「明日、おウチに遊びに行ってもいい?」
「いま、家の近くにいるのだけど、ちょっとお邪魔しても構わないかな?」
友人からそう言われたとき、あなたはどう返事をしますか?
「いいよ!いつでも大歓迎!!」とシンプルに返せるならよいのですが、「え、ちょっと待って」と葛藤する人もいるかもしれません。
「決して来てほしくないわけじゃないけど、部屋が散らかっているし」
「こんなにモノだらけの部屋を見たら、友達は驚くかも」
「まったく片づいていない部屋を見て『ズボラな人』と思われたイヤだな」なんて、アレコレ考えてしまい、迷った末に「ごめん」と返答するしかなかった……というのも寂しいですよね。
友達の急な訪問にも対応できるような住まい、どうすれば実現できるでしょうか。
目次
友達を家に招きたいけど、こんな部屋は見せられない……
外で友達と会い、食事をしたり、ショッピングをしたり、話題のスポットで遊んだりするのは、生活にうるおいや活力を与えてくれる有意義なひとときですが、たまには家で友達とまったりと過ごすのも楽しいもの。食べ物や飲み物を持ち寄って、周囲を気にすることなくお喋りに興じたり、くつろぎながら映画やドラマを一緒に見たりする経験は、おウチで過ごすからこそ味わえる、貴重な余暇時間です。
とはいえ、自分の家がいつでも友達が呼べる状態かどうかは、また別の話。前々から予定されていれば、来客に合わせてどうにか片付けることができるけど、「明日は?」「今日、これからでも大丈夫?」と急遽聞かれたりしたら「さすがに難しいよ~」と答えるしかない人も少なくないでしょう。そもそも掃除が苦手だったり、モノが多すぎて室内にくつろげる空間がほとんどなかったりすると、「ウチに他人を招き入れるなんて、どう考えても無理」「こんな部屋は友達に見せられない」など、端から諦めてしまっている人もいるかもしれません。
友達とおウチ時間をともにする機会はあっても、いつも誰かの家に招かれてばかり。それでは申し訳ないし、「たまには自分の家にも誘ったほうがいいかな」と思うことはあるけど、いまの状態ではやはり家に招待できない……。
そんなモヤモヤを抱えながら友達と過ごすのは、多少なりともストレスを感じてしまうものです。
「友達を気軽に呼べる部屋」のためにできること
では「いつでも気兼ねなく友達を家に呼べる部屋」に少しでも近づくため、なにかできることはないのでしょうか。ポイントを整理していきましょう
1 「私の家、汚いよ」「だいぶ散らかっているから覚悟してね」と宣言してしまう
いきなり変化球から入ってしまうようですが、手っ取り早いのは「友達の期待値をあらかじめ下げておく」という作戦です。どうして友達を家に招き入れるのに躊躇してしまうかといえば、「散らかっている状態を友達に見られるのが恥ずかしい」といったバツの悪さや、「せっかく家に招くなら、『なかなか素敵な暮らしをしているな』『快適そうな部屋だね』と少しでも思ってもらいたい」といった見栄の感情、プライドが影響しているからでしょう。
それらの感情を手放し、「もう、ありのままを見せてもいいや」と腹をくくることができるなら、とくに準備をすることなく友達を招き入れてしまうのも一案です。
あなたの部屋を見て、どう感じるかは人それぞれ。「うわっ、けっこう散らかっているな」と思う人もいるでしょうが、一方で「乱雑な部屋でもまったく気にならない」「生活感があるほうが、むしろ落ち着く」という人も少なからず存在します。また「自分を家に上げるために、どうにか体裁を整えてくれたのかな」「そんなに気を使わなくてもいいのに」と、かえって恐縮してしまう人もいるでしょう。
実は、部屋の汚さを気にしていたのは自分だけ。友達はまったく意に介していなかった、というのもよくある話。「ウチも普段はこんなものだよ」なんて、素直に共感してくれる人もいるはずです。
2 日ごろから、床や椅子にモノを放置しないよう心がける
そうはいっても「友達に少しでもくつろいでほしい」「できるだけ快適な時間を提供したい」などと、おもてなしの精神を抱いてしまうのが人情です。
モノが多かったり、掃除が行き届いていなかったりしても、最低限、玄関やトイレに向かう動線に障害物がなく、居室に座る場所さえ確保できれば、友達を招き入れてもお茶は濁せます。
そこで重要なのはまず、床に余計なモノが置かれていないこと。本や雑誌、ペットボトルやお菓子の空き袋などが乱雑に転がっていたりすると、歩くことすらままなりません。ついついゴミを放置してしまう、という人は部屋のなかにゴミ箱を複数用意しておき、すぐ手の届くところに置いておくようにしましょう。
本や雑誌はラックか本棚に、リモコンはテーブル上のトレーに、充電器やケーブル類はソファ横のボックスに……といった具合に収納場所を定めておくのも有効です。使い終わったら必ず所定の場所に戻すことを心がけてください。
同様に、椅子やソファの上にモノを放置しないことも意識したいところ。ジャケットやコートなどは脱いだらすぐにハンガーにかけ、バッグも棚の上やクローゼット内の取り出しやすい場所など、決まったスペースに置くようにしましょう。
「使い終わったモノ、不要になったモノは絶対に24時間以上放置しない」などとマイルールをつくり、片付けを後回しにしないよう習慣付けするのも効果的です。
3 掃除道具を身近に置いておく
「あ、こんなところにホコリが積もっている」「ソファ周辺の床が思いのほか汚れているな」「テーブルの上に食べこぼしのシミがある」など、汚れを見つけたときにすぐ掃除ができるよう、クリーニング用のアイテムを身近に用意しておきましょう。ハンディモップ、粘着クリーナー、お掃除シートなど、自分にとって使い勝手のよいもので構いません。
大切なのは、思い立った瞬間にサッと手にできること。部屋全体に掃除機をかけたりするのは億劫でも、気になった箇所だけピンポイントで掃除するのは大した手間ではないはずです。
4 モノを一時的に隠しておける空間を確保する
あくまで応急処置的な対処法になりますが、友達に見せたくないモノ、部屋にあると邪魔なモノはとりあえず隠してしまいましょう。部屋が複数あるなら、友達を招き入れる部屋やトイレだけは片付けておき、余計なモノはぜんぶ寝室に放り込んでおく、といった対応も可能です。
ワンルームや1LDKなど、主室以外に部屋がない場合は、押入れやクローゼットに少しでも空間を確保し、そこに隠したいモノを押し込んでしまう方法もあります。「この空間は緊急避難用」と定めておき、家の収納スペースに常に余白を確保しておくことができれば、急な来客でも困らないでしょう。
部屋が散らかる最大の原因は、収納空間の不足
前述した4にも関係することですが、いつも部屋が散らかったままで、友達を気軽に招き入れることができなくなってしまう大きな要因は、収納スペースが確保できないからです。部屋にモノが溢れていると、収納できない品々が生活空間を侵食し、快適性がどんどん損なわれていきます。
とりわけ、床にモノが雑然と放置されている状態は百害あって一利なし。掃除機やモップをかけようとしても、床にあるモノが邪魔をするのでなかなかはかどりません。テーブル、ソファや椅子の上も同様でしょう。どの場所を掃除するにしても、モノは少なければ少ないほど掃除がしやすくなります。
「掃除をするにはモノを片付ける必要がある」→「でも、モノをしまったり、まとめておいたりできる空間がない」→「モノを処分しなきゃいけないかな。でも選別するのは面倒だな」→「もういいや、部屋をきれいにするのは諦めよう……」という悪循環に陥ってしまうと、最悪、自分以外は誰も足を踏み入れることができない部屋になってしまう可能性があります。
収納しきれないモノはminikuraに預けてしまおう
収納空間を確保するには、端的にはモノを減らすしかありません。明らかに不要なモノであれば処分するのも容易ですが、コートや厚手の布団といった季節アイテムや、アウトドア用品、スポーツ用品といった「いつも使うわけではないが、タイミング次第で必要になることがある」アイテムなどは処遇に困るもの。また、大切な本や趣味関連のアイテム、アルバムや記念品といった思い出の品々も、そう簡単には手放せないでしょう。
そこでおすすめしたいのが、minikura(ミニクラ)にそれらのアイテムを預けてしまう方法です。“宅配型トランクルーム”のminikura(ミニクラ)は、1箱320円(月額)から利用できる外部保管サービス。差し当たり使う予定のないモノ、処分するかどうか判断に迷うモノは、ひとまず箱にどんどん詰め込んで、minikura(ミニクラ)に預けてしまいませんか?
minikura(ミニクラ)は、専用ボックスの取り寄せ、集荷、預け入れた荷物の取り出しなど、すべての手続きがオンラインで完結します。スマートフォンやタブレット、パソコンを通じて、思い付いたときにすぐ手配することが可能です。専用ボックスは申し込みから最短で翌日には自宅に届けられますし、集荷も早ければ申し込み当日に完了。スピーディに片付けを進めることができるでしょう。
住まいにまつわる悩みを解消して、生活の質を高める
モノを減らして、家のなかをいつもこざっぱりとした状態に維持できれば、急な来客があっても安心です。気の置けない友人たちを招いて、のんびりと家飲みを楽しむ……なんてことも気軽にできるようになります。
なにより、気兼ねなく友達が呼べる部屋は、あなたにとっても過ごしやすい環境といえるはず。「モノが多すぎる」「なかなか片付かない」「掃除が億劫」など、住まいにまつわる悩みを抱えた状態は、やはり不健康です。生活の拠点となる自宅が快適な環境になれば、日々の暮らしはもっと充実したものになるでしょう。
あなたもminikura(ミニクラ)を活用して、“いつでも気軽に友達が呼べる部屋”を実現してみませんか?