華やかなコスプレ衣装は、コスプレが趣味の方にとって気分が上がるおしゃれアイテムですが、気づけば収納に入りきらず、ぐちゃぐちゃに積まれてしまうこともあります。コスプレ衣装は繊細な素材が多いため、きちんと収納しないとダメージを受けやすいので、注意が必要です。。
今回は、コスプレ衣装を綺麗に保管するためのポイントや整理整頓のコツ、適切な保管環境について詳しく解説します。
お気に入りのコスプレ衣装を大切に保ちつつ、お部屋をすっきり整えたい方は、ぜひ試してみてください。
目次
コスプレ衣装を収納する際のポイント
コスプレ衣装を綺麗な状態で収納するためには、3つのポイントがあります。
- 収納前にお手入れをする
- 基本的にハンガーに吊るして収納する
- 収納グッズを活用する
ここでは、コスプレ衣装の収納の基本や注意点、整理整頓に便利なグッズをご紹介します。
●収納前にお手入れをする
コスプレ衣装の劣化を防ぎ、長持ちさせるためには、収納前に汚れをしっかり落とすことが大切です。着用時に付着した汗を放置すると、収納している間に黄ばみや虫食い、カビが発生することがあります。
自宅で洗濯できる素材のコスプレ衣装は、手洗いをおすすめします。洗濯機で洗うよりも手洗いの方が、型崩れや素材の劣化を防ぎやすくなります。洗濯できない衣装は、クリーニングに出すか、風通しの良い場所で陰干しをして湿気を取り除きましょう。
●基本的にハンガーに吊るして収納する
シワや型崩れを防ぐため、コスプレ衣装はほとんどの場合、ハンガーに吊るして収納するのが最適です。
特にエナメル素材や合皮素材は、ハンガーに吊るすのが理想的です。これらの素材は、長期間たたんだ状態で保管すると、エナメル生地同士が接触してくっつく恐れがあります。その部分を無理に剥がそうとすると、ひび割れや塗装の剥がれなど、トラブルにつながります。また、エナメルの衣装には、不織布の衣類カバーを使うと、ホコリ対策になります。
一方、重量のある素材の衣装はハンガーに吊るすのに向いていません。長時間吊しておくと肩回りが傷む可能性があるため、たたんで収納する方が適しています。
クローゼットに収まりきらない場合は、ハンガーラックを購入するのもおすすめ。シンプルなデザインのホワイトやブラックのハンガーラックを使い、目隠しカバーをかければ、インテリアの邪魔になりません。
●収納グッズを活用する
たたんで収納する場合は、引き出し付きの衣装ケースやタンスに入れることが可能です。書類用のファスナー付きクリアケースやファイルケースに入れると、カラーボックスやスチールラックなどに立てて保管できるため、出し入れが簡単です。
また、シワになりにくい素材のコスプレ衣装は、圧縮袋に入れてコンパクトに収納することもできます。圧縮袋は100円ショップの商品でも十分です。ラベルにキャラクターの名前を書いて貼っておけば、探す手間も省けます。
コスプレに使う小物の収納ポイント
コスプレ用の小物は無造作に収納すると、探しのに時間がかかるだけでなく、型崩れや傷が付く恐れがあります。
そのため、収納に気を配ることが大切です。
ここからは、コスプレアイテム別にすっきり整理収納するためのコツをお伝えします。
●ウィッグ
ウィッグスタンドを使うのが最も型崩れしにく保管方法ですが、場所を取るため、収納スペースが狭いと難しいこともあります。
ウィッグをコンパクトに収納したい場合は、ハードタイプの収納ケースを使うと型崩れしにくく、おすすめです。さらに、保護ネットをかけて収納することで、広がりや絡まりを防止できます。
汗や皮脂がついたウィッグをそのまま保管すると、べたついたりボリュームダウンしたりするため、収納前のお手入れも大切です。こうすることでウィッグの見た目の劣化や臭いの発生を防ぎ、より長持ちさせることができます。
●アクセサリーや髪飾り、ベルト
散らばりがちなアイテムは、ファスナー付きクリアケースやビニール袋に入れ、収納ボックスで整理すると便利です。探しやすいように、キャラクター別にラベリングするのもおすすめ。
また、メイン衣装をハンガーに吊るしている場合は、コスプレグッズを入れた袋をハンガーに一緒にかけておくと、コスプレ衣装を使うときに楽に準備できます。
●レプリカの剣といった長物
1メートルを超える剣や杖などの長物は、まとめて立てて保管するとスッキリ収納できます。倒れやすい場合は、玄関の扉に取り付けられる傘立てが便利です。
あえて収納せずにインテリアとして飾っても楽しめるでしょう。たとえば、DIYで2×4(ツーバイフォー)材という木材にアジャスターとL字フックを取り付け、自作の収納棚を作るアイデアもおすすめです。
コスプレ衣装の収納に適した環境
コスプレ衣装をきちんと収納することは大切ですが、保管環境によって衣類の持ちが大きく変わります。
次は、コスプレ衣装を収納するのに適した保管場所についてお伝えします。
●湿度が低い場所
湿度が高いとカビが発生しやすくなるため、通気性のいい場所に保管することが大切です。
押し入れやクローゼット、ベッド下収納は、閉めっぱなしにすると湿気がたまりやすくなるため、1日に1回は扉を全開にして換気しましょう。また、保管場所の湿度が高い場合は、水が溜まりやすい床に除湿剤を置き、湿気対策もお忘れなく。
●高温にならない場所
高温と湿度が高い環境では、虫食いが起こりやすくなります。特に、気温が25〜30度の間は、衣類に害虫がつきやすい絶好の条件です。
収納場所が高温になりやすい場合は、防虫剤を必ずセットしておきましょう。防虫剤は衣装の上にスペースを空けた状態で置くと効果的です。
●直射日光があたらない場所
直射日光が当たる場所に保管すると、衣類が色あせる可能性があります。紫外線によって衣類が酸化し、ダメージを受けることがあるため、日の当たらない収納スペースに保管しましょう。
もし自宅で環境を整えるのは難しい場合は、トランクルームを活用してみるといいでしょう。特に宅配便を利用した「宅配型トランクルーム」が手軽に利用できて便利です。
例えば、宅配型トランクルームの「minikura(ミニクラ)なら、1年中適切な温度と湿度を保っており、有人の厳重なセキュリティのもとで預けた荷物が管理されます。minikuraを利用すれば、ダメージを受けやすいコスプレ衣装も最適な環境で預けられるので安心です。
関連記事:湿気や汚れが「カビの温床」に──押入れやクローゼットの環境を考える
綺麗が続く!コスプレ衣装の収納に困ったらminikuraで賢く管理しよう
今回のコラムでは、コスプレ衣装を綺麗に収納するためのポイントや整理整頓のコツ、適切な保管環境についてご紹介しました。
しかし、家族に気を使ったり、収納が足りなかったりといったお悩みを抱えている方も多いかもしれません。
そんな方は、minikuraを活用することで、収納スペースをすっきり整理でき、大切なアイテムを清潔に長持ちさせることができます。
特に、シワがつきやすいコスプレ衣装には「クローゼットプラン」がおすすめです。このプランでは、衣類をハンガーに吊るしたまま保管でき、丈の長いコートやドレスなども収納できます。
たたんで収納できるコスプレ衣装やグッズには、写真付きの「MONOプラン」が便利です。預けたアイテムをマイページで1点ずつ写真で確認でき、自分だけの衣装コレクションを楽しめます。
どちらのプランも1点ごとにアイテムを取り出せるため、イベント時に必要なモノだけを取り出して、しばらく使わないモノはminikuraで保管、といった効率的な使い方もできます。
さらに、minikuraでは4種類のボックスサイズから選べ、預けるアイテムの数や形状に合わせて、最適なサイズを選べます。
- レギュラー:万能なスタンダードサイズ。コスプレ用小物の収納に便利です。
- ワイド:細長いブーツや薄手の衣類、ジャケットに最適なサイズ。
- ラージ:高さと幅があり、収納力が抜群。大きめのコスプレ衣装やグッズ向け。
ブック:本やDVD専用の頑丈な二重底ボックス。重いレプリカの収納にも適したサイズ。
いつまでも大切にしたいコスプレ衣装だからこそ、minikuraに預けるのは賢い選択です。綺麗に保管して、さらにコスプレを楽しみましょう。