1人暮らし用のワンルームのような狭小住宅は、収納量が少なく、クローゼットや押し入れなどの収納がない場合もあります。

自宅の収納スペースが足りているかどうかは、収納率を目安に確認できます。

収納率とは、住宅の総床面積のうち収納スペースの割合のことで、一般的にマンションやアパートでは8~10%、戸建てでは10~15%だと言われています。

多くの収納スペースが必要な場合は、収納率が12%程度の物件を検討するといいでしょう。

今回は、収納がない家のメリットとデメリットに加え、収納スペースを作るための3つのアイデアやおすすめの収納家具をご紹介します。

収納場所がない間取りの家でも快適な生活を送りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

目次

  1. 収納がない家のメリットとデメリット
    1. ●収納がない家のメリット
    2. ●収納がない家のデメリット
  2. 収納がない家でも収納スペースを作るアイデア
    1. ●布を活用してクローゼットを作る
    2. ●収納棚を間仕切りにする
    3. ●隙間を活用する
  3. 収納がない家におすすめの家具
    1. ●隙間収納にも便利なスリムなラック
    2. ●小物を整理しやすいシェルフやラック
    3. ●見せる収納に使いやすいハンガーラック
    4. ●デッドスペースを作りにくい収納付きの家具
    5. ●壁面収納を手軽に作れるつっぱり棒
  4. minikuraに預けて収納がない家でもすっきり整理整頓!

収納がない家のメリットとデメリット

収納がない家なんて生活しづらそうだと思われがちですが、実は意外なメリットもあります。

そこでまずは、収納がない家のメリットとデメリットをお伝えします。これから家を選ぶ際は、ぜひ参考にしてみてください。

●収納がない家のメリット

収納がない家のメリットは、部屋のレイアウトを自由にアレンジできることと、収納場所がない分、部屋全体がすっきり見えることです。

収納があると、クローゼットなどの扉の開閉を考慮して家具を置く必要があります。しかし、収納がないことで空間をより広く使うことができ、家具を配置しやすい点も魅力です。

●収納がない家のデメリット

収納がない家に住むデメリットは、収納家具や収納アイテムを自分で用意する必要があるため、初期費用がかかりやすいことです。

ほかには、部屋の高さや奥行を有効活用し、家具を工夫して配置したり、モノを処分したりなど、余分な手間が増えることも挙げられます。

収納がない家でも収納スペースを作るアイデア

収納がない家でも、工夫次第で収納スペースを作ることが可能です。

特に以下の3つの方法は、簡単にできておすすめです。

  • 布を活用してクローゼットを作る
  • 収納棚を間仕切りにする
  • 隙間を活用する

収納スペースを作る際のコツや実例もご説明します。

●布を活用してクローゼットを作る

まずご紹介するのは、つっぱり棒などを活用して、間仕切りとして布やカーテンを垂らして簡易的なクローゼットを作る収納方法です。

この方法でスペースを有効活用しながら収納したモノを目隠しできます。間仕切りに使う布は、ホワイト系や明るい色、壁紙と同系色を使うと、部屋の圧迫感を抑えられておすすめです。

つっぱり棒を使用する場合は、カフェカーテンや袋縫いカーテンのような棒に布を通すことができる商品が最適です。さらに、壁に穴を開けずに使える、つっぱり式のカーテンレールもあります。また、自分で布を購入し、三つ折りに裁縫して自作のカーテンを作ってもいいでしょう。

●収納棚を間仕切りにする

ワンルームの場合、収納棚を間仕切りにすることで簡単に収納スペースを作ることができます。

大きめサイズの家具の横に収納棚を仕切りとして置くと、スペースも有効活用できて便利です。収納棚の種類は、本棚やスチールラック、オープンシェルフなどがあります。

狭い部屋で上手に収納するポイントは、低めの家具にしたり、ソファと同じ高さに揃えたり、空間にゆとりを持たせることです。また、子ども部屋やリビングなど生活感を出したくない場所には、棚に収納ボックスやバスケットを置くことで、中身が見えないように収納できます。

●隙間を活用する

家電や家具の横にできた隙間のように、使用していないスペースは「デッドスペース」と呼ばれています。ここにラックやチェストを置いて収納スペースを作り、デッドスペースを有効活用することで、より多くのモノを収納できるようになります。

以下は、デッドスペースの一例です。

  • ベッドの下の隙間
  • キッチンの冷蔵庫と棚の間
  • 洗濯機と洗面所の間

これらの隙間に普段よく使うモノを収納すれば、取り出しやすくなり、家事や整理整頓の効率がアップします。

収納がない家におすすめの家具

収納が足りない家でも、収納家具を使うことで、きれいに整理整頓できます。

次は、収納がない家や狭い家に最適な収納家具を5つご紹介します。

お部屋の間取りや収納するモノを考慮して、どの家具が必要になるかチェックしてみてください。

●隙間収納にも便利なスリムなラック

キッチンや脱衣所、トイレなどの隙間スペースには、スリムタイプのラックがおすすめです。家具と壁の間などのデッドスペースにラックを設置し、調味料や洗剤などをコンパクトに収納できます。特に、持ち運びがしやすいキャスター付きのタイプが便利です。

●小物を整理しやすいシェルフやラック

メイク道具やデスク周りの小物、雑貨など、ごちゃごちゃしやすいモノを収納するには、収納力が高いシェルフやラックが最適。さらに、可動式のシェルフやラックを選ぶと、机の横や下など移動させることができて便利です。

●見せる収納に使いやすいハンガーラック

ハンガーラックを利用し、ショップのディスプレイのように衣類をかけて収納することで、おしゃれに見せる収納が可能です。フックや棚付きのハンガーラックは、収納力が抜群。また、高さがあるハンガーラックを使用すると、ロングコートやワンピースなどの洋服も収納可能で使い勝手がよくなります。

ハンガーラックの下に棚がない場合は、簡単なDIYでワイヤーネットを取り付ければ、バッグや帽子などを置くスペースとして活用でき、素敵なインテリアにもなります。

●デッドスペースを作りにくい収納付きの家具

デッドスペースを増やさないために、収納ケースが付いているベッドや、小物を収納できるスツール、収納付きのスペースがあるテーブルなど、収納付きの家具を設置するのも有効です。

これらには元から収納がついているため、大き目の家具と同様に収納スペースをたっぷり確保できます。

●壁面収納を手軽に作れるつっぱり棒

天井と床につっぱり棒を設置し、壁面収納ができるウォールラックも便利です。収納棚が設置されたタイプや、コートや上着がかけられるハンガータイプ、自転車を付けられるバイクラックタイプなど、種類はさまざま。

玄関に棚がない賃貸物件でも、突っ張り棒を使用したウォールラックを設置すれば、普段使いするバッグや帽子、アクセサリーなどを飾りながら収納できます。

minikuraに預けて収納がない家でもすっきり整理整頓!

今回は、収納がない家のメリットとデメリット、収納スペースを作るコツや家具をご紹介しました。

ただ、収納術を実践したり、家具を揃えたりするのは難しいと感じる方もいるかもしれません。

お部屋に収納しきれない荷物は、宅配型トランクルームの「minikura(ミニクラ)」に預けることで解決します。minikuraは、自宅にある荷物を倉庫で保管できる人気のサービスです。ネットで専用箱を注文したら、あとは箱に詰めて宅配業者に集荷に来てもらうだけで手間いらず。

収納家具を購入しなくても、使用頻度が低いモノやシーズンモノをminikuraに預けておけば、すっきり整った部屋を保ちやすくなります。日々の掃除や片付けもしやすくなるというメリットも。

初期費用や余分な費用は一切かからず、月額保管料は320円〜のため、家計を圧迫することもありません。空調コントロールも24時間体制で行われているため、大切なモノを安心して預けられます。

minikuraの更なる魅力は、多様なプランがあることです。最もリーズナブルな「HAKOプラン」や1アイテムごとの写真撮影付き「MONOプラン」、ハンガーに衣類を吊るして保管できる「クローゼットプラン」などがあり、お好みに合わせてプランを組み合わせることもできます。

たとえば、保存用に取っておきたい思い出の品は「HAKOプラン」、写真で管理したい本やDVDは「MONOプラン」、コートやワンピースなどシワをつけたくない衣服は「クローゼットプラン」を利用するなどです。箱の大きさも4サイズから自由に選べます。

家族で暮らしていると、荷物が増えて整理が難しくなることがあります。そんなお悩みを解消してくれるのは、minikuraの「お片付けサービス」です。こちらを利用すれば、経験豊かな整理収納アドバイザーが実際にご自宅に伺い、理想の暮らしに合わせて片付け代行やアドバイスを行ってくれます。minikuraに荷物を預ける前にモノを整理することで、お部屋がさらに整います。

収納がない家でも快適で心地いい暮らしを実現するために、minikuraをクローゼット代わりに活用してみませんか?

宅配型トランクルーム・保管収納サービスなら「minikura」

※記事中の画像は公開当時のものを使用しており、ロゴ、ボックス、画面構成などが現在のものとは異なる場合があります。

minikuraとは

誰でも簡単に収納場所を増やせる宅配型トランクルームです。

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    1箱320円/月~利用しやすい料金。お申し込みからお預け入れまで自宅で完結。

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1箱に色んなものを詰めた場合など、1点ずつ管理できるので便利です。
クリーニングやYahoo!オークション出品などのオプションもご利用いただけます。

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380円/月~
1年未満の箱ごと取り出し送料※
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1年以上の箱ごと取り出し送料
0円

入庫月から3ヶ月に満たないボックスのお取り出しは、通常の取り出し料金に加えて「早期取り出し料金」が発生します。
アイテム単位のお取り出しには、早期取り出し料金は発生しません。詳しくはこちら

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