
部屋の荷物を保管できる、レンタル収納スペースのトランクルーム。サイズが豊富にあるからこそ、選び方に迷うことがあります。大きすぎるトランクルームを選ぶと、無駄なコストがかかって損をしてしまうことも。
今回は、トランクルームのサイズに関する基礎知識や、具体的な収納量の目安と利用時に気をつけたいポイントについて解説します。家の中をすっきり片づけたい方や、一人暮らしの住まいに収納スペースが足りないと感じている方にもおすすめの内容です。
目次
トランクルームのサイズに関する基礎知識

トランクルームの種類や業者によって、サイズ感が異なります。しかし事前にサイズの目安を知っておくと、最適なトランクルームをスムーズに選べるようになります。ここでは、トランクルームの一般的な広さや高さなどの基礎知識をお伝えします。
トランクルームの一般的な広さの単位
トランクルームの広さは、「帖(畳)」で表示されることが多くあります。1帖は畳1枚分の広さで、1.62㎡(平米)に相当します。
近年では畳のない家に暮らす人が多く、帖単位では収納できる量をイメージするのが難しいと感じられるかもしれません。ちなみに地域によって畳の大きさは異なりますが、関東圏の一帖(畳)は縦176cm×横88cmが一般的です。
トランクルームの一般的な高さ
一般的なトランクルームの高さは2メートル前後ですが、タイプによって異なることもあります。そのため、トランクルームを選ぶ際には、家具やアウトドア用品など、収納したいもののサイズに合わせて、広さのほかに高さも考慮するとイメージしやすくなります。
トランクルームに収納できる段ボールの箱数
トランクルームの大きさを段ボールに置き換えると、空間のイメージがしやすくなります。仮に段ボールの縦+横+高さの合計が120cmのサイズを目安とすると、上記の高さ2メートル前後のトランクルームに収納できる段ボールの箱は以下のように換算できます。
- 0.5帖 → 20個
- 1.0帖 → 40個
- 1.5帖 → 60個
- 2.0帖 → 80個
- 3.0帖 → 120個
ただし、これは計算上の数字であり、実際の面積に誤差がある可能性もあります。
トランクルームのタイプ
店舗型のトランクルームには、「屋内型」と「屋外型」の2種類があります。屋内型タイプは、ビルや倉庫といった建物の中に設置されているため、空調や施設への人の出入りを管理するなど、セキュリティや設備が整っているところが多いです。
屋内型タイプのメリットは、天候に左右されないため、温度や湿度、外気に影響を受けやすいデリケートな物や、害虫などから荷物を守る際にも適しています。洋服、骨董品、布団、書籍などです。ただし、トランクルームサービスによって空調設備やセキュリティ対策の詳細が異なる場合もあるため、契約前にチェックしておくと安心です。
屋外型タイプは、外に設置されており、コンテナやガレージを使用した大型のトランクルームが一般的です。湿度や気温に影響を受けにくいもの、大きくて重いものを収納するのに向いています。屋外型タイプのメリットは、トランクルームの側に車を停められるところが多く、搬入や搬出がしやすい点です。また、ガレージタイプは、バイクや車も収納可能です。
トランクルームに似たサービスとして、レンタルボックスと言われる収納サービスがあります。倉庫業法に基づくトランクルームに対して、レンタルボックスはセキュリティ体制や物品補償が不十分な場合があります。
【トランクルームのサイズ別】収納量の目安

トランクルームのサイズの基本をお伝えしたところで、「実際にどれくらいの荷物を収納できる?」という疑問にお答えします。次は、トランクルームのサイズ別に、収納できる荷物を例に挙げながら、収納量の目安をご紹介します。
0.5帖~0.8帖
0.5帖〜0.8帖のトランクルームは、ワンルームマンションのクローゼット程度の広さに相当します。スーツケースや電気ストーブ、扇風機などの季節用品、サーフボード、スキー板、楽器などが収まるスペースです。一人暮らしで収納スペースが十分でない人や、めったに使わないものを収納したい人におすすめです。
1帖~1.5帖
1帖のトランクルームは、戸建てのトイレ程の広さで、一人暮らし向けのコンパクトな家具や家電が収まるくらいのサイズです。オフシーズンの衣類や布団、アウトドア用品や趣味の道具、育児用品、雛人形や五月人形などのイベント用品にも適しています。
2~3帖
2帖のトランクルームはシングルベッドの1.5倍超、3帖ではセミダブルベッドを2台程度の広さに換算できます。デスクや椅子などのオフィス用品やソファ、テレビや洗濯機、冷蔵庫などの大型家電も保管できるサイズです。家族で利用する物置や、オフィス用品の保管場所としても活躍します。
トランクルームを利用する際のポイント

ここまでは、サイズの目安についてご説明しましたが、トランクルームを初めて利用する方にとっては、それでも不安が残るかもしれません。ここからは、トランクルームの最適なサイズを把握するための具体的な方法と、利用時の注意点について解説します。
収納したい荷物を置いてシミュレーションする
収納したい荷物を実際に集めてみると、収納量の目安がつきやすくなります。トランクルームのサイズに相当する自宅の家具やスペース(ベッド、トイレ、クローゼットなど)を活用して、どれくらいの荷物が入るかを検証してみましょう。たとえば、自宅にある段ボールに荷物を詰めたり、季節用品を並べて置いてみたりすると、最適なトランクルームのサイズがわかりやすくなります。
事前に見学してみる
多くのトランクルームでは、見学が可能です。それぞれのトランクルームには、広さや高さといった大きさ、アクセスのしやすさなどに違いがありますが、特に大きさは数字情報だけではイメージしにくいため、実際に見て「小さいサイズで収まる」とわかれば、利用料金の節約にもつながります。
また、トランクルームのスタッフに直接相談するのもおすすめです。どのサイズを選べばいいか、保管方法、温度や湿気対策など、効率よく適切なアドバイスを受けられます。
トランクルームの空間を最大限に活用する
トランクルームの広さや高さを有効に使うには、ラックや棚、壁を使った収納を取り入れたり、衣類・布団を圧縮袋やスーツケースにまとめたりと、工夫することが大切です。
収納ケースのサイズを揃え、重いものは下、軽いものは上に積むと、安全に取り出しやすくなり、空間を無駄なく使えます。また、段ボールや収納ボックスに中身を明記してラベリングすることで、荷物の置き場がすぐにわかります。
湿気対策のコツとしては、通気性を良くするために床面に除湿剤やスノコを置き、通気口をふさがないようにすることも重要です。無理に荷物を詰め込みすぎると、荷物が出し入れしにくくなるため注意しましょう。
トランクルームのサイズに迷ったら、箱ごと預けるminikuraが便利!

今回のコラムでは、トランクルームのサイズや収納量の目安、利用時の注意点をまとめてご紹介しました。気軽に荷物を預けたいという方には、宅配型トランクルームの「minikura(ミニクラ)」がおすすめです。
minikuraは、段ボール1箱から預けられる、箱型の保管収納サービスです。荷物の預け入れも取り出しも宅配便を利用するため、自宅にいながら完結します。さらに日本全国どこからでも預けられるため、どんな人でも利用しやすく便利です。
預けた荷物は最短翌日に届けてもらうことが可能です。週末のイベントで必要な服がある、急にキャンプに誘われて行くことになったなど、突然に何かが必要になった際も、荷物を素早く取り出せます。
従来のトランクルームでは、月額料のほかに初期費用や管理費などがかかるケースもあります。しかしminikuraでは、最安の月額保管料が320円と続けやすい料金設定です。さらに初期費用や専用ボックス代、預ける際の宅配便の送料は無料。また、ボックスサイズは4種類あり、預けるモノに合わせて選べるため、無駄なコストがかからず経済的です。
現在トランクルームを利用中の方も、minikuraを併用してより小さなトランクルームに乗り換えられるとコストダウンが可能です。毎月の保管コストを軽減したい方は、ぜひ検討してみてください。
minikuraは、美術品や高級ヴィンテージワインの保管を手がける寺田倉庫が運営しており、倉庫内は、24時間365日、空調コントロールが行われています。カビが発生しにくい環境が維持されているため、湿気に弱い本や衣類、布団、革製品などを保管する際も安心です。
低コストでコンパクトに荷物をスピーディーに預けてみたい方は、minikuraを検討してみてください。
minikura公式サイトはこちら