ガジェット好きで、アウトドア用具なども多数所有している担当ライター。仕事部屋にあるクローゼットのスペースがついに限界を迎え、整理を余儀なくされました。
そこでライターが注目したのが“宅配型トランクルーム”のminikura(ミニクラ)が提供しているボックス保管プラン「minikura HAKO」。実際に「minikura HAKO」に荷物を預けてみた模様を前後編の2回にわたってお届けしましょう。
クローゼットが破裂寸前!? …とにかくモノを減量したい!
パソコンやタブレット、イヤホン、カメラ、ゲーム機など、デジタルガジェットが大好き。ノートパソコンの持ち運びに便利なリュックサックや登山用のザック(大きなリュックサック)をはじめ、カバン類も複数所有。寝袋や野外用コンロといったアウトドア用品も各種取り揃えているなど、とにかく持ちモノが多い私。しかも、モノがなかなか捨てられず、整理も苦手とあって、クローゼットは上から下まで、常にパンパンの状態でした。
それでも、ちょっとした隙間にパズルのピーズを押し込むようにして、なんとかモノをしまい込んでいたのですが、ここ半年くらいでさすがに限界を迎え、ついに室内の床にもモノが積み上がるようになってしまったのです。これはマズイ状況。
そこで意を決し、1年以上袖を通していなかったコート類を数枚処分したのですが、正直、焼け石に水です。ここは大幅にモノを減らす必要がある──そう覚悟を決めたものの、やはり捨てることには抵抗があるんですよね……。
なにかうまい整理方法はないだろうかと、改めてクローゼットの中身を精査すると、アウトドア関連のアイテムや冬物のコート、ジャケットなど「特定のタイミングだけしか使わないアイテム」にかなりのスペースが取られていることに気づきました。
見上げてみれば、クローゼット上部の棚にはリュックサックやカバンの山が。無造作に詰め込まれ、いまにも崩れ落ちてきそうな様相です。
アウトドアアクティビティが好きといっても、毎週末のように出かける“ガチ勢”ではないため、まあ年に数回程度の使用頻度。しかも、急に思いって出かけることはなく、少なくとも10日以上前から予定していることばかり。
冬物の防寒衣類は言うまでもなく、晩秋から早春にかけてしか使いません。それ以外の時期は、ずーーーっとクローゼットに放置されているだけ。加えて、厚みや大きさもあるモノですから、場所も取ります。
概況を整理してみると……
・モノはできるだけ捨てたくない。でも、収納に余白はほしい。
・特定のタイミング、特定の季節だけしか使わないアイテムも目立つ。
・放置されているアイテムは「いま、この場で即、使いたい」「今日、手元にないと本気で困る」など、緊急的に用いることがほぼない。
・しかもそれらのアイテムは、収納内でスペースを取るモノが多い。
……といった感じでしょうか。これはもう「minikura(ミニクラ)待ったナシ」という状況であることが、よくわかりました。
マイページからminikura HAKOの専用ボックスを取り寄せる
以前、膨大な蔵書の一部を「minikura Library」に預けて、すっかりminikura(ミニクラ)の使い勝手のよさに魅了されてしまったこともあり、今回も「あれこれ悩まず、まずはminikura(ミニクラ)に預けてしまおう!」と即断できたのですが、どのプランで預けるかについては、少し逡巡しました。
預けた品物が一点ずつ写真で確認できて、アイテムひとつからでも取り出し可能な「minikura MONO」は、たしかに便利です。ただ、預けてしまいたいモノは、上に列記したように「使うとしたら、一度に全部まとめて取り出せればOK」なアイテムばかり。箱にひとまとめにして収納しておけば問題なく、わざわざ写真で確認するまでもありません。
そこで選択したのが、撮影なしのボックス保管プラン「minikura HAKO」です。1アイテム単位での取り出しには未対応ですが、今回預けるモノであれば特段困らないでしょう。費用も、minikuraの各種プランのなかでもっともリーズナブルなのがうれしい。
さっそく、専用ボックスを取り寄せましょう。スマートフォンでminikura(ミニクラ)のマイページを開き、申し込みを行います。
マイページのメニュー欄から「サービスの申し込み」を選択し、画面の案内に従って「ボックスを取り寄せる」→「プラン選択」→「確認」→「完了」と手続きを進めていきます。
預けるアイテムの数やサイズを踏まえて、今回は「minikura HAKOラージ」1箱と「minikura HAKOレギュラー」1箱を取り寄せることにしました。
配達日や時間帯は、任意に指定可能。場所や申し込み時間にもよりますが、最短で翌日には指定場所まで専用ボックスが届けられます。
画面表示に従って入力、選択をしていくだけで、簡単に申し込みは完了です。登録や配送料など、初期費用はかかりません。
さあ、指定していた日時に、専用ボックスが到着しました! 「HAKOラージ」、さすがに大きいですね。なお、同梱されている宅急便の伝票は、預け入れの際、コンビニに持ち込んで発送したい場合に使います。ご自宅等への集荷を依頼する場合、伝票の記入は必要ありません。どちらも費用はかかりません。
専用ボックスにも注意書きが記載されていますが、1箱あたり「HAKOラージ」は25kgまで、「HAKOレギュラー」は20kgまでに重量を収める必要があります。
専用ボックスのサイズ感を比較するため、「HAKOラージ」の箱なかに「HAKOレギュラー」の箱を入れてみました。「ラージはレギュラーの約2倍の容量がある」というのも納得です。
minikura HAKO レギュラーに冬物衣類を収納してみる
では、ダウンジャケットやコートといった冬物衣類を「HAKOレギュラー」にしまっていきましょう。クローゼットのなかで無駄に存在感を放っていた厚手の衣類を、無造作に箱の上に出してみましたが、はたして全部収まるのでしょうか。
まず1枚目、ダウンジャケットです。
2枚目、フード付きのアウトドアアクティビティ用コートを入れます。
3枚目、ダッフルコートです。まだまだ入りますね。
4枚目、ちょっとフォーマルなキルティングジャケットを収めます。そろそろいっぱいになってきましたね。入っても、あと1枚くらいでしょうか。
5枚目、ダウンジャケットを収納。預けたいと思っていたコート類をすべて収めることができました。上から押し込めばもう1枚くらい、薄手の上着やパーカーなどが入りそうですが、あまりギュウ詰めにしても衣類が傷む可能性があるため、このくらいにしておきましょう。
続いて、重量の計測です。箱を持って家庭用の体重計に乗り、事前にはかっておいた自分の体重を引くと、箱の重量がわかります。結果は……4.7kg。なにも問題なく、制限重量内です。いい感じでカサのある衣類が収まりましたね。
この調子で、次は「HAKOラージ」の専用ボックスにアウトドア用品を入れていきます(後編につづく)。
※文中・画像の価格は2022年7月時点のものです。最新の価格はminikuraウェブサイトにてご確認ください。