季節が変わるごとに訪れる衣類整理の場面では、「しばらく着る予定のないアイテムをどこにしまうか」にとかく悩まされるもの。とりわけ、コートや厚手のジャケットといった防寒具はクローゼットのスペースを圧迫することも多く、収納場所に困る衣類の代表格です。
加えて、そうした衣類整理をさらに面倒なものにするのが、クリーニングの手間。季節外の衣類を分類してクリーニング店に持って行き、完了後には引き取りに行って……といった一連の手順を考えると、どうしても億劫になってしまうもの。それでついクローゼットに押し込んだままお茶を濁してしまう、というのもありがちな展開ではないでしょうか。
そうした衣類整理の悩みを解消するため、担当ライターはminikura(ミニクラ)の「クリーニングパックプラン」の利用を決意。申し込みや梱包、集荷に至るまでの模様を前編(https://minikura.com/article/service/702/)としてレポートしました。
後編となる今回は、預け入れ後の流れやクリーニング後のアイテム引き出しなどにフォーカスしながら、クリーニングパックプランの使用感をさらに深掘りしていこうと思います。
目次
アイテムを写真付きで管理できて、わかりやすい!
前編の終わりで集荷された私の「クリーニングパック」は、夜間の発送から2日後、無事に保管倉庫に到着しました。到着や発送、オプションサービスの完了など、もろもろの作業段階はメール、そしてマイページの「メッセージ」欄で案内されるので「いま自分の預けた荷物がどの状態・段階にあるのか」は、いつでも即座に把握できます。安心ですね。
「クリーニングパックプラン」では、倉庫に到着した荷物(不織布バッグ)は専門スタッフの手により開梱され、1点ずつ写真撮影されます(minikuraの「MONOプラン」と同様の流れですね)。そして撮影後、再び梱包されて倉庫の保管場所に収められ、正式に「入庫」が完了(保管がスタート)する、というのが基本的な流れです。
入庫が完了すると、アイテムの写真がマイページで確認できるようになります。
箱ごとに収納アイテムが一覧表示されるので、非常にわかりやすいです。
もちろん、アイテムを1点ずつ確認することも可能です。
アイテム単位の画面にある「アイテム情報を編集する」をクリックorタップすると、任意の名前を付けることもできます。この記述はアイテム一覧画面でも表示されるので、上手く活用すれば、預けたモノがより探しやすくなることでしょう。
入庫が完了したらクリーニングへ。事前の確認もあるから安心
肝心のクリーニングは、入庫が完了した後に実施されます。そのため、預けた衣類が取り出せるようになるのは、入庫通知から2週間ほど(クリーニングが終わって、再び倉庫に保管されるようになるまでの時間が)経過してからになります。
入庫が通知されてから3日後、minikura(ミニクラ)から連絡がありました。「クリーニング前の検品結果についてのご報告」というものです。
通知に記載されたURLをクリックし、詳細を確認したところ、託したアイテムの1点に「キズ/スレ/テカリ」が見られたという案内でした。今回は通常どおりクリーニングを実施できるということでしたが、状態によっては別途費用が発生したり、クリーニングせずにそのまま保管したりといった対応もとられるようです。
クリーニング実施前に、こうして衣類のコンディションについて留意点を告知してくれるのは、作業を委ねる上で大きな安心材料になりますよね。「きっと丁寧にケアしてくれるだろう」と思えるかどうかは、大切なアイテムを託すにあたりとても重要ですから。
クリーニング済みのアイテムを1点だけ取り出してみた
クリーニング前の検品が通知されてから2週間後、「クリーンニングが完了しました」という知らせが届きました。
クリーニングパックプランの料金にはクリーニング費用も含まれているので、すべて「0円」の表示。追加料金も発生することなく、無事にクリーニングが終わったようです。
ちなみにこのクリーニングパック、6ヶ月間の保管中はクローゼットプランと同じようにハンガー掛けされて保管されるので、クローゼットプラン6ヶ月分の保管料3,300円が含まれているのと同じ。つまり実質クリーニング代は8,800円で、実質1点あたり880円でのクリーニングができるので、アイテムによっては街のクリーニング店に出すよりお得なケースも多いのではないかと思います。
このままプランに含まれる6ヶ月間の保管に入ってもよかったのですが、やはりクリーニングの仕上がりも気になるところ……。
ということで、1点だけ取り出してみることにしました。
マイページから、手続きを進めていきましょう。
コート1点の取り出しで、費用は880円とのこと。画面表示に従ってポチポチと選択をしていくだけで、難なく手続き完了です。今回は宅配ボックスではなく、部屋で確実に受け取れるようにしたかったので、申し込みから3日後の午前中着を指定しました。ただ、通知によれば、申し込みの翌日には保管倉庫から発送されていたので、早ければ返送依頼から2日後には手元に届けてもらうことも可能だったでしょう。
予定どおりに荷物が到着! さっそく開けてみます。
箱の上部や側面の空きスペースに、緩衝材として紙が入れられています。この紙をどけると……。
お、指定したコートが、ざっくりと畳まれた状態で出てきました!
今回のクリーニングパックプランでは、申し込み時にすべてのアイテムを「ハンガー保管」で指定しています。返送されてきたコートも、ハンガーが付属した状態で箱詰めされていました。
預け入れ前に確認していた、細かな汚れもキレイに落とされ、スッキリとした状態で戻ってきました。仕上がりについて、とくに不満を感じるところもありません。
ひとつだけ挙げるとすれば、返送時にダンボール箱のなかで衣類がどのように動くことになるのかわからない、という点は少し気になりました。アイテムの点数や緩衝材の収まり方や輸送時の振動などが影響して、ダンボール箱のなかでアイテムが一方向に寄ってしまい、状態によっては服にシワが付いたりする可能性もあるのかな……という懸念も。そうした不安を解消する意味でも、返送されたアイテムは箱に入れたまま放置せず、すぐに開梱することをおすすめします。ハンガーで吊すなど、然るべき収納・保管状態にすみやかに戻すことで、箱内に放置されることで起こり得るダメージを低減することもできるでしょう。
「クリーニングパックプラン」を活用して、衣類の管理をもっとラクラクに
家から一歩も出ることなく、衣類が簡単に片付けられて、必要になればクリーニングされた状態で手元に戻ってくる。minikura(ミニクラ)の「クリーニングパックプラン」を活用すれば、衣替えや日常の衣類整理が格段にラクになります。
“宅配型トランクルーム”のminikura(ミニクラ)は、家の外に「箱単位でモノをしまうことができる収納スペースを持つ」ようなイメージで、気軽に利用することが可能です。とくに今回紹介した「クリーニングパックプラン」は、衣類の整理・保管につきまとう「収納スペースの確保」「適切な保管環境の維持」「クリーニング」などの問題を一挙に解決できる優れもの。「クリーニングに出すのが面倒」「コートなど、カサのある季節アイテムの長期保管に困っている」といった方は、ぜひ一度お試しいただきたいプランです。
なお、今回のレポートで触れた返送までの期間、クリーニング完了までの期間といったさまざまな所要日数は、あくまで一例。保管倉庫の混雑状況や申し込み時期により、またお住まいの地域により、さらに日数がかかる可能性があることは、ぜひお含み置きください。(ちなみに記者は、東京23区内在住です)。
あなたもminikura(ミニクラ)の「クリーニングパックプラン」を有効活用して、衣類を管理するストレスから解放されてみてはいかがでしょうか?