狭い部屋では、収納スペースが足りないケースが少なくありません。特に、一人暮らしのワンルームや都心の1LDKなどの間取りは、収納に工夫が必要です。

今回は、狭い部屋をすっきり見せる収納方法やポイントをたっぷりご紹介します。

限られたスペースの活用や収納家具を取り入れることで、毎日の生活が快適になります。

新生活を始めたばかりの方や、部屋を綺麗に整理整頓したい方など、すっきりしたお部屋づくりを実現させるための参考にしてみてください。

目次

  1. 狭い部屋の収納方法
    1. つっぱり棒で収納する
    2. 壁掛け収納で収納する
    3. 収納付き家具で収納する
  2. 狭い部屋における収納で確認するポイント
    1. 不要なモノがないか
    2. デッドスペースがないか
    3. 家具や収納アイテムによって圧迫感が出ていないか
  3. 狭い部屋の収納アイデア
    1. デッドスペースを活用する
    2. シーズンオフのアイテムは圧縮袋を使う
    3. 引き出しの中を仕切って整理する
  4. 狭い部屋に適した収納家具の選び方
    1. コンパクトなサイズの家具を選ぶ
    2. 圧迫感が少ないデザインを選ぶ
    3. 複数の用途で使用できる家具を選ぶ
  5. 狭い部屋に適した収納家具を選ぶ際の注意点
    1. 家具の色は明るい色にする
    2. 移動できる家具にする
  6. 狭い部屋の収納|【部屋別】収納術
    1. ワンルームの場合
    2. リビングが狭い場合
    3. キッチンが狭い場合
  7. 狭い部屋の収納を増やすなら、「minikuraに預ける」が正解!

狭い部屋の収納方法

都心など地域によっては、住居の面積が狭く、収納スペースが十分でないことがあります。

収納からあふれてしまった荷物をスッキリさせるには、収納グッズや家具で工夫することが重要です。ここからは、狭い部屋でもできる3つの収納方法をご紹介します。

つっぱり棒で収納する

つっぱり棒とは、壁と壁の間に設置する伸縮式の棒のことで、簡単に収納スペースを増やすことができるアイテムです。つっぱり棒を壁や天井に取り付ければ、収納スペースを確保することができます。

■つっぱり棒を使った収納アイデア実例

  • リビング収納:天井からつっぱるタイプのコートハンガーを使えば、洋服をまとめて収納でき省スペースにもなります。
  • 玄関収納:2本のつっぱり棒を横に並べれば、簡単な下駄箱に。
  • 脱衣所:洗濯機上のスペースにつっぱり棒を設置し、洗剤やバスタオル、、衣類バスケット置き場として利用できます。
  • トイレ:タンク上のスペースにつっぱり棒と天板を置けば、小物の収納ができるだけでなく、消臭効果のある観葉植物を飾る場所にも変身させられます。

壁掛け収納で収納する

収納が少ない部屋でも、壁面収納によって、インテリアを楽しみながら収納スペースを確保できます。空いている壁さえあれば、どこにでも設置することが可能なため、雑貨や小物のディスプレイ収納としても活用できます。

壁掛け収納には、ウォールシェルフや壁面に取り付けられるラックなど、さまざまな商品があります。ウォールシェルフとは、壁に設置するタイプの棚のことです。価格が高いモノもあるため、コストを抑えたい方は、棚板を用意してDIYで作るのもおすすめです。

収納付き家具で収納する

収納付き家具は、家具本来の機能と収納を兼ね備え、狭い部屋で特に重宝するアイテムです。引き出し付きのテーブルやテレビ台、収納ベッドなどがあり、これらを活用することで、収納の容量がアップします。

最近のインテリアショップでは、ボックスタイプの棚付きミラーや、背面収納付きのカウンターなど、好きなイメージで注文することも可能です。

狭い部屋における収納で確認するポイント

狭い部屋にモノがあふれたり、圧迫感が出てしまったりする原因は、収納スペースの不足だけに限りません。ここでは、狭い部屋における収納で気をつけたいポイントについて解説します。ぜひ今一度、チェックしてみてください。

不要なモノがないか

狭い部屋にたくさんのモノを収納するのは難しいため、モノを減らすことも大切です。1年以上着ていない服、読み返さない雑誌や本など、不要なモノはリサイクルしたり、フリマアプリで売ったりして手放しましょう。

それでも、家族の思い出の品、お気に入りの洋服、読み返したい本など、どうしても処分できないモノがあるかもしれません。収納に入りきらないモノは、トランクルームに預けるのも一つの方法です。特に、箱に詰めて送るだけで保管してもらえる「宅配型トランクルーム」は、どこに住んでいても利用できることから利用者が増えています。

minikura|宅配型トランクルームとは?メリット・デメリットや選び方のポイント

デッドスペースがないか

収納が足りない場合は、デッドスペースを見直すことも大切です。デッドスペースとは、構造や設備の都合で発生する活用しにくい場所、利用されていない空間を指します。何気なく生活していると意識しにくいため、家の中を見渡して収納に活かせそうな場所がないか探してみましょう。

家具や収納アイテムによって圧迫感が出ていないか

狭い部屋にたくさんの家具や収納用品を置いてしまうと、圧迫感が出て狭く感じるようになります。部屋を少しでも広く見せるために意識したいのは、床の面積をなるべく増やすことです。家具と家具の間にゆとりを持たせたり、直置きする収納アイテムを減らしたりすることで、床が見えるようなレイアウトにしましょう。

狭い部屋の収納アイデア

狭い部屋の収納と聞くと、「難しそう」と感じるかもしれませんが、スペースの使い方や整理の方法を工夫すれば、収納力をスムーズに増やすことが可能です。ここでは、狭い部屋でスマートに収納するアイデアを3つご紹介します。

デッドスペースを活用する

狭い部屋でも無駄にしていたスペースを見つけて有効活用すれば、収納量が大幅にアップします。よく見落としがちなデッドスペースには、次のような場所が挙げられます。

  • ベッド下:衣類や布団、趣味の道具、アウトドア用品など、長いものや重いものなどを収納。
  • 冷蔵庫の上:キッチン用品のストックや使用頻度の少ない調理器具などを保管。
  • 洗濯機の上:洗剤やタオル、洗濯バサミ、ハンガーなどをまとめて収納。
  • シンク下:フライパンや鍋、長期保存できる食材や調味料の置き場所として活用。
  • クローゼットや押入れの空きスペース:衣類やスーツケース、オフシーズンの布団にぴったり。
  • 洗面所やトイレなどの隙間:ペーパー類や洗剤、掃除用品を保管するのに最適。

前述の、つっぱり棒を使った収納方法や収納ケースを活用し、置き場に困っていたモノを整理する際に役立ててみてください。

シーズンオフのアイテムは圧縮袋を使う

冬物のニットや毛布、掛布団など、シーズンオフのアイテムはかさばりやすく、収納スペースがたくさん必要です。圧縮袋を使うと、省スペースで便利です。圧縮した掛布団は、クローゼットの隙間に立てたり、ベッドの下に入れたり、収納の工夫もできます。

ただし、衣類や寝具に汚れや湿気が残っていると、カビが発生することがあるため、しっかり洗濯と乾燥をしてから収納しましょう。長期保管する場合は、乾燥剤を一緒に入れ、定期的に圧縮袋を開けて通気を良くすることも大切です。

引き出しの中を仕切って整理する

引き出しの中がごちゃごちゃしていると、服が取り出しにくくなるだけでなく、収納力も落ちてしまいます。引き出しの収納は、仕切りを作り、一目でわかるようにしておくことがポイントです。

不織布でできた仕切りのある衣類用収納ボックスは、靴下や下着などばらつきやすいモノを収納するのに有効です。細かい文房具類は、浅型のプラスチックトレーを複数組み合わせると整理しやすくなります。引き出しの中のスペースを最大限に活用することで、収納できる容量が増え、すっきり整います。

狭い部屋に適した収納家具の選び方

狭い部屋に欠かせないのが、キャビネットやチェストなどの収納家具です。しかし、選び方次第で部屋が余計に狭く見えてしまうこともあります。

そこで次は、狭い部屋に向いている収納家具の選び方のコツをご紹介。適した収納家具を選ぶことで、部屋が広々とした印象になります。

コンパクトなサイズの家具を選ぶ

小さめの家具を選ぶと目線が遮られにくいため、部屋が広く感じられるようになります。収納家具に限らず、本体の高さが目線よりも低いロータイプのテレビボードやローテーブルなど、場所をとらずに配置できる家具選びがポイントです。必要な時だけ天板を広げられる伸長式のダイニングテーブルもおすすめです。

圧迫感が少ないデザインを選ぶ

すっきりしたデザインの収納家具を選ぶと、部屋を広く感じさせることができます。一般的に、タンスや扉付きの食器棚、カップボードは圧迫感が出やすい家具の代表例です。

扉や側板のないオープンタイプの収納棚やスチールラック、アイアンのハンガーラックなどを選ぶのがおすすめです。子供部屋には、シングルサイズよりも少し小さめの寝具を取り入れてみてもいいかもしれません。

複数の用途で使用できる家具を選ぶ

1台で2役を兼ね備えたアイテムは、スペースを有効活用するのに効果的です。

たとえば、椅子として使える収納ベンチやスツール、日中はソファとして、夜はベッドになるソファベッド、テーブル付きの収納棚などは、機能性もばっちり。ドレッサーを置くスペースがない場合は、デスクと一体になったタイプを選ぶのもポイントです。

狭い部屋に適した収納家具を選ぶ際の注意点

狭い部屋に適した収納家具の選び方をご紹介しましたが、注意点もあります。これからお伝えする2つのポイントを踏まえて、家具を選ぶようにしてみてください。

家具の色は明るい色にする

狭い部屋を広く見せるためには、色の使い方に気をつけることが重要です。同じサイズの家具でも、色によって広く見えたり狭く見えたりすることがあります。

一般的には、暗い色よりも明るい色のほうが、開放感が出やすくなります。何色にしようか迷ったときは、どんな家具とも合わせやすいホワイトやベージュ、アイボリー、またナチュラル な木の色などがおすすめです。

家具以外でも、カーテンやラグ、こたつ、クッションなどの布製品は面積が広いため、広さを出したいときはブラックやダークブラウンを避けましょう。ただし、アクセントとして暗い色を取り入れる分には、引き締め効果を期待できます。

また、部屋の中で面積が広い床や壁の色に合わせて、家具の色を統一することもできます。スチールは丈夫で便利な素材ですが、明るい雰囲気に仕上げたい場合には、木製の家具が向いています。

移動できる家具にする

狭い部屋には、キャスター付きの収納ラックやスリムなワゴンなど、可動式の家具を利用すると便利です。移動できる家具を選ぶと、普段の掃除がしやすくなるのもメリット。さらに、作業するときだけデスク横に動かしたり、インテリアコーディネートを柔軟に変えたりと、活用の仕方はさまざまです。

何より不要なときには邪魔にならないスペースに移動できるので、使い勝手も抜群です。たとえ引越しで間取りが変わっても使用しやすいため、生活スタイルに関係なく、長く使い続けられます。DIYで自分好みの棚を作りたい場合は、軽い素材で通気性の良いすのこがおすすめです。

狭い部屋の収納|【部屋別】収納術

狭い部屋でも、収納術を取り入れることで、快適に過ごせるようになります。ここでは、ワンルーム、リビング、キッチンに分けて、部屋ごとの収納術をご紹介します。それぞれのスペースに合わせて、できることから少しずつ取り入れ、使いやすく整った空間を作りましょう!

ワンルームの場合

一人暮らしの賃貸物件に多いワンルームでは、収納スペースが不足していることが多いため、限られたスペースを最大限に活かす収納テクニックが重要です。活かせそうなスペースを見落とさないようにしましょう。

クローゼット収納のコツとしては、下の空きスペースに衣装ケースやカラーボックスを置いたり、S字フックを使って小物やバッグを収納したりする方法があります。また、ポールハンガーをコート掛けとして利用すると、飾りながら収納が可能です。また、パーテーションやキャビネットなどでワンルームを区切れば、おしゃれな空間作りも演出できそうです。

リビングが狭い場合

コンパクトな空間では、生活動線の確保が難しかったり、家具が圧迫感を与えやすいため、部屋を広く見せる収納術が必要です。たとえば、ソファの下に収納ボックスを設置し、普段使わないモノを隠すと、リビングスペースを有効に活用できます。

そのほかにも、間接照明を取り入れることも有効です。温かい光を放つ間接照明はリラックス効果がありますが、天井をふんわりと照らすことで、奥行きが生まれ、部屋が広く見るメリットもあります。

また、ルーバーと言われる細い羽板をリビングに取り入れる方法も、開放感が出る方法の一つです。ルーバーや室内を仕切るブラインドを取り入れると、視覚的に天井が高くなり、部屋を広く見せる効果があります。

キッチンが狭い場合

狭いキッチンを効率的に使うためには、収納場所を工夫する必要があります。必要なアイテムをスムーズに取り出せると、作業効率がアップします。

キッチンカウンターの上がごちゃごちゃしていると、見た目にも生活感が出てしまいます。デッドスペースになりがちなシンク下に、スライド式の収納ケースや伸縮できるラックを置き、調理器具や洗剤を収納しておくとキッチンがすっきりします。乾物や調味料、お菓子などは、カテゴリごとにケースを分けて収納すれば、在庫の把握もしやすくなります。

狭いキッチンにおすすめの収納用品は、キッチンワゴンや、中身が見えづらい引き出し付きのキッチンストッカーです。省スペース用のスリムな収納家具を選べば、冷蔵庫とシンクの隙間を有効活用できます。また、キッチンラックを設置し、電子レンジや食器を並べたり、冷蔵庫の側面にマグネット式の収納ケースを付けたりするアイデアもあります。

狭い部屋の収納を増やすなら、「minikuraに預ける」が正解!

今回のコラムでは、狭い部屋の収納方法やアイデアをまとめてお伝えしました。

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※記事中の画像は公開当時のものを使用しており、ロゴ、ボックス、画面構成などが現在のものとは異なる場合があります。

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