「あぁ、この世から消してしまいたい……」
「できるだけ他人に知られることなく、処分してしまいたい……」
「一時期は夢中になっていたけど、いまの自分にはもう不要なモノなんだよなぁ……」
あなたには、そんな持ちものがありませんか? たとえば、個人の趣味嗜好が反映された冊子類や感情のおもむくままに綴った日記帳、以前交際していた人からもらった手紙といったアイテムは、気恥ずかしさや煩わしさ手伝って、なかなか整理したり、処分したりできないものです。
とはいえ、箱に詰めて家の収納の奥底に封印したままだと、ただの“場所ふさぎ”にしかなりません。家のスペースには限界がありますから、暮らしぶりやモノに対する思い入れの変化に応じて、適宜処分していくことが必要でしょう。
そんなとき、ぜひご検討いただきたいサービスがあります。minikura(ミニクラ)の「文書溶解オプション」です。
目次
minikuraの「文書溶解オプション」、ご存じですか?
“宅配型トランクルーム”のminikura(ミニクラ)には、便利なオプションサービスが各種用意されています。今回紹介する「文書溶解オプション」も、そのひとつ。
こちらのオプションは、本や書類といった紙類を提携の専用処理施設で溶解処理するサービスです。処理した紙類は、トイレットペーパーなどの材料として再利用されます。
「文章溶解オプション」が利用できるのは、本や書類の預け入れに特化したプラン「MONOプランのライブラリBOX」(写真撮影あり)、もしくは「HAKOプランの ブックBOX」(撮影なし)です。いずれも、保管期間が1年以上経過してからお申し込みが可能になります。料金は1箱550円(税込)です。
溶解処理は、書類や本など、紙類のみを入れたボックスが対象です。当該ボックス内に文書以外の物品(文書と一体になっているクリップや留め具、および文書を保存するための文具類は除く)が含まれていた場合は、溶解を依頼することができません。その際は依頼者に確認のうえで、溶解処理を行わず再保管されます。
具体的には、以下のものを溶解処理することが可能です。
・ホチキスの針
・クリップ類
・ゼムクリップ・連射式クリップ
・紙製ファイル
・トレーシングペーパー
・写真付きカルテ
・パンフレット
・宅配便封筒・国際郵便用封筒(ビニールのついていないもの)
・スティックファスナー
・食品の化粧箱
・製本テープ(未使用のロールは不可)
・付箋
・複写用紙
・履歴書(写真付き)
・窓つき封筒
・レシート
・シュレッダー済み書類
・綴じ紐
・OCRファイル
・テプラシール
・ファイルボックス
・ハードカバー書籍
・雑誌・新聞
・ダンボール
不要になった紙類を箱単位で溶解処理し、再利用する仕組み
「文書溶解オプション」を利用する際の手続きについても、簡単に触れておきましょう。
文書溶解オプションは、他のオプションメニューとは異なり、お問い合わせフォームから申し込む必要があります。
minikuraにログイン後、お問い合わせフォームに進み、「お問い合わせの種別」から「文書溶解依頼」を選択し、どのボックスの中身を溶解したいかを記入して申し込みます。
申し込み後、当該ボックスは次のような段取りで処理行程に進んでいきます。
(1)スタッフがボックスを開梱し、内容を確認
~前述した溶解処理できない品物がボックス内に入っていないか、専門スタッフが確認します。
(2)メールにて実施の確認
~溶解の可否について、minikura(ミニクラ)からメールが届きます。
(3)溶解処理
~minikura(ミニクラ)が提携する溶解専門処理施設にボックスが搬入され、施設で溶解処理が行われます。
(4)再利用
~溶解処理された紙類は再生紙として生まれ変わり、トイレットペーパーなどに再利用されます。
一連の手順は、プライバシー保護、情報漏洩防止に配慮しながら適切に進められますので、ご安心ください。希望すれば、溶解処理の完了後に「溶解証明書」をメールで受け取ることも可能です。
「黒歴史」アイテムをできるだけ他人に知られずに処分する方法
近年、「黒歴史」という言葉が日常生活で当たり前のように用いられるようになりました。「いま振り返ってみると恥ずかしい過去、なかったことにしたい過去」といった意味合いで用いられるスラングです。
もともとは、とあるアニメ作品から生まれた言葉で、1990年代末から2000年代初頭あたりにインターネットを中心に使われるようになったといわれています。時間の経過とともに日常会話のなかでも口にされる場面が増えていき、いまでは国語辞書にも収録されるほど、一般に普及した単語となりました。
minikura(ミニクラ)の「文書溶解オプション」は、実は黒歴史を誰にも知られることなく、処分する手段としても活用できます。
日記帳やノート、スケッチブック、手紙、趣味性の高い本……そうしたアイテムのなかには、目にするだけで恥ずかしさをおぼえてしまうモノもあるかもしれません。まさに「自分のなかだけに留めておきたい黒歴史」として、扱いに困ったまま家の収納スペースに長らくしまいこまれているケースもあるでしょう。「何度も処分を試みたものの、そのたびに複雑な思いが去来して、結局判断がつかずにそっと箱を閉じてしまった」なんて人もいるかもしれませんね。
まずは1年預けて、処分するか否かを冷静に判断
もし、そうしたアイテムが手元にあるなら、ひとまず「minikura Library」か「minikura HAKO ブック」を利用して、物理的な距離をとるようにしてみてはいかがでしょうか。 黒歴史をそっくりそのまま、minikura(ミニクラ)に預けてしまうわけです。
アイテム(紙類)のなかには、ヒモでまとめて資源ごみの日に出したりするのがはばかられるようなモノもあるかもしれません。整理をするために改めて手にしたり、中身を確認したりすることを思うと、どうしても躊躇してしまうことだってあるでしょう。
「処分するか、残すのか、なかなか決断できないアイテムは預けるなどして、一度手元から離してしまうのも一案」
「距離を置くことで客観的にモノの必要性を吟味できるようになり、どうしても手元に残しておきたいモノ、処分して問題ないモノについて判断できるようになる」
モノの整理がなかなか進められないといった相談事例に対して、このようにアドバイスされることが少なくありません。処分するかどうか決断できないモノ、とにかく扱いに困っているモノがあるならminikura(ミニクラ)に託して、まずは気持ちをラクにしてしまいませんか。
黒歴史のアイテムも然りです。この際、minikura(ミニクラ)に預けて、判断を先送りしてしまいましょう。文書溶解オプションが利用できるようになる“預け入れから1年後”をひとつの目安に定めて、残すのか、処分するのかを判断する、と決めておくのもおすすめです。
そこで「たとえ黒歴史であっても、自分にとって大切な記憶。やはり残したい」「まだ判断がつかない。決断はもう少し先送りしよう」となれば、minikura(ミニクラ)での保管を継続すればOK。「距離を置いてみて、自分にはもう不要であることがよくわかった」となれば、「文書溶解オプション」を利用し、再生紙として生まれ変わらせてあげればよいのです。
なお、それらのアイテムをminikura(ミニクラ)に預けたり、文書溶解オプションを利用するにあたり、「できるだけ他人の目に触れさせたくない」と考える人もいるかもしれません。
「文章溶解オプション」を進める際、ボックス内のアイテムが溶解処理できるかどうか判定するため、一度開梱されます。他人の目に触れる機会を少しでも減らしたい、ということであれば、保管倉庫での格納前に開梱され、1アイテムずつ写真撮影が行われる「minikura Library」よりも、開梱せずそのまま格納される「minikura HAKO ブック」で預けることをおすすめします。
家に溜まった大量の紙類、整理する日は必ずやって来る
今回は、少し変わった角度からminikura(ミニクラ)の「文書溶解オプション」について紹介しました。
紙類全般に言えることですが、少し気を抜くと溜まりやすいモノの代表格です。さらに、就職や転勤、転職、結婚、引っ越しといった否が応でもモノの減量に取り組まなくてはならない局面が突然やってくることもあるでしょう。とりわけ、本やノート、手紙といったアイテムは思い入れや大切な記憶とセットになっているモノが多いので、なかなか処分が進まないもの。
整理が難しい紙類アイテムを預けて生活空間に余白を設ける意味でも、「処分するか、残すか」の判断を先送りし、時機を見て再検討する意味でも、まずは一度、minikura(ミニクラ)を使用してみてはいかがでしょうか? そして、処分する決断がついたときには、「文書溶解オプション」で手間なく、適切に再利用に回すのが賢い選択ともいえます。
minikura(ミニクラ)の「文書溶解オプション」、ぜひご活用ください!