近年、各種メディアやSNSなどで当たり前のように用いられている「推し活」という言葉。簡単に説明してしまうと「アニメやマンガのキャラクター、アイドル、アーティストなど、愛好する存在(いわゆる『推し』)を熱烈に応援する活動」のことを指します。

テレビ番組やラジオ、ネット動画、ブルーレイディスクやDVDといったコンテンツを楽しむのはもちろん、ライブやイベントに参加したり、同好の士とSNSで繋がって情報交換したり、周囲の人々に魅力を伝えて仲間を増やしたりと、推し活の内容は多岐にわたります。推しのことを思うだけで、仕事や学業に意欲的に取り組めたり、癒やしや励ましを得られたり、何気ない日常のなかでワクワク感を味わえたり……と、毎日がより彩りのあるものになっていくのも推し活の醍醐味。その世界にハマった人にとっては、単なる趣味や道楽の範囲にとどまらない、豊かな人生を送っていくための大切な営みといっても過言ではないかもしれません。

そんな推し活を通じて、気が付くと大量にたまっていくのが、さまざまなグッズです。日々の生活で推しの存在を身近に感じたり、ライブやイベントの際に身に付けたりなど、いろいろな活用方法がある推し活グッズですが、整理や収納に関するちょっとしたテクニックがないと、ただ収集するだけになってしまいがちなアイテムでもあります。せっかくのグッズも、ダンボール箱や紙袋にストックしているだけではもったいないですよね。

そこで今回は、部屋のなかで“見せる”ことにフォーカスしながら、推し活グッズを効果的に収納していくための方策──とくに100円均一ショップ(100均)で入手できる整理アイテムを利用して、手軽に、コスパよく整理する方法を紹介していこうと思います!

目次

  1. グッズを“見せる”ための収納方法
    1. コースターや小さなアクスタ、チェキの収納方法
    2. 銀テープや丈の長いグッズの収納方法
    3. 缶バッジやキーホルダーの収納方法
    4. 特に目立たせたいグッズの収納方法
  2. A4クリアポケット、クリアファイルを活用したグッズ収納
    1. 雑誌の切り抜きやリーフレット、フライヤーの収納方法
    2. 写真やブロマイド、ハガキの収納方法
    3. 大きめのアクスタや缶バッジの収納方法
  3. 収納ボックスを用いたグッズの整理法
    1. ペンライトの収納方法
    2. うちわの収納方法
  4. 推し活グッズが部屋に収まらないときは、minikuraの利用も視野に

グッズを“見せる”ための収納方法

推し活を通じて入手したグッズ類は、ただしまいこんでおくのではなく、目に見える場所に並べてみたくなるもの。日常の生活空間に大好きな存在が溢れている状態は、推し活をする人間にとって理想的な環境といるでしょう。

とはいえ、テレビ台や本棚、収納ボックスなど家具の空きスペースにグッズをそのまま並べていくだけでは、すぐに余白がなくなってしまいますし、整理や掃除も大変です。そこで必要になってくるのが、美しく整えられた形で効率よくグッズをディスプレイするための器具。100均には、そうした器具が数多く取り揃えられています。

ここからは、グッズの種類ごとに“見せる”ことを意識した収納アイテムについて触れていきましょう。

コースターや小さなアクスタ、チェキの収納方法

コースターやアクスタ(アクリルスタンド)、写真やカードなど、グッズの種類や大きさに応じたディスプレイケースを利用すれば、陳列は簡単。ホコリや汚れも気になりません。

小さなフィギュアや長さのあるアクスタを飾りたいときは、下にあるようなケースを利用するとよいでしょう。

銀テープや丈の長いグッズの収納方法

コンサート会場などの演出で客席に発射される銀テープ(銀テ)は、公演ごとに文字や模様、イラストが違っていたり、色違いで複数の種類が存在したりと、ファンにとっては気になるアイテム。100均には、銀テープの保管や陳列に適した専用ケースが用意されています。そのままでは丸まってしまったり、よじれてしまったりする銀テを板状にしてキレイに飾ることができるので、とても便利。他にも、銀テをストラップ状のケースに入れてキーホルダーにすることができる商品もあります。

また、自宅で保管する際には、仕切りのついた100均のメイクケースがお役立ちです。小さく丸めた状態にして透明なメイクケースに並べていくと、見た目も美しいだけでなく、劣化を抑えることもできるでしょう。

缶バッジやキーホルダーの収納方法

缶バッジやキーホルダーは仕切り付きの透明ケースに収めていくのがオススメ。100均ではさまざまな種類の仕切り付きケースが扱われているので、収めたいアイテムの大きさや、好みの収納方法に応じて選択しましょう。ディスプレイすることに特化したケース(写真の上部にある商品)もあります。重ねることができるケースを選べば、よりコンパクトに収納できます。

特に目立たせたいグッズの収納方法

部屋の空間を最大限に利用してグッズをディスプレイしたいのであれば、壁にぶら下げたり、立てかけたりできるワイヤーネットを活用しましょう。フック付きのカゴ、フック付きのクリップ、マグネットホルダーなど、100均で販売されているアイテムを組み合わせれば、部屋のなかでおしゃれな展示スペースを自作することも可能です。グッズの大きさや形状を気にすることなくディスプレイできるので、ぜひオリジナリティを発揮してみてください。

A4クリアポケット、クリアファイルを活用したグッズ収納

自慢の推し活グッズをすべて部屋に陳列できるなら、これほど幸せなことはないかもしれません。ただ、スペースには限界があります。ディスプレイしておけないグッズは、コンパクトにしまえる方法で保管するしかありません。

ただしまっておくにしても、できるだけキレイな状態で、なおかつ見たいときにはすぐに見られる方法でストックしておきたいもの。そこでオススメしたいのが、A4サイズのクリアポケット、クリアファイルを活用し、バインダーに収めていく方法です。

100均には、多種多様なファイリンググッズがあるので、いくつか紹介していきましょう。

雑誌の切り抜きやリーフレット、フライヤーの収納方法

雑誌や新聞といった紙メディアの切り抜き、リーフレット、フライヤー(ちらし)といった大きめの紙類は、A4ワイドサイズのクリアポケットに収めていきましょう。クリアポケットはタテ入れタイプではなく、横入れタイプを選択するほうが、ポケット内のものが飛び出しにくいのでオススメです。

写真やブロマイド、ハガキの収納方法

写真やブロマイド、ハガキなどは、収納部がタテに2つ並んだクリアポケットに収納しましょう。ポケットにフタが付いたものであれば、中身が飛び出しにくくなります。収めたいもののサイズを事前に確認してから、購入するクリアポケットを選択してください。

なお、指紋や劣化が気になる場合は、透明なOPP袋(ポリプロピレン製の梱包袋)に入れてからクリアポケットに収めておくと、さらに安心です。

大きめのアクスタや缶バッジの収納方法

サイズの大きなアクスタや缶バッジも、写真やブロマイドなどと同様に、2ポケットタイプのA4サイズクリアポケットに収めていくのがオススメ。紙類と比べて厚みがあるので、クリアポケットを挟むバインダーは背幅の大きなものを選ぶようにしてください。

収納ボックスを用いたグッズの整理法

ペンライト(コンサートライト)やうちわといった丈の長いグッズ、サイズの大きなグッズは、数が増えてくると収納に困るもの。そんなときは、100均の収納ボックスにストックしていきましょう。フタ付きの収納ボックスであれば重ね置きもできますよ。

ペンライトの収納方法

ペンライトはヨコ置きで収納してしまうと、数が増えたときに取り出しづらくなります。オススメなのは、タテ置きで収めていく方法。ペンライトの大きさに合わせて、底が深めの収納ボックスを選びましょう。仕切り板の付いたボックスであれば使い勝手もよく、たくさんの本数を効率的に収められます。

また、適当な仕切り板付きのボックスが見つからない際にぜひチャレンジしてみてほしいいのが、ワイヤーネットを使った収納方法。ワイヤーネットの両端を自分で折り曲げて台状にし、ネットのマス目にペンライトを1本ずつ差し込む形で収納していきます。

単純にワイヤーネットを折り曲げるだけならそれほど力を要しませんが、キレイに折り曲げるには少々コツがいります。テーブルやキッチンカウンターなど硬い台の端にワイヤーネットの折りたい場所を合わせて設置し、少しずつ曲げていくようにすると、比較的歪みなく加工することができるでしょう。

うちわの収納方法

大きなうちわを整理整頓したいときは、書類やクリアファイルをしまえるスタンド型のファイルボックスを利用するとよいでしょう。大きくて深めのボックスであれば、横幅のあるうちわでも問題なく収納できます。

うちわの劣化が心配であれば、クリアファイルに挟んでからボックスに収めてもいいかもしれません。100均によっては、推し活うちわ専用のカバーが販売されていたりするので、それを利用する方法もあります。

推し活グッズが部屋に収まらないときは、minikuraの利用も視野に

ここまで100均で入手できるアイテムを利用した、推し活グッズの賢い収納方法について説明してきました。が、室内空間に限りがある以上、グッズを無限に増やし、すべてを手元に置いておくことはできません。家に収まりきらなくなったグッズは処分するなり、譲渡するなりして減量する必要があります。しかし、推しに関わるモノとなると、そう簡単には割り切れません。「手放す決断を下すなんて不可能」「思い入れがあるモノを捨てることなんてできない」などと日々悶々としながら、増え続ける推し活グッズに埋もれていくことになっても、なんら不思議ではないでしょう。

そこで提案したいのが、家の外に収納スペースを確保する方法。“宅配型トランクルーム”のminikura(ミニクラ)に、収まり切らなくなった推し活グッズや、差し当たり必要のない生活用品などを預けて、部屋に余白を設けてみてはいかがでしょうか?

minikura(ミニクラ)は、1箱320円(月額)から利用できる外部保管サービス。入会金や会費もかからず、専用ボックスを取り寄せる際の費用も発生しません。また、預け入れ時の配送も無料です。さらに、利用申し込みや集荷、配送といったすべての手続き、手配はスマホやタブレット、パソコンを用いてオンラインで完結します。とにかくお手軽で、ラクチンです。

預けた荷物は、24時間空調管理された、セキュリティ万全の倉庫で保管されるので安心。撮影ありの「monoプラン」で預けておけば、オンラインでアイテムの写真を一点ずつ確認したり、アイテム単位で取り出したりすることもできます。加えて、預け入れた箱もしくはアイテムを取り出したい際には、最短で申し込みの翌日には保管倉庫から発送されるので、スピード感もなかなかのもの。

暮らしにminikura(ミニクラ)を取り入れて、モノの整理や保管をスマートに進めていく──あなたの推し活をより充実したものにしてくれる、大きなヒントです。

※記事中の画像は公開当時のものを使用しており、ロゴ、ボックス、画面構成などが現在のものとは異なる場合があります。

minikuraとは

誰でも簡単に収納場所を増やせる宅配型トランクルームです。

  • 手軽に使える

    1箱320円/月~利用しやすい料金。お申し込みからお預け入れまで自宅で完結。

  • 預けた後も便利

    必要になった時の取出しやクリーニングもスマホやPCで楽々お申し込み。

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    美術品、ワイン保管で培った保管品質をご提供。

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ボックス単位で管理可能。
季節によって使わないもの、大事にとっておきたいものをたくさん詰めてください。20kgまでなら点数制限はありません。

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入庫月から3ヶ月に満たないボックスのお取り出しは、通常の取り出し料金に加えて「早期取り出し料金」が発生します。
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入庫月から3ヶ月に満たないボックスのお取り出しは、通常の取り出し料金に加えて「早期取り出し料金」が発生します。
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