
鮮やかなクリスマスツリーがある、温かいリビング。そんな空間で家族と過ごした時間は、かけがえのない思い出になります。ただ、シーズンが過ぎると、待っているのは後片付けです。かさばるサイズだけに、「最適な保管方法がわからない」という方もいるでしょう。
今回のコラムでは、効率的にクリスマスツリーやオーナメントを収納する方法を解説します。ぜひ参考にして、次に使うときもクリスマスツリーを気持ちよく飾れるように整理していきましょう。
目次
クリスマスツリーを片付ける前の準備と整理のポイント

クリスマスツリーの片付け。面倒に思えますが、ひと手間を加えることで、次に使うときが楽になります。ここでは、クリスマスツリーやリースなどの飾りを片付ける前の準備や、簡単な収納のコツをお伝えします。
ほこりやゴミを落とす
ツリーやクリスマスオーナメントにほこりが残っていると、汚れやカビの原因になり、衛生面が心配です。そのため、後片付け時のお手入れが重要。
手順としては、まず乾いた雑巾やクロス、はたきを使って、ツリー全体のほこりを落とします。作りの細かい部分やクリスマス飾りは、ブラシを使ってほこりをはらうと効果的です。さらに仕上げとして、ブラシ付きノズルがある掃除機でほこりを吸い取れば、よりすっきりします。
汚れが目立つ箇所は、濡れた雑巾やウエットティッシュでやさしく拭き取ります。水気が残らないように、収納前にしっかり乾かしておきましょう。
ツリーを分解してまとめる
大きめのツリーは、スペースを節約するために分解して収納するのが一般的です。枝をまとめることで省スペースになり、次に飾るときも取り出しやすくなります。
枝が取り外せないタイプや広がりやすいタイプは、紐などでまとめるとコンパクトになります。ツリーの種類によっては葉が落ちてしまう商品もあるため、慎重に収納しましょう。
オーナメントや電飾などの小物をまとめる
クリスマスグッズには、小分けの収納ケースを使うと、紐の絡まりや装飾アイテム同士の接触を防ぐことができ、破損防止につながります。特に、壊れやすい電飾は、乾いた布でやさしくほこりを拭き取り、コードをゆるめに巻いて保管します。
小さい雑貨類はなくさないように、収納袋やアクセサリーケースにまとめ、ツリーと一緒に保管するのがベストです。収納場所を複数設けるとどこに何があるか把握しにくくなるため、ツリーやオーナメント、クリスマスリース、電飾は同じ場所にまとめておきましょう。次に飾るときにもすぐ取り出せ、準備がスムーズに進みます。
飾り付けの写真を残しておく
次回使う時の準備として、オーナメントを片付ける前に、飾り付けた時の様子を撮影しておくのもおすすめです。完成形の写真があれば、イメージがつきやすく、次回の飾り付けをサクサクと進められます。
クリスマスツリーを保管するケースの選び方

クリスマスツリーは卓上サイズから180cmを超える大型まで、さまざまなサイズがあります。ここで重要なのは、サイズに合った保管ケースを選ぶことです。
事前にツリーの長さと幅を測り、サイズを把握しておくことで、「ケースが合わなかった」という事態を防げます。また、収納ケースを買う前に、収納可能なサイズと容量をチェックすることも大切です。ここからは、クリスマスツリーの保管に適切なケースの選び方について解説します。
購入時の箱を使う
クリスマスツリーを収納するときは、購入時の収納箱を使うのが一番簡単です。サイズもぴったりで、折りたたみ式でも型崩れしにくく安心です。
ただし、箱が傷んでいる場合は、密閉できる収納ケースやソフトボックスなどに入れ替えましょう。無理に詰め込むと枝やパーツを傷めるおそれがあるため、ゆとりをもって収納することが大切です。
代用品を使う
クリスマスツリー購入時の箱は、潰れやすいのが難点です。おすすめの代用品は、衣装用プラスチックケースやクッション性のある布団用のソフトボックス。ホームセンターや100円ショップなどであれば手頃な価格で購入できます。底板付きの頑丈なケースを選べば、上に荷物を乗せても形が崩れにくく、傷み防止にもつながります。
最近は、クリスマスツリー用の収納バッグや、ポケット付きの収納袋もあります。持ち手やキャスター付きで軽量のタイプは、持ち運びがしやすくて便利。仕切りが付いたオーナメント収納用のバッグも、仕分けができて重宝します。
直方体の布ケースは、大容量収納に向いているほか、クローゼットや押入れの奥行きを活かしてすっきり収納できます。不織布のケースは通気性に優れていますが、ツリーの先端が布を突き破ることがあるため、収納時には注意しましょう。
クリスマスツリーの保管場所

クリスマスツリーの保管場所には、さまざまな選択肢があります。どこに片付けるかによって、注意点も変わってきます。クリスマスツリーを保管するのに向いている保管場所と気をつけることをご紹介します。
クローゼット・押し入れ
クリスマスツリーは使うシーズンが限られているため、頻繁に使用するものの出し入れを妨げない上段や奥に保管するのが理想的です。キャスター付きの台に載せて収納すると、出し入れがスムーズになります。また、空気がこもらないように、収納前にクローゼットの中を整理整頓しておくことも大切です。
納戸・物置
納戸や物置にクリスマスツリーを片付ければ、普段よく使うクローゼットや押し入れのスペースにゆとりが出ます。ただし、屋外型の物置は空調設備がない場合が多く、外気温や湿度の影響を受けやすいので注意が必要です。特に夏場は高温多湿になるので、素材によっては変形してしまうなどのリスクもあります。
室内のデッドスペース
ベッド下に十分な高さや収納スペースがある場合は、その空間を活用してクリスマスツリーの収納ができます。使っていない収納棚や階段下、玄関なども使える可能性があります。高さや幅をチェックした上で、保管場所を決めましょう。
リビングや寝室などに保管する場合は、インテリアを意識した収納がコツです。ナチュラルでシンプルな収納アイテムを使うと、置くだけでおしゃれに収まります。
トランクルーム
自宅の収納スペースが足りない場合は、トランクルームに保管するアイデアもあります。空調や湿度管理が整っているトランクルームに預ければ、自宅の収納スペースを圧迫することなく、クリスマスツリーを清潔な状態で保管できます。空調設備のない屋外タイプのトランクルームを利用する場合は、夏の間は高温多湿になり、湿気が溜まりやすくなるため、撥水加工や防水加工された収納カバーを使用するなど注意が必要です。
クリスマスツリーを保管する際の注意点

収納場所に関わらず、クリスマスツリーは湿気と温度変化に敏感です。湿度が高い環境ではカビや変色が起こりやすく、ツリーや装飾品などクリスマス用品の劣化につながります。自宅で収納するときは、除湿剤を置いたりこまめな換気を行ったりして、湿気を溜めないようにすることが大切です。
物置のような屋外のストレージでは、防水性のある収納ケースや密閉できるふた付きのプラスチックケースが適切です。さらに収納ケースの下にすのこを敷くと、風通しがよくなります。また、変色や素材の劣化を防ぐために、直射日光が当たる場所や高温になりやすい場所での保管は避けましょう。
大きなクリスマスツリーの保管に!minikuraの新プランが登場

今回のコラムでは、クリスマスツリーを片付ける前の準備や収納方法のコツをお伝えしました。収納術を試してみても、どうしても場所をとってしまうクリスマスツリー。収納場所に困ったときは、宅配型トランクルームサービス「minikura(ミニクラ)」の利用がおすすめです。
minikuraは、段ボール1箱から気軽に預けられ、オフシーズンの洋服や手放せない思い出の品、引越し荷物の一時的な保管先としても人気。しかし、これまでは大きなサイズのクリスマスツリーは、minikura専用BOXに入りきらないことがありました。
そんなサイズのお悩みに応えて、規定のボックスサイズ外のモノを預けられるminikura「大型プラン」が新登場。クリスマスツリー以外にも、3辺合計200cm以内なら海外旅行サイズのスーツケースや、ベビーカー、ゴルフバックなども保管できます。
大型プランは配送が可能な梱包であれば、どんな形のものでも預け入れできるので、わざわざクリスマスツリーが入るサイズのボックスを用意しなくても、クリスマスツリー購入時の箱や収納ケースをそのまま利用しての預け入れが可能です。また、1つの梱包で1点としてカウントされるため、ひとつの梱包(1個口の荷物)にまとめることができれば、ツリーとオーナメントをひとつの荷物として預けることもできます。ただし1つの梱包として扱われるので、ツリーとオーナメントを別々に取り出すことができない点には注意が必要です。
梱包できたら、minikuraのマイページから大型プランを選択するだけで預け入れまで一気通貫で手配することができるので、自宅から一歩も出ずに、クリスマスの後片付けがささっと終わります。なお、大型プランには180サイズと200サイズの2つのプランがありますが、倉庫に荷物が到着した後、倉庫側でサイズ計測し、最適なプランが選択されるようになっているので、サイズを自分で測る必要はありません。預ける前にプランが知りたい場合は、自分で測っておけば安心です。
minikuraを運営するのは、ワインやアートなど専門性の高いアイテムの保管で定評のある寺田倉庫。24時間365日、温度・湿度のコントロールを行っており、どんな季節でも快適な保管環境が保たれているので安心です。
忙しい時期だからこそ、気軽に利用できるminikuraを始めてみませんか?
クリスマスツリーを預けて、次に使うときまで快適な空間を保ちましょう。
