便利で魅力的なモノがあふれ、ネットでなんでも買える時代に生きている私たち。だからこそ見直したいのは「収納」です。
特にマンションでは一軒家よりも収納が少なくなりがちです。気がつけばモノが散らかり、ごちゃごちゃした印象を与えてしまいます。リノベーションで収納スペースを増やす方法もありますが、費用の面や賃貸マンションでは難しいこともあるでしょう。
今回は、マンションで収納が足りなくなる原因を解説し、収納スペースを増やす方法や快適な住まいを作るコツをご紹介します。
目次
マンションに住んでいて収納が足りなくなる原因
「収納が足りない」と漠然と思っているだけでは、悩みはなかなか解消できません。
マンション暮らしで収納が足りなくなる原因は、主に3つあります。
- そもそも収納スペースが少ない
- モノを捨てられない
- 家族構成やライフスタイルが変化した
収納が足りない原因を把握すると、自分の暮らしの傾向をつかむことができ、買い物をしたり片付けしたりするときに参考になります。
●そもそも収納スペースが少ない
収納できる場所が少ないマンションに住んでいる場合、モノ自体が少なくても、収納が足りなくなります。
自宅の収納が少ないかどうかは、収納率を目安にするといいでしょう。収納率とは、住居の面積のうち収納スペースの割合を示す数値で、収納面積の比率は(収納率)の目安は、マンションの場合は8~10%程度だと言われています。
●モノを捨てられない
マンションに収納スペースが十分にあると、何かを購入する際に収納の心配をしなくなるため、モノが増える可能性が高まります。
日頃から整理整頓ができれば問題ないのですが、片付けが苦手な人や買い物が好きな人は、モノを溜め込んでしまい収納に困ることがあるでしょう。
●家族構成やライフスタイルが変化した
結婚や出産、同居などで家族の数が増えると、洋服や日用雑貨、家電などが増えて収納が足りなくなることもよくあります。特に家族が集まるリビングは、モノが増えて散乱した状態になりやすい場所です。
また、ウィンタースポーツやアウトドア、推し活など新しい趣味を始めたり、ライフスタイルが変わったことにより、急激にモノが増えたという人もいるでしょう。
マンションで収納スペースを増やすためにできること
たとえ収納が少ないマンションでも、収納スペースを増やすことが可能です。
収納スペースが足りないを解消する方法には、以下のようなアイデアがあります。
- 収納方法を見直す
- デッドスペースを活用する
- 定期的にモノを整理する
- 収納できる家具を置く
- トランクルームを利用する
それぞれ事例とともにご紹介します。
●収納方法を見直す
寝室のクローゼットや和室の押し入れなどは、収納方法や空間の使い方を工夫することで、収納スペースを増やせる場合があります。
たとえば、クローゼット内で引き出しがついた収納ケースや、吊り下げタイプの衣類ラックなどの収納アイテムを使用することで、空間を上手に有効活用でき、収納量を増やせます。奥行きや高さがある押し入れには、ハンガーラックやカラーボックスが便利です。
■おすすめの収納方法の一例
- キッチン収納:シンク下に書類用のボックスやスタンドを入れ、フライパンや食器を立てて収納します。
- リビング収納:カゴや収納ボックスを置き、子どものおもちゃや雑貨をまとめて入れるのがおすすめです。
- 玄関収納:廊下や玄関前にフックなどの壁面収納を設置し、カバンや帽子を吊るして収納します。
●デッドスペースを活用する
デッドスペースに収納家具を使用するのも、収納力を増やすためのいいアイデアです。デッドスペースとは使用していない空間のことを指し、具体的には以下の場所が挙げられます。
- ベッド・ソファの下や横
- 洗面所の洗濯機や洗面台の横
- 冷蔵庫の横
- トイレタンクの上
- 棚と棚の間
これらの場所にワゴンや収納ケース、棚を設置し、洗剤やトイレットペーパーストックなどを収納することで、無駄なスペースが減り、使い勝手もアップします。
●定期的にモノを整理する
定期的にモノを片付けて整理をすることで、収納スペースにゆとりが生まれます。しかし、「一気に断捨離しよう」と意気込むと、燃え尽きてモチベーションが下がりやすくなります。
片付けは一度で終わらせようとせず、マイペースに行うことが大切です。たとえば、「毎日15分片付ける」「今日はクローゼットの中を整理する」というように何日かに分けて片付けを行うと、無理なく整理整頓ができます。
また、キレイな部屋をキープするために、モノの定位置を作り、「使ったら戻す」を意識しましょう。ちょっとした習慣で普段の掃除も楽になります。
●収納できる家具を置く
食器棚や本棚、ラックなどの収納家具を設置することで、出し入れがしやすくなります。収納家具を購入する際は、まず「何を収納するのか」「どこに配置するのか」を決め、レイアウトをイメージしながら、生活動線に合わせることが大切。
大きいサイズの収納家具を置きすぎると、部屋に圧迫感が出て、インテリアコーディネートのバランスも悪くなりやすいため注意しましょう。家具の色味やデザインの系統に統一感を持たせることで、おしゃれなインテリアを演出できます。また、中古マンションなどで間取りが合わない場合は、オーダー家具を購入するのもおすすめです。
●トランクルームを活用する
「収納方法を見直したり、家具を揃えたりするのは面倒」という人には、トランクルームの利用がおすすめです。トランクルームは、レンタル倉庫のような保管サービスのことで、特に気軽に利用できる宅配型トランクルームが注目されています。
宅配型トランクルームを利用すれば、自宅に入りきらない荷物を箱に詰めて、宅配業者に集荷依頼するだけで簡単に保管できて便利です。使用頻度が少ないモノや捨てたくない思い出の品をトランクルームに保管すれば、部屋の中がすっきりしやすくなります。
収納が足りないマンションでも、minikuraでキレイに整う暮らし
今回のコラムでは、マンションで収納が足りない原因と、その解決策をご紹介しました。
「モノを処分したりリフォームしたりせずに、簡単に部屋をキレイに整理したい」
こんな収納や片付けのお悩みを解決したい方には、宅配型トランクルームサービス「minikura(ミニクラ)」の利用をご提案します。
minikuraは、創業70年以上の寺田倉庫が展開する収納サービスです。アートやワインの保管で培ったノウハウで、空調管理やセキュリティ管理も抜群。
minikuraは4つのプランがありますが、写真撮影付きの「MONOプラン」やハンガーに吊るして保管できる「クローゼットプラン」が特におすすめです。どちらのプランも預けたアイテムを写真で確認でき、「何を預けたっけ?」と忘れてしまう心配もありません。1点ずつ取り出しができるから、急用で必要になったときもサッと対応できるのもありがたいところ。
そんな便利なminikuraを最大限に活用するアイデアをご紹介します。
シワを気にせず保管したいワンピースや冬のアウター類を使わない時期だけminikuraのクローゼットプランで保管し、必要なときだけ取り出して、中身を入れ替えます。すると、お部屋のクローゼットはいつでも必要な服だけが揃い、毎朝開けるたびに心地いい気分を味わえるのではないでしょうか。
また、頻繁に使わない趣味道具や推し活グッズもminikuraに預けることで、より大切に扱えるかもしれません。大好きなモノでも生活空間を圧迫していると、少し
気持ちが重くなってしまうこともありますが、距離を置くことで、大切なモノに感謝する気持ちが湧きやすくなります。
収納スペースが足りないマンションは、片付けも大変です。プロの整理収納アドバイザーと一緒に理想の暮らしを叶える「お片付けサービス」も検討してみてはいかがでしょう。プロに相談することで、収納の悩みも最短距離で解消できます。
収納を整えることは、快適な暮らしにつながります。暮らしの悩みに寄り添うminikuraを活用して、ぜひマンションの収納をキレイに整えましょう。