“宅配型トランクルーム”のminikura(ミニクラ)には、預けるモノや求めるサービスに応じてさまざまなプランが用意されています。
そんなminikura(ミニクラ)の各種プランのなかでも、手軽さやリーズナブルさが魅力の「HAKOプラン」に、新しい機能が実装されました。「HAKO画像登録機能」です。
「HAKOプラン」がもっと便利になる新機能について、担当ライターが実際に使ってみた模様をレポートしていきます!
目次
「あのアイテム、どの箱に入れたかな?」と迷うことが
minikura(ミニクラ)には、モノ単位で写真付き管理ができる「MONOプラン」と、ハコ単位でまとめて管理ができる「HAKOプラン」が存在します。
「MONOプラン」では、保管倉庫に荷物が到着した際、専門スタッフの手によりアイテムが1点ずつ写真撮影され、保管開始後は「マイページ」からアイテムを画像で確認することができます。そして、アイテムを1点単位から取り出すことが可能です。
対して「HAKOプラン」は、取り出しが箱単位のみとなり、保管倉庫での写真撮影もありません。シンプルなサービスで「MONOプラン」よりも安価かつ手軽に利用できるのが特徴といえるでしょう。
「自分が何を預けているのか、1アイテムずつ把握してしっかり管理したい」「必要に応じて、アイテムを1点ずつ取り出したい」ということであれば「MONOプラン」。「箱の中身は大まかに把握できれば問題ない」「季節アイテムや、まとめて長期保管するつもりのアイテムを預けるから、取り出しは箱単位で困らない」ということなら「HAKOプラン」──このように、サービスの特徴に合わせてチョイスすることができるわけです。
実際、私も「MONOプラン」「HAKOプラン」それぞれの特徴を踏まえながらモノを預けて、特段不便を感じることはなかったのですが、「HAKOプラン」で預けたモノについて、ときたま困ることもありました。「あのアイテム、どの箱にまとめておいたんだっけ?」「たぶん冬物をまとめた箱に収めたと思うけど、本当に入れたかなぁ。ちょっと自信ないなぁ」なんて思うことが、まれにあるんですよね。
以前、担当した記事(「minikura HAKOに冬物衣類とアウトドア用具を預けてみたら、マイページの便利な使い方を発見した(後日談)」https://minikura.com/article/report/356/)でも紹介したように、マイページ上で「ボックス名」のほか、「備考」欄に箱の中身をメモ書きしておけば、モノの在りかはほぼ把握できるようになります。ただ、本やぬいぐるみ、雑貨といった小物類を1点ずつ詳細にメモ書きするのは大変なので、「子ども絵本」「ぬいぐるみ」といった大まかなカテゴリーを記載する程度だったのです。
アイテムをひとつずつ、きっちり把握しておきたいわけではないけど、気になったときにはザックリとでも確認できるともっと便利なのに……そんなふうに感じていました。
HAKOプランのボックスに、画像を1枚登録できる新機能
そんな「HAKOプラン」に「便利な新機能が追加された」との情報が。その名も「画像登録機能」。「HAKOプラン」の専用ボックスごとに1枚、任意の画像を登録できるようになったのです。
画像登録はダンボール箱(専用ボックス)の預け入れを申し込むときだけでなく、すでに預け入れた「HAKOプラン」のボックスについても「マイページ」上で後から登録することも可能です。
ちょうど「使い終わった夏物をminikura(ミニクラ)に預けたい」と考えていたところなので、預け入れを申し込むのに合わせて、さっそく新機能を試してみましょう!
夏物を「HAKOプラン」で預ける際、画像を登録してみた
通常であれば「マイページ」の「ボックスの取り寄せ」から「HAKOプラン」の専用ボックスを取り寄せるところですが、今回は以前「HAKOプラン」を利用した際に用いた専用ボックス(サイズはレギュラー)が手元にあるので、それを再利用することにしました。
※minikura(ミニクラ)では、すべてのプランでボックスの再度預け入れ(再入庫)が可能です。
参考ページ:https://help.minikura.com/hc/ja/articles/9835905350169
預けたいのは、これらのアイテム。
子どものプールバッグ一式、浴衣、ポロシャツ、アロハシャツ、浴衣、子ども用の甚平、ラフなワンピース、小魚や水生昆虫をすくうための網、夏の外出時に遊びグッズなどを入れていたトートバッグ……という内容。来年の夏まで使う予定もないので、まとめて預けてしまうことにしました。
集荷を申し込む前に、試しに「HAKOプラン」のレギュラーボックスにアイテムを収めてみます。
問題なく収納できましたね。あとは甚平とワンピースが上部の余白に収まれば……。
これで、預けたいモノは全部入りました。ボックスのフタも問題なく閉められます。
それでは「マイページ」の「預け入れ」画面を開いて、手続きを進めていきましょう。
「ボックス預け入れ」の手続きは「①ボックス選択→②ボックス情報入力→③確認→④完了」の4ステップ。画面表示に従って進めていくだけなので、簡単です。
「②ボックス情報入力画面」で、ボックスに固有の名前を付けることができます。今回は「夏物(浴衣・水着・ポロシャツ等)」と入力。
おや? 当該ボックスのイラスト表示を見ると、右上に以前は存在しなかったカメラ型のアイコンが示されていますよ。これをタップ(パソコンの場合はクリック)してみると……。
「画像登録」画面が表示されました。「撮影例」として「アイテムを並べて撮る」「俯瞰して上から撮る」と、サンプルがわかりやすく提案されています。
「画像を登録する」ボタンを押すと、ここで新たに写真撮影するか、すでに撮影済みの画像から選択するか、メニューが表示されるので、適当な方法を選びましょう。
今回は、梱包直前に撮影した写真を用いることにします。
登録したい画像を確認する画面に進むと「画像を調整する」ボタンが表示されます。これをタップorクリックすると、画像をトリミングしたり、表示位置を調整したりすることが可能です。
内容が確認しやすいよう画像を調整したら、「登録する」ボタンを押して画像を確定させましょう。すると、元の「ボックス情報入力」画面に戻ります。
こちらの画面上で、続いて配送方法や集荷場所、集荷時間を選択しましょう。選び終わったら「内容を確認する」ボタンをタップorクリック。すると「③確認」画面に移るので……。
申し込み内容をしっかり確認しながら、画面を下にスクロールしていきます。
「③確認」画面の下部には注意事項が表示されているので、そちらを最後まで確認しましょう。いちばん下までスクロールし終えたところで、「注意事項に同意しました」にチェックを付けて、「この内容で預ける」ボタンを押します。これで「ボックス預け入れ」の申し込み手続きはすべて完了。
あとは、指定した日時に集荷に訪れた宅配業者のスタッフにボックスを託すだけです。
「画像形式のメモ」をボックスごとに添える感覚
「HAKOプラン」に「画像登録機能」が追加されたことで、同プランの使い勝手は格段に向上したように感じます。
箱の中身が1点ずつ撮影されて、「マイページ」上で1アイテムごとに写真確認できる「MONOプラン」はたしかに便利です。でも、充実した機能を持て余す可能性も考えられます。預ける品物によっては「アイテム単位で逐一、把握しておく必要もない」「それより、少しでも安価にモノを託したい」という判断になる場合も、当然あり得るでしょう。そんなとき「HAKOプラン」はとても賢い選択だといえます。
前述したように「HAKOプラン」にはボックスごとに任意の名前が付けられたり、「備考」欄にメモ書きを記載したりする形で、箱の中身を大まかに把握できる機能が備わっていました。新機能の「画像登録」は、そうしたテキストを代替したり、相互補完したりすることが可能になる「画像形式のメモ」と捉えると、使い方がイメージしやすいのではないでしょうか。
「MONOプラン」で預けたモノは、保管倉庫に到着後、写真撮影のために専門スタッフにより箱が開梱され、1点ずつ撮影した後、再び箱に戻されます。この手順に抵抗感を覚える人もいるでしょう。その点「HAKOプラン」の「画像登録機能」であれば、“画像1点のみ”という制約はありますが、自分なりに預ける荷物を撮影して「マイページ」上で荷物と紐付けておくことで、誰にも開梱されることなく預け入れから保管、取り出しまでの段取りを進めることができます。
今回、実際に自分で撮影してみて改めて感じたのは、箱の中身に応じて「箱詰め後の様子を俯瞰で撮影しておく」「箱に収めてしまう前に、事前にモノをひとまとめにして撮影しておく」など、撮影スタイルを事前に検討しておくほうが、後で困らないだろうな──ということ。今回のケースでいえば、モノの上にさらにモノが載る形で箱に収納することになったので、箱詰め後の撮影ではモノをすべて写真に収めることが難しくなりました。
「とりあえず、ぬいぐるみがいろいろ入っていることがわかれば問題ない」「枕1点とタオルケット2枚をしまうだけ。収納点数が少ないので俯瞰撮影するだけでモノが把握できる」など、自分がどの程度内容を押さえておきたいか、中身の内容や量がどうなるか、といった状況に応じて撮影スタイルを選ぶとよいでしょう。
判断に迷うようなら、念のため箱に収める前にモノをひとまとめにして1枚撮影しておき、箱に収めてから「これなら俯瞰の写真で大丈夫」「事前に撮ったひとまとめ写真のほうがわかりやすい」と判断するのが無難です。
minikuraの「HAKOプラン」がさらに便利になる「画像登録機能」。上手に活用すれば、モノの管理はもっとラクになりますよ!