雑誌を綺麗な状態で維持するには、保管の方法が何より重要です。
「気をつけていたつもりなのに、いつのまにか雑誌がヨレヨレになってしまった」
このようにに大切な雑誌がダメージを受けた経験はありませんか?
今回は、目的別に雑誌の保管方法と保管する上での注意点、5つの収納方法、好きなページだけを残す方法をお伝えします。
記事の最後には、大切な雑誌をいい状態で預けられる便利なサービスもご紹介。雑誌の保管が上手にできずに困っている方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
【目的別】雑誌に向いている保管方法
目的によって、どのような形で雑誌を保管すれば良いのかは異なります。
- 好きなページだけ残したい場合
- 何度も読み返したい場合
- コレクションしたい場合
これら3つの目的に分けて、雑誌を保管する上でのコツをご説明します。
自分の好きなページを手元に残したい場合
まず一つ目は、趣味や好きな有名人などのページだけを残して雑誌を保管するケースです。例えば、趣味のガーデニングやアウトドア、応援しているアーティストや推しのグループなどに関連する雑誌が挙げられます。
雑誌の一部だけを保存したい場合、ファイリングしたり切り抜きしたりして、手軽に読み返せる形で保管するのがベストです。
今後も読み返したい場合
2つ目は、読めば読むほど、自分のためになる有益な情報が載っている雑誌を保管する場合です。
仕事に関する内容や興味がある分野が書かれている雑誌は、何度も読み返す可能性があります。このような雑誌は、綺麗な状態で、長期間にわたって保管するのが理想です。
コレクションとして集めたい
シリーズで刊行される雑誌や定期刊行誌などをコレクションしたいケースは、雑誌をおしゃれに飾るか、綺麗な状態でまとめて保管するのがおすすめです。
また、綺麗に保存された雑誌は、将来的に価値が上がる可能性もあるため、何年も収納できる保存場所を確保することも大切です。
雑誌の保管方法で気をつけたいポイント
雑誌を綺麗に保ちたい場合は、保管方法に気をつけなければなりません。
特に、保管する上での注意点は、以下の3つです。
・紫外線
・温度や湿度
・虫
それぞれの対策方法もご紹介します。
紫外線によるダメージ
日光や蛍光灯の光は、雑誌にダメージを与えます。なぜなら、紫外線により紙が乾燥し劣化してしまうからです。そのため、室内であっても窓際や日がよく当たる場所は避け、日陰で雑誌を保管することが大事。他には、遮光カーテンを利用したり、雑誌にUVカットできるフィルムをつけたりすることで紫外線対策ができます。
湿度や温度の影響
紙には水分が含まれているため、雑誌は温度や湿度の変化に敏感です。湿度が高すぎると、カビが発生しやすくなり紙の寿命も短くなりやすいと言われています。
雑誌から守るための最適な湿気対策は、風通しのいい場所に保管すること。また、保管するボックスなどに除湿剤や除湿シートを入れるのも有効です。
虫による被害
雑誌や本には、ホコリやカビを餌にする虫が集まることがあります。本につきやすい虫は、チャタテムシ、シミ、シバンムシです。これらの虫は、雑誌を劣化させるだけでなく、アレルゲンを発生させる可能性もあるため、雑誌を保管する上で虫対策は欠かせません。
虫の大好物は、高温多湿な環境です。湿気や温度が高くなりにくい場所に保管し、定期的に本の状態を確認して虫干ししたり、虫除けのハーブやアロマを使ったりして虫対策を行いましょう。
取り入れやすい雑誌の保管方法
雑誌を綺麗に保管する方法は主に4つあります。
1.ボックスにまとめる
2.マガジンラックに飾る
3.カバーやケースに入れる
4.切り抜きする
どの保存方法も、難しい収納術はいりません。暮らしの中で取り入れやすいやり方を選んでみてください。
ボックスにまとめる
一番手軽なのは、雑誌をまとめてファイルボックスや収納ケースに保管する方法です。容量が多く入るボックスもあり、雑誌からパンフレット、書類、単行本まであらゆるサイズのモノを収納できます。また、半透明のボックスに保管すれば、中身が見えやすく取り出しやすさもアップ。
収納ボックス以外にも、ワイヤー式のバスケットに雑誌を立てた状態で収納すると、おしゃれに飾ることができます。
マガジンラックに飾る
インテリアとして雑誌を飾りたい方には、マガジンラックをおすすめします。マガジンラックのメリットは、好きなときに読める取り出しやすさです。
マガジンラックにはさまざまなスタイルがあり、定番のスタンド式やキャスター付き、壁掛け式などの豊富な種類が販売されています。マガジンラックを取り入れる場合は、部屋の雰囲気や雑誌の量に合わせて、自分に合った商品を選ぶようにしましょう。
また、雑誌以外にもたくさんの本を持っている方には、タワータイプと呼ばれるカラーボックスの本棚に収納しながら飾る方法もおすすめです。DIYが好きな方は、自分好みのマガジンラックを作るのもいいですね。
カバーやケースに入れる
より綺麗な状態を維持したい場合は、雑誌ごともしくは数冊ずつカバーやケースに入れて保管する方法が有効です。この収納方法であれば、ホコリが入りにくく、汚れから雑誌を守ることができます。 さらに、ハードタイプのケースは、雑誌の変形も防ぐことができて便利です。
切り抜きする
雑誌の一部だけを残したいなら、切り抜きしてスクラップブックにしたり、ファイリングしたりする方法が適しています。本体が残らないため、収納スペースも少なく済み、かさばりません。
大量に収納ポケットがあるクリアファイルであれば、いくつかの好きな雑誌をまとめて保管できます。ただし、切り抜きするためには、時間や手間がかかるのがデメリットです。
トランクルームを利用する
収納に困っている方におすすめなのは、雑誌をトランクルームに預ける方法です。トランクルームとは、保管場所として使える倉庫のこと。最近は段ボールに詰めて預けられる宅配型トランクルームが増えており、本の保管に特化したサービスを提供している会社もあります。
大切な雑誌をトランクルームに預けることで、部屋に保管スペースをわざわざ作る必要がなくなり、モノの整理も簡単にできるのがメリットです。
さらに、多くのトランクルームでは空調管理が行われているため、高温多湿を避けられ、雑誌を綺麗な状態で保管できます。
雑誌から好きなページだけ取る方法
好きなページを切り取るのは、ハサミなどでカットすることもできますが、雑誌を丸ごと解体する人も多くいます。これは、残したいページのみを綺麗にファイリングするためです。
次は、中綴じタイプと無線綴じタイプの雑誌、それぞれの解体方法についてご説明します。
中綴じタイプの雑誌の場合
中綴じタイプとは、ページの真ん中が針金でまとめられている雑誌を指します。
■中綴じタイプの雑誌の解体方法
まず、ホチキスリムーバーを使ってホチキス針を外します。ホチキス針が外れると、 雑誌がバラバラになります。あとは、必要なページを取り出して、ファイリングすれば完成です。
無線綴じタイプの雑誌の場合
無線綴じタイプは、女性誌に多く、背の部分がノリで留められている雑誌です。
次にご紹介する方法なら、カッター不要で解体できます。
■無線綴じタイプの解体方法
ドライヤーやアイロンを使って、雑誌の背表紙を温めます。するとノリが溶けて、簡単に雑誌を解体できます。
※アイロンを使うときは、紙に直接当てず、布の上から温めるようにしましょう。
上記以外に、電子レンジを使って雑誌を温めることもできますが、表紙のヨレにつながる可能性があるため、気をつけてください。
雑誌を綺麗に保ちたいなら、minikuraに預けてみよう
今回の記事では、目的別の雑誌の保管方法から簡単な収納術、保管する上での注意点、雑誌の解体方法まで、まとめてお伝えしました。
雑誌を保管するためには、日々の管理が欠かせません。湿気に紫外線、虫など、気をつけることがたくさんあり、家事の負担にもなります。
最近はデジタルで雑誌を読めるアプリもありますが、やはり紙の本が好きという方には、宅配型トランクルームのminikura(ミニクラ)がおすすめです。
minikura(ミニクラ)なら、家から出ることなく簡単に預け入れることができ、スマホやPCでアイテム管理や取り出しをいつでも簡単に行うことも可能です。
minikura(ミニクラ)の倉庫では空調管理が365日24時間体制で行われ、雑誌を綺麗な状態で保管できます。また、頑丈な箱を使用した「ライブラリーBOX」という本や雑誌に特化したプランもあり、大切な雑誌を保管するのに最適です。預けた本や雑誌は、必要になった時に1冊から取り出すこともできるので、とっても便利。湿気や温度に気遣う必要もないので、雑誌をしっかり保管したい人におすすめです。
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ご自宅で雑誌を上手に管理する自信がない方は、箱に詰めるだけで預けられる、minikura(ミニクラ)を使ってみてくださいね。
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