豊かで快適なシンプルライフを送る「ミニマリスト」 。モノにあふれる時代だからこそ、本当に必要なモノだけを残す。
そんな無駄のない暮らしを見て「ミニマリストになりたい」と憧れるものの、時間がなくて後回しにしてしまう方も多いと思います。
しかし、どんなに忙しい人でもやり方さえ工夫すれば、少ない時間で整理整頓ができ理想の部屋が手に入ります。
本記事では、ゆるくマイペースにミニマルな暮らしを実践する筆者が、ミニマリストになりたい人向けに整理整頓のコツや収納法をご紹介します。
目次
「ミニマリスト」の基本的な考え方
「ミニマリスト」とは、一般的に必要最低限のモノだけで暮らす人のことです。ミニマリストの対である「マキシマリスト」は、たくさんのお気に入りのモノに囲まれて暮らすライフスタイルを送る人たちを意味します。
ミニマリストの目的は、不要なモノを取り除くことで自由な時間を生み出し、本当に人生にとって大切なことに集中することです。
ただ、ミニマリストといっても、最低限のモノだけで暮らして他は全て捨てるとか新しいモノを全く買わないなど、極端な生活をする人だけではありません。
ミニマリストの形は人それぞれですが、本当のミニマリストはシンプルに暮らし豊かな人生を目指す人たちです。
そのため、これからミニマリストになりたい場合は、「自分がどんな暮らしをしたいか」を明確にすると、理想のミニマルライフを実現しやすくなります。
ここで、ぜひ理想の暮らしを書いてみましょう。
- 家族との時間を大切にしたい
- 仕事とプライベートのバランスをとりたい
- 好きなことや趣味をする時間を確保したい
- もっと旅行に出かけたい
理想の暮らしが描けたら、あとは少しずつ行動するだけです。
次は、必要なモノだけでシンプルな生活をするミニマリストになりたい人のために、整理整頓のコツをお伝えします。
ミニマリストになりたい人が知りたい整理整頓のコツ
整理整頓はミニマリストになるために欠かせないステップです。
しかし、思ったよりも難しくてモノの整理を諦めてしまう人も多いと思います。
そこで整理整頓が苦手な方にとっておきのコツをお伝えします。
- 少しずつ整理整頓する
- 身近にあるモノから捨てる
- すべてのモノを出す
- 迷ったら一時保管する
順番に解説します。
整理整頓は少しずつ進める
ミニマリストになるためには、整理整頓が不可欠ですが、なかなか進まない人も多いと思います。整理整頓がうまくいかない代表的なパターンは、一気に完結させようとすることです。
家中のモノを捨てるか捨てないかを決めて整理するのは、1日2日でできることではありません。
頭も体も想像以上に消耗します。だからこそ「今日は書類を整理しよう」「休みの日に不要な冬服を見直そう」というように、少しずつ行うことが大切です。また、生活をしながら「これは必要かな?」と見直しながら、徐々に整理整頓してもOK。
頑張りすぎて燃え尽きないためにも、整理整頓を焦らず「少しずつ」を意識してみてくださいね。
身近にある不要品から捨てる
整理を始める順番も意外と大切です。
ポイントは、普段から身近にあり、よく見かける不要なモノから処分すること。
普段は開けることのない収納ケースやクローゼットの奥など、わざわざモノを取り出すとなると、面倒だからです。
ここで、身の回りにある不要品の一例を挙げてみましょう。
- ずっと着ていない洋服
- ヨレヨレになった靴下や下着
- リビングになんとなく飾っている置物やぬいぐるみ
- あまり使わない食器やキッチン用品
- 壊れかけの家電
不要品の基準は、長期間使っていないモノや、機能面に問題があるモノ、目にするたびに「捨てないと」と感じるモノです。
今日からぜひ、お部屋の中を見渡してみて不要品を探してみてください。
収納しているモノを一度全て出す
できるだけ効率的に整理整頓したい場合は、まず収納しているモノを全て出すことが重要です。なぜかというと、モノを1つずつ取り出すのは手間がかかる上に、気づけば思い出に浸ってしまい悩みやすいからです。
しかし、床にモノをいっせいに並べると、モノの多さを把握でき、冷静に必要なモノと不要なモノをスムーズに分けやすくなります。
具体的には、以下のように3ステップで整理整頓を行います。
- 「捨てるモノ」と「残すモノ」に分ける。
- 捨てるモノは処分しやすいように不要品をダンボールなどにまとめる。
- ゴミに出すモノ、リサイクルするモノ、売るモノに分ける。
大量のモノがある場合は、「部屋単位」や「モノ単位」など、なるべく小さなカテゴリーに分けて行いましょう。
不要品かどうか迷ったモノは一定期間保管する
思い出があるモノや奮発して買ったアイテムなど、誰にでもなかなか手放せない持ち物があると思います。
そんなときはまず、「自分の生活に大切かどうか」を考えてみましょう。
そこで、捨てるかどうかを迷ったときは、以下の手順を試してみてください。
- 紙に捨てるか迷うモノを書き出す。
- 「理想の生活に必要なモノか」を自分に質問する。
- 不要なモノは「捨てるリスト」、迷うモノは「一時保管リスト」に分ける。
- 「一時保管リスト」に期限を設定する。
迷うのは仕方ないことですが、長期間に渡って放置すれば、タンスの肥やしになるだけです。 「もったいない」という気持ちは捨てるだけでも、ミニマリストに一歩近づけます。
また、あらかじめリマインダーを設定して、期限日までに捨てるかどうかを決めるようにしましょう。
ミニマリストになりたい人に試してほしい収納法
ここまで読んで、「収納はどうしたらいい?」と疑問に思われている方のためにミニマリスト的な収納法をご紹介します。
といっても特別なことはなく、非常に簡単です。
- 収納スペースを埋め尽くさない
- 収まらないモノは買わない
- トランクルームに預ける
収納のポイントをお伝えします。
収納スペースを全て埋めない
収納スペースをモノで埋めずに、ゆとりを持たせましょう。なぜなら、収納スペースの大きさに甘えてしまうと、「まだ大丈夫」などとたくさん詰め込んでしまい、物が多くなりやすいからです。
さらに、「収納スペースは8割だけ使う」という意識を持つと無駄遣いすることも少なくなります。
部屋に余裕が生まれれば、心にも余裕が生まれます。それにより、ストレスによる衝動買いも減り、お金も節約できてメリットだらけです。
既存のチェストなどに収まらないモノは買わない
「どうしても物欲が止まらない!」
そんなときは、今あるチェストやクローゼット、本棚などに収まるかどうかを確かめましょう。
買い物が好きな方は、買う前に収納スペースの空き状況をチェックして、収まらないモノは買わないようにします。
とはいえ、思わず買ってしまうこともあるでしょう。モノがはみ出す場合の対策も参考にしてください。
- 代わりに捨てられるモノを探す
- 家具の横や下などのデッドスペースを探して収納する
- 収納サービスに預ける
「1イン、1アウト」を心がけて、何かを買ったら何かを捨てるやり方も有効です。
そして、収納グッズの買いすぎにも気をつけましょう。いくらモノを減らしても収納できるモノが多くなると、気がゆるみ不要品が増えやすくなります。
普段は使わないが保管したいモノはトランクルームに預ける
行事や特別なイベントのために必要なモノや年に数回しか使わないモノ、生活に必要ではないけれど思い出があり捨てられないモノはありませんか?
家を占領してしまうけど捨てられないモノは、トランクルームに預けるのがおすすめです。
トランクルームには大きく分けて店舗型と宅配型があります。宅配型トランクルームの場合、箱に入る分だけモノを入れ、預け入れも受け取りも宅配便で行えます。店舗型の場合は、いちいちお店に出向かなければなりませんが、宅配型は自宅で完結できてラクです。
また、不要品かどうか迷ったモノを一時保管したいときにも、トランクルームを活用できます。
一度でも経験がある方は感じていると思いますが、片付けや整理整頓は根気のいる作業です。整理整頓は苦手だけどミニマリストになりたいという方は、気軽にモノを預けられる宅配型トランクルームを活用してみてはいかがでしょうか?
時短でミニマリストになりたい!を叶える裏技
シンプルな暮らしを実践するミニマリストになりたい人のために、整理整頓と収納のコツをお伝えしました。
今までの生活や習慣を変えるわけですから、「ミニマリストになれる自信がない」「整理整頓ができるかわからない」と不安な方もいるでしょう。
そんな方は、まずは宅配型トランクルームの「minikura(ミニクラ) 」に預けて、ミニマリストの暮らしを体験してみてはどうでしょうか?
minikura(ミニクラ) は誰でも箱単位で収納場所を増やせる宅配型トランクルームです。 1箱320円から利用でき、WEB上でアイテム管理や取り出しをいつでも簡単に行うことが可能です。
預ける方法はいたってシンプルで、スマホから申し込み、箱に詰めて宅配便でサッと送るだけで完了です。
実際に、洋服などを預けるためにミニマリストの方も利用しています。筆者の私もゆるミニマリストですが、引越し先のスペースが少なく、minikura(ミニクラ) を愛用中です。
ぜひあなたも便利なサービスを賢く使って、ミニマリストを目指してみてくださいね!