼットプラン」「MONOプラン」「クリーニングパックプラン」のいずれかを選べば、写真撮影してもらえて、スマホやPCでアイテムを一つひとつ確認することが可能で、1点から取り出しが可能です。また、預け入れ・取り出しは宅急便で行うため、申し込みも自宅で完結します。
思い入れがあるTシャツや汚したくない大切なTシャツ、綺麗なままで保管するためにも、一度minikuraに預けてみるのも一つの手かもしれません。