服が増えすぎて、クローゼットがパンク状態……。そのわりに着ていない服がたくさん。「整理しないと」とは思いつつも、片付けが進まない、捨てる踏ん切りがつかない。

なぜ、このようにクローゼットはパンクするのでしょうか。これは決して、収納スペースの広さや住居の間取りなど、物理的な問題に限ったことではありません。多くの人は、執着心や罪悪感などの心理的なハードルの高さから、服を捨てられずにいます。

この記事では、服が捨てられない人のために、3つの心理的なハードルと解決方法をご紹介します。

目次

  1. 服が捨てられない3つの心理的ハードル
    1. ハードル①:「いつか着たいと思った時に、手元になかったら困る」という未来への不安
    2. ハードル②:「高かったから」という過去への執着
    3. ハードル③:「思い出」が詰まっている
  2. 3つのハードルを乗り越える!今日からできる行動ステップ
  3. 心理的な壁が厚い時の「プロの解決策」
  4. 「無理に捨てない」服の片付けを。minikuraの魅力

服が捨てられない3つの心理的ハードル

いざ服の整理に取り掛かろうとすると、さまざまな心の声が聞こえてくるかもしれません。「まだ着られるから残しておこう」「捨てるのは気が引ける」。このように迷いが出てしまうのは、「過去」「未来」「思い出」に関する心理的ハードルが原因です。

しかし、その原因を知っておくことで、服の整理がスムーズに運ぶようになります。ここからは、3つの心理的ハードルを見ていきましょう。

ハードル①:「いつか着たいと思った時に、手元になかったら困る」という未来への不安

もう着ていない服でも「いつか着るかも」と思うと、なかなか捨てられません。体型が変わってサイズが合わない服や、トレンドが過ぎた服など、何年も着ていないのに「いつか着たいと思った時に、手元になかったら困る」と未来を心配して保管しがちになります。服は身につけるモノであるため、執着心が湧きやすいことも原因です。

汚れや傷みが少なく、状態のいい服は特に捨てにくいと感じやすいでしょう。自分が気に入って買った服であればあるほど、手放すことに心理的な抵抗が出てしまいます。

ハードル②:「高かったから」という過去への執着

次のハードルは、過去への執着です。購入価格が高い服やプレゼントされた服など、特別な服に執着して捨てられないパターン。捨てることに申し訳なさが出たり、罪悪感が芽生えたりすることが、簡単に手放せない原因です。

また、値段が高い服は自分にとっての価値も高いと感じやすく、捨てられないことがあります。たとえ今は着ていない服でも、もったいなさから抵抗が出るのです。しかし、過去に執着すると、今自分に必要な服がわからなくなり、数だけが増えていき、クローゼットがパンクしてしまいます。

ハードル③:「思い出」が詰まっている

思い出の服は、捨てられないアイテムの代表格です。たとえば、学生時代の服や大切なイベントで着た服、特別に仕立ててもらった着物など、感情的な価値を持つ服が挙げられます。これらの服を整理しようとするとき、当時の思い出とリンクして、懐かしい感情が出てきます。

一度手放すと、思い出の服は買い直すことができません。そのため、捨てることに慎重になり、先延ばしにしてしまうのです。思い出に執着し続けると、着る予定のない服がクローゼットの中で長期間眠ることになり、服が劣化してしまう可能性もあります。

3つのハードルを乗り越える!今日からできる行動ステップ

ここからは、服が捨てられない3つのハードルを乗り越えるための具体的な行動ステップを紹介します。

「いつか着るかも」と思って捨てられない服は、試着して「今」の自分に似合うかどうかをチェックしてみましょう。実際に着てみると、サイズが合わなくてスタイルが悪く見えたり、トレンド遅れだと感じたり、新たな気づきがあります。そのため試着後は、捨てるか捨てないかの判断がスムーズになります。

「高かったから」という理由で捨てられない服は、値段ではなく「着たい服かどうか」を基準にすることが大切です。いくら値段が高くても、気分が上がらない服は思い切って処分します。プレゼントでもらった服も同様です。モノは使ってこそ価値が出ます。「ありがとう」と感謝して、気持ちだけ受け取るようにしましょう。

思い出の服は、写真を撮ってデータに残す方法があります。パソコンやスマホから大切な思い出をいつでも振り返られるようにすれば、安心して服を手放すことができます。服を捨てても、思い出自体はずっと残り続けるからです。

それでも捨てられない場合は、「捨てる」以外の手放し方を探してみましょう。フリマアプリやリサイクルショップで「売る」、友人や知人に「譲る」、支援したい団体に「寄付する」など、さまざまな方法があります。必要な人に届けることで、服を無駄にせず、気持ちよく手放せます。できることから少しずつ始めてみましょう。

心理的な壁が厚い時の「プロの解決策」

自力で服の整理に取り組むと、迷いが出やすく、決断ができないことがよくあります。大量の服を持っている場合は、かなりの時間も気力も必要です。特にその人にとって特別な思い出が詰まっている服は、感情が入ることで、捨てる勇気が出ないもの。

なかなか服が捨てられないときは一人で悩まず、プロに頼ることも大切です。宅配収納サービス「minikura(ミニクラ)」が提供する「お片付けサービス」では、経験豊富な整理収納アドバイザーが自宅を訪問し、心理的な壁に寄り添う形で、一緒に片付けを進めていきます。

事前にヒアリングを行い、それぞれの理想の部屋に合わせてゴールを設定します。スタッフが勝手に片付けるのではなく、相談に乗ってもらいながら進める伴走型スタイルだから安心です。自分に合った収納方法も提案してもらえるため、片付け後もきれいな部屋が続きます。

「無理に捨てない」服の片付けを。minikuraの魅力

今回のコラムでは、服が捨てられない3つの心理的ハードルと解決策をお伝えしました。服に対する思いや価値観は、人それぞれ違います。だからこそ、minikuraの「お片付けサービス」が大切にしているのは、「無理に捨てない」こと。捨てる以外の選択肢として、寄付や売却とともにminikuraの保管サービスでの外部保管をご提案しています。

捨てるのに迷う服やシーズンオフの服は、無理に捨てずに、minikuraの倉庫に預けるのがおすすめです。部屋のスペースにゆとりが生まれ、「今の自分に必要な服はどれか」を考える心の余裕ができるからです。アイテム撮影つきの「MONOプラン」なら、一点ずつ管理ができるので、倉庫に預けている間に、ゆっくり心の整理をしながら、焦らずに捨てるか捨てないかの判断ができます。

minikura「クローゼットプラン」は、ハンガーに吊るした状態で服を保管でき、シワをつけたくない大切な服の保管に最適です。24時間空調コントロールが行われた倉庫は、自宅で管理するよりもずっと安心。

minikuraは、服を捨てずに、部屋をきれいにしたい人の心強い味方です。お片付けも保管も、ベテランの整理収納アドバイザーが、お一人おひとりの気持ちを尊重しながら、高品質なサポートをご提供します。お気に入りの服だけが並ぶ、すっきりしたクローゼットを目指しましょう。

※記事中の画像は公開当時のものを使用しており、ロゴ、ボックス、画面構成などが現在のものとは異なる場合があります。

minikuraとは

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入庫月から3ヶ月に満たないボックスのお取り出しは、通常の取り出し料金に加えて「早期取り出し料金」が発生します。
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