モノで溢れかえったクローゼットの整理を決意し、冬物の衣類やアウトドア用品を実際に「minikura HAKO」に預けてみた担当ライター。「入庫完了」の通知が届いたのでマイページを開いたところ、箱の中身を自分なりに把握できるようになる便利な機能を見つけてしまいました。
今回は「minikura HAKO」を上手に使いこなすためのヒントを紹介しましょう。
目次
入庫完了の通知が届いたので、マイページを確認
先日掲載された『「収納スペースが限界」のライター、冬物衣類とアウトドア用具をminikura HAKOに預けてみた』でもお伝えしたように、カオス状態だった仕事部屋のクローゼットの整理を決意したワタクシ。
コートやダウンジャケットといった冬物衣類、寝袋やザック(登山用リュックサック)といったアウトドア用品を「minikura HAKO」に預けてみたわけですが、おかげさまでクローゼットはだいぶスッキリしました。クローゼット上部の棚に並んだカバンやリュックも数が整理されたことで取り出しやすくなり、トビラを開けるたびにニヤニヤしてしまいます。
いや~、預けてよかった。
集荷の翌日には「入庫が完了いたしました」という通知がメールで届き(同内容の通知はminikuraのマイページにある「メッセージ」欄にも表示されます)、無事に保管施設に収められたことを確認。これで一安心です。
念のため、預けた箱をマイページ上でも確認してみましょう。
スマートフォンでマイページを開くと、TOP画面に「ボックス確認」というボタンが表示されます(パソコンのブラウザで開いた場合は、画面左のメニューツリーから「ボックスリスト」を選択)。
このボタンをタップすると、預けているボックスが一覧表示されます。
こんな感じ。
うんうん、「HAKOレギュラー」と「HAKOラージ」の2箱、ちゃんと「お預かり中」になっていますね。預け入れ時、専用ボックスのバーコードシールに記載されている固有の整理番号(ボックスID)を確認し、中身がわかりやすいように名前(今回は「N冬物コート」「寝袋・ザック」)を付けましたが、それもちゃんと表示されています。
ちなみに、箱に貼られているシールはこれです。
ボックス単位の画面を開いてみたら「備考」欄が出てきた
ボックス一覧の画面で「HAKOラージ(寝袋・ザック)」の箱を選択すると、ボックスごとの情報が表示されます。この画面です。
ん?「情報を編集する」ボタンが表示されていますよ。どんな編集ができるのでしょうか。押してみましょう。
おっ! 荷物を預け入れる際には表示されなかった「備考」欄が出現しました。ここに任意のメモを記入できるようです。
『「収納スペースが限界」のライター、冬物衣類とアウトドア用具をminikura HAKOに預けてみた』の後編にも書きましたが、「どの箱に、何を入れたのか」を後で確認しやすいよう、ボックスIDごとにできるだけ中身がわかりやすい名前を付けるのがベター。さらにボックスIDと合わせて、中身についてもメモ書きもしくは品物の写真を残しておくと、後々混乱が少ないだろう……そうアドバイスしました。
この中身メモを「備考」欄に入力してしまえばいいじゃないですか!
残しておいたメモを参照しながら、「HAKOラージ」で預けた品物の情報を入力。これで箱に何を収めたのか、格段にわかりやすくなりましたね。
「備考」欄を活用すれば、minikura HAKOの使い勝手は格段に向上
「備考」欄への入力を完了させたところで、ボックス単位の画面に戻ります。
ほぉぉぉ、これはわかりやすいですね。箱に収めた品物が何か、より具体的に調べられるようになりました。
撮影ありの「minikura MONO」で荷物を預けた場合、箱に収めた品物はすべて写真撮影され、1点ずつマイページで確認することができます。これは、とても便利な機能です。
一方「minikura HAKO」は写真撮影がない分、預けた品物を1アイテムずつ管理するには機能的にもの足りない……という側面があるのも事実です。
とはいえ、今回紹介した「備考」欄を上手く活用すれば、簡単に箱の中身を把握することができるようになります。別に写真がなくても、中身のメモが書き添えてあれば「どの箱にしまったのか、わからない」と後で困ることもないでしょう。そのためにも、ボックスIDと合わせて収納物のメモ書きを、預け入れの前にぜひ残しておきたいところです。
撮影ありでアイテム一点単位の取り出しにも対応している「minikura MONO」と比べて、撮影なしで箱単位での取り出ししかできない「minikura HAKO」は不便なのではないか、と考えている人も少なくないと思います。
しかし「備考」欄を上手に活用することで、「minikura HAKO」の使い勝手は格段に向上します。「預けてみた」編にも書いたように、預ける品物の種類や使用頻度などが条件にマッチすれば、「minikura HAKO」でも何の問題なく荷物を預けたり、取り出したりできるでしょう。「minikura MONO」と比べて料金も安価に設定されているので、お得感もあります。
気軽に荷物を預けて、家の収納スペースをスッキリと整理し、日常の暮らしに余白を持ちたい……そうした願いを叶える手段として、「minikura HAKO」は大変おすすめです。シンプルながらも、必要十分な機能が備わっていることは、使ってみるとよくわかります。
スッキリと片付いたクローゼットに、ゴルフバッグとギターケースを収納
余談ながら、ゴチャゴチャになっていたクローゼットがスッキリと片付いた結果、どうなったのかについても、少し触れておきましょう。
なんと、部屋に出しっぱなしになっていた、ゴルフバッグとギターケースをクローゼットに収めることができました!
自分の持ちモノのなかでも屈指のデカさを誇っているアイテムだけに、正直、部屋に出しっぱなしになっていると目障りで仕方ありませんでした。できるだけ視界に入らない部屋の角に押しやり、存在そのものを認識しないよう、なかば自己暗示をかけるようにしてお茶を濁してきたのですが、邪魔なモノは邪魔。
どんなに愛着を抱いているアイテムだろうと、使わないときに存在感を無駄に放たれていると、やはりイラッときます。なにより場所ふさぎなので、頑張って部屋を片付けてもゴールに辿り着けない感覚というか、いつまで経っても部屋がこざっぱりとしない違和感がありました。
「minikura HAKO」で荷物を預けて、つくづくよかったと感じています。QOL(クオリティ・オブ・ライフ)、爆上がりです。
※文中・画像の価格は2022年7月時点のものです。最新の価格はminikuraウェブサイトにてご確認ください。