子どもの独立は、終活を考えるタイミングの1つです。終活とは、人生の最後を意識しながら行う活動のことで、お墓や葬儀の準備、財産整理、遺言書等の作成だけではなく、身の回りの片付けなども含まれます。

「終活はまだ先」と思われるかもしれませんが、元気なうちに早めに準備を始めることが肝心です。早く終わらせれば、それだけ残りの人生を自分のために使えます。今回は、終活において身辺整理を行うメリット、片付けのコツと手順について徹底解説します。

目次

  1. 終活において身の回りを片付けるメリット
    1. 残された家族の負担を軽減できる
    2. 今のライフスタイルにあった生活環境に整え直すことができる
    3. 相続トラブルの回避を図ることができる
    4. これまでの人生を振り返るきっかけが生まれる
  2. 終活の片付けにおけるポイント
    1. 思い入れの少ないものから処分していく
    2. 一度にまとめてやろうとしない
    3. 家族と一緒に作業を進める
    4. 業者に依頼することも検討する
    5. トランクルームを利用する
  3. 終活における片付けの具体的な方法
    1. 現在持っているモノを確認する
    2. モノを仕分けていく
    3. 貴重品や重要書類をまとめておく
    4. 必要なモノを収納する
    5. 不用品を処分する
  4. 終活の片付けは、minikuraを活用して効率的に!

終活において身の回りを片付けるメリット

終活の片付けと聞くと、悲しい気持ちになるかもしれませんが、実はその逆です。老後や家族の不安をなくし、前向きに自分の人生と向き合うチャンスでもあります。まずは、終活における片付けの3つのメリットをご紹介します。

残された家族の負担を軽減できる

片付けをしないまま亡くなってしまうと、残された家族が遺品整理を行わなければなりません。家族が遠方に住んでいる場合や一人っ子の場合などは、特に負担が大きくなってしまいます。生前整理を済ませておくことは、自身の気持ちの整理はもちろん、家族の気持ちを軽くします。

今のライフスタイルにあった生活環境に整え直すことができる

片付けを行うことは、快適なライフスタイルを作ることにもつながります。子供部屋を書斎や勉強部屋にしたり、単身世帯の場合は空いたスペースを趣味専用の部屋として活用したりなどです。このように、老後にやりたかったことを楽しみ、より生活しやすいように住環境を整えることができます。

相続トラブルの回避を図ることができる

片付けを済ませずに亡くなってしまうと、遺族間の財産トラブルにつながる可能性があります。金融口座や保険などの整理を進めておくことで、お金関連の問題を防ぐことができます。相続登記の手続きには時間がかかるため、遺族の負担を減らす意味でも身辺整理は大切です。

これまでの人生を振り返るきっかけが生まれる

家族との思い出の品や衣類などを整理整頓するなかで、これまでの人生をじっくり振り返ることができます。一緒に過ごしてきた家族の存在に感謝の気持ちを抱いたり、幸せな出来事を思い出して温かい気持ちになったりと、ポジティブな心の変化もあるでしょう。

終活の片付けにおけるポイント

終活の片付けは、子育てが終わり、ライフスタイルが変わる50代頃から始める人が多いと言われています。なぜなら片付けには、モノを確認する、選ぶ、処分する、収め直すなどたくさんの作業が伴うためです。

気力、体力、判断力が充実している間に、少しずつ準備することが終活のポイント。ここからは、終活における片付けのコツと注意点を5つご紹介します。

思い入れの少ないものから処分していく

存在を忘れていたモノ、不要なモノなど思い入れの少ないモノから手放していくとスムーズに作業が進みます。捨てるかどうかを決めるときに、必要か不必要かという判断がしやすいからです。不要な家電や家具など大型の持ち物は、体力があるうちに早めに処分しておきましょう。また、すぐに判断できないモノは、一時的にトランクルーム(収納保管サービス)に預けることもおすすめです。

一度にまとめてやろうとしない

一度にまとめて断捨離しようとすると挫折しやすいため、終活の片付けでは、無理しないことが重要なルールです。部屋ごとや収納場所ごとに区切り、少しずつ片付け行うと、進んでいる感覚が得られやすくなります。じっくりと時間をかけて整理整頓することで、後悔せずに気持ちよく手放せます。

家族と一緒に作業を進める

終活は自分だけで行う必要はなく、ときには家族と相談して一緒に片付けることも大切です。大きいモノや重たいモノを運ぶ手伝いも頼めるので、体に負担をかけずスムーズに進みます。自宅のどこに何があるのかを、家族が把握できることも一緒に片付けるメリットです。

業者に依頼することも検討する

何から手を付ければよいかわからない場合は、専門業者にお願いする方法もあります。たとえば、整理収納サービスや不用品回収業者などに片付けや不用品の処分をお願いすれば、短時間で終わらせることができて効率的です。特にデジタルデータの整理などは、業者に依頼することで意図しないデータの消去や漏洩を防ぐことにつながります。

トランクルームを利用する

思い出の品や衣類など、捨てるかどうか迷うモノは、トランクルームに保管することで無理に捨てる必要がなくなります。なかでも、宅配型トランクルームが便利です。理由は、自分で荷物を運ぶことなく、自宅にいながら集荷や預け入れから管理まで完結できるためです。

宅配型トランクルーム「minikura(ミニクラ)」では、預けた荷物を写真で管理できる、「MONOプラン」というサービスがあります。料金は月額380円から利用可能です。保管中にモノを手放すときは、手数料無料で寄付することもできます。

終活における片付けの具体的な方法

終活における片付けは、迷いや葛藤が出やすいですが、スムーズに進めるためのコツもあります。ここからは、無理なく生前整理をするための具体的な5つの手順をご紹介します。

現在持っているモノを確認する

まずは自分の持ち物を把握することから始めます。片付ける場所にあるモノを全て出すことがポイントです。モノを並べてみると、俯瞰できるため、捨てるか捨てないかの判断がしやすくなります。

モノを仕分けていく

次に、「必要なモノ」と「不要なモノ」に仕分けます。明らかに壊れていたり、ボロボロだったりするモノは不要なモノです。必要なモノは、今後の生活を想像してみると、判断しやすくなるでしょう。必要か不要かどうかを判断できないモノは、「預けるモノ」に分類し、トランクルームに一時保管します。

貴重品や重要書類をまとめておく

資産にまつわるモノ、相続対象となる貴重品は分散せず一箇所にまとめます。

  • 銀行口座の通帳
  • 保険証書
  • 年金手帳
  • 健康保険証

万が一のときのために安全な場所に収納し、認知症や介護などで伝えられなくなる可能性を踏まえて、エンディングノート(終活ノート)に情報を記載しておくとさらに安心です。ノートに相続人の希望や遺品の取り扱いを書くことで、家族の負担も減らせます。ノートの保管場所を家族に共有することも忘れないようにしましょう。

必要なモノを収納する

頻繁に使用するモノは手が届きやすいところに置き、生活動線に合わせて収納すると暮らしやすくなります。片付けが苦手な方は、整理収納サービスを検討するのも一つの方法です。minikura「お片づけサービス」を利用すると、整理収納アドバイザーが自宅を訪問し、暮らしに合わせたお片付けを提案・実施してくれます。

不用品を処分する

不用品の処分方法は、いくつかあります。

  • 自治体の回収を利用する:手間はかかりますが、費用を抑えることができます。
  • 不用品回収業者へ依頼する:費用は割高になることがありますが、一度に処分できます。
  • 譲渡や寄付をする:リサイクルショップやフリマサイトを利用したり、ボランティア団体に寄付したりします。

高価なモノや価値の高いモノの買い取りは、店舗によって査定額が異なることがあるため、いくつかのお店に依頼しましょう。

終活の片付けは、minikuraを活用して効率的に!

今回は、これからの人生を充実させるためにも大切な終活の片付けについて徹底解説しました。終活において身辺整理をすることは、家族や残された人の負担を減らし、シニアライフを豊かに安全に暮らすために欠かせません。

それでも、さまざまな事情があり、自分で終活の片付けを行うのが難しい場合もあるかもしれません。宅配型トランクルームminikuraの保管収納サービスを利用することで、無理に捨てずに片付けができ、心の整理ができるまで大切なモノを保管できます。

宅配型トランクルームの手続きは難しそうというイメージがあるかもしれませんが、minikuraに荷物を預ける手順は簡単です。スマホから希望するプランやボックスサイズを選び、段ボールに荷物を詰めて、集荷依頼をすれば完了。おひとりさまでも気軽に利用できるのが嬉しいところです。

預けた荷物はいつでも取り出しができ、MONOプランなら1点ごとの配送が可能です。衣類や布団はクリーニングも利用でき、時間の節約にもなります。minikuraの倉庫は、一年を通して空調管理が徹底されており、厳重なセキュリティ体制が整っています。湿気に弱いモノや大切なモノを預ける際にも安心です。

終活の片付けは、自分だけで取り組む必要はありません。minikuraのサービスを活用して、無理なく進めていきましょう。

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※記事中の画像は公開当時のものを使用しており、ロゴ、ボックス、画面構成などが現在のものとは異なる場合があります。

minikuraとは

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