毎日忙しなく過ごしていると、いつのまにか部屋が荒れてしまうことってありますよね。仕事や家事で精一杯で、部屋の片付けまで手が回らないもの。
私はドイツ人パートナーとシンプルライフを実践している30代後半の働き女子です。といっても、いまだに片付けも収納も苦手。
そんな私が定期的に行っているのが「モノの断捨離」です。
本記事では「シンプルライフに憧れるけど、捨て方がわからない」といったお悩みを解決するべく、3ステップで断捨離のやり方をお伝えします。
最後に「どうしても捨てられない」人に向けた秘策もご紹介。今度こそシンプルライフを実現させましょう!
目次
人生が変わる!シンプルライフはメリットがたくさん
シンプルライフのメリットは、部屋が快適になるだけではありません。実際に感じたシンプルライフの効果についてお話しします。
健康的になれる
シンプルライフと健康って関係があるの?と思われたかもしれません。
片付けのプロではありませんが、プロのピラティストレーナーの私が断言します。大いに関係あります!
モノが多いとストレスが溜まり、料理や運動をする気力も起こらず、生活が乱れて甘いものやお酒などの嗜好品に走りたくなってしまいます。
それほど部屋が散らかっているストレスは、健康に悪影響を及ぼします。
モノが少なくなれば、毎日片付けをしなくてもすっきりした状態が続き、自然と健康的なライフスタイルになるのです。
心穏やかに暮らせる
私がよく断捨離をする理由の一つは、「毎日心穏やかに暮らしたい」からです。
会社員だった20代の頃は、朝から常にイライラしていました。今から思えば、部屋にモノがあふれかえっていたからだと思います。
散らかった部屋で目覚め、朝からどんより気分で準備して、慌てて朝食をとって、改札まで猛ダッシュする日々でした。
でも部屋が綺麗な状態なら、1時間もあれば、ゆったりと出勤の準備ができます。そのため、心もすっきりした状態で家事や仕事に取り組めるのですね。
無駄な時間が省ける
モノが多い部屋の最大のデメリットは、モノを探すのに時間がかかること。きれいに整理整頓ができていなければ、「あれ、どこにしまったっけ?」と時間を無駄にしてしまいます。
自慢ではありませんが、私はよくモノをなくします。モノが多いと、余計に探す時間に手間をとられ、同じモノを2度買ってしまった経験もあります。
シンプルな部屋の場合、定位置さえ覚えておけば、探す手間が省け、心にも時間にも余裕が生まれて一石二鳥です。
日々の暮らしが楽しくなる
あなたは今の暮らしが好きですか?もし、「ノー」と答えた方は、断捨離をおすすめします。
自分の生活に満足できないのは、「部屋の居心地が悪いから」だと考えているからです。モノが多くて散らかった状態では、リラックスできないし、家事をする気も起こらないですよね。
反対に、整った家で過ごせば、ちょっとした幸せに気づく感度が高まり、毎日の暮らしが楽しくなります。
自分らしい生き方が見つかる
断捨離は、むやみに捨てることではありません。「自分にとって必要なモノかどうか」を考える作業であり、自分自身の価値観を知ることです。
そして厳選されたモノに囲まれた部屋に住むと、本当に大切なモノが明確になります。
不思議に感じられるかもしれませんが、断捨離でやりたい仕事も見つかります。私自身も断捨離のおかげで、自分が本当にやりたい仕事に出会えました。
さらに自分の好きなことがはっきりして、休日の過ごし方も変わり、プライベートも充実します。シンプルライフは本当にいいこと尽くしです。
3つのステップではじめる断捨離のやり方
ここからは片付けが苦手な方向けに、失敗しないための断捨離の手順をご紹介します。
ステップ1.捨てたいモノをリストアップ
いきなり断捨離をすると、迷って手が止まってしまいます。まずは、断捨離したいモノを書き出しましょう。
ここで一番重要なポイントは、実際に捨てるかどうかは考えず、まずは快適な暮らしの妨げになっているモノを洗い出すことです。
シンプルライフを実現するためには、以下のようなモノは断捨離の対象に当てはまります。
- 生活に必要のないモノ
- 1年以上使っていないモノ
- 心がウキウキしないモノ
- 元恋人からもらったモノ
- 使い心地が悪いモノ
モヤモヤするモノは、とりあえず捨てたいモノリストに入れましょう。
ステップ2.断捨離するモノ・保留するモノに分ける
ステップ1で作った捨てたいモノリストを見て、迷いがないモノは「断捨離するモノ」、迷いが出たモノは「保留するモノ」に振り分けます。
次に、断捨離する方法も考えてみてください。
私の場合、エコの観点からただ捨てるのではなく、
・売る
・リサイクルする
・寄付する
・預ける
などの方法を選ぶことが多いです。
断捨離に迷ったときによかったのは、宅配型トランクルームの「minikura(ミニクラ)」に預けることです。ヤフオク出品サービスもあるので、フリマアプリで売るのがめんどくさい私にはぴったりでした。
ステップ3.片付けの締め切り日を決める
断捨離リストを作ると、片付けした気分になり、いつのまにか断捨離のことさえ忘れてしまうことも。
「いつやってもいい」と思うと怠けてしまうため、片付けには締め切りが必要です。締め切り日を決めれば、あとは断捨離リストを見ながら、捨てたり売ったりするだけです。
断捨離リストのモノが多い人は、1ヶ月くらいの余裕を持って、計画するといいでしょう。
断捨離できないモノはminikuraに預けよう!
断捨離が進まない人は、無理に捨てなくても大丈夫です。
「大切な人からもらったモノ」や「生活に必要はないけど思い出が詰まっているモノ」など、人によって手放せないモノもありますよね。
シンプルライフは、考え方もシンプルが基本。
断捨離したくないモノは、「預ける」ことで解決します。
ステップ2でお話した通り、モノを預けることで楽に片付けができました。
トランクルームが代表的ですが、もっと気軽にモノを預けられるサービスが「minikura(ミニクラ)」です。預け方もシンプルで、専用ボックスにモノを詰めてオンラインで集荷依頼するだけ。
楽に断捨離ができるだけではなく、大切なモノをしっかり管理してくれるため、シンプルライフを目指す人にはイチオシです。
次回の記事では、モノ別の断捨離のやり方をお伝えします。お楽しみに!