保管方法によって大きく左右されると言われている、DVDの寿命。適切に保管すれば15年以上は持ちますが、不適切な保管方法では寿命が大幅に縮まり、データが再生できなくなることもあります。
今回は、DVDの種類や劣化する原因を解説し、DVDを長持ちさせるための正しい保管方法や、お部屋の収納不足を解決する便利なサービスをご紹介します。
大切な思い出やコレクションをいつまでも未来に残すために、今一度、DVDの保管方法を見直してみてください。
目次
DVDの種類と劣化する原因
DVDは映像や写真を記録するディスクで、CD、ブルーレイディスク(以下、BD)
を総称して、光ディスクと呼ばれています。
一口にDVDと言っても、その違いはさまざまです。DVDの特性を知っておくことで、整理収納する際に役立ちます。
そこで、CDやBDとの違いも合わせて,、DVDの種類と劣化する原因について説明します。
DVDの種類
DVDの種類 | |
DVD-ROM | 再生専用のDVD |
DVD-R | 1回のみデータを記録できるDVD |
DVD-RW | 何度も繰り返しデータを記録・消去できるDVD |
DVDは薄いディスクを2枚貼り合わせた構造で、複数の層が重なったディスクです。CDに比べて約7倍の容量を持っています。データを記録する層は記録層と呼ばれ、一般的に使われるのは1つの記録層を持つ片面1層タイプです。2つの記録層を持つ片面2層タイプは、1層タイプよりも容量が大きいのが特徴。
また、DVDには複数の種類があり、用途によって適切なDVDが違います。DVD-ROMは読み込み専用で、データの書き込みはできません。写真や動画データを記録したり、テレビ番組をダビングするときに使用するのは、DVD-RもしくはDVD-RWです。これらは、DVDプレーヤーで再生も可能ですが、ディスク形式に対応した機器のみに限られます。
DVDと似ているBDは、DVDの約5倍以上の記録容量を持ち、再生品質が高いのも特徴です。しかし、ブルーレイディスクを再生するには対応する機器やブルーレイドライブが必要です。さらに、DVDよりもカバー層が薄く、耐久性が低いため、保存方法に十分気をつける必要があります。
DVDが劣化する主な原因
DVDが経年劣化以外で劣化する主な原因をご紹介します。
・データの書き換え頻度
データの書き換えを頻繁に繰り返すと、DVDにダメージを与え、寿命を縮める可能性があります。DVD-RWは約1,000回の書き換えが可能ですが、過度の使用は避けましょう。
・物理的なダメージ
DVDの劣化の原因で多いのは、物理的な破損です。DVDは強い衝撃に弱く、ディスクの記録面についた傷や汚れが原因でデータを読み込めなくなる場合があります。
・紫外線や温度、湿度
DVDは高温多湿の環境に弱いため、紫外線や高温多湿の環境で目に見えないダメージを受け、劣化することもあります。特に、高温多湿や直射日光の下での保管は、DVDのディスク表面に化学反応を起こし正確に読み込めなくなる場合も多いです。
DVDを長持ちさせるための保管方法
DVDの劣化を防ぐには、保管方法が何より重要です。
以下の3つのアイデアを参考にして、DVDの保管方法を見直してみましょう。
- DVD専用ケースに入れて保管
- 立てた状態で保管
- 直射日光・高温多湿を避けて保管
DVDを長持ちさせるための保存のポイントについてもお伝えします。
●DVD専用のケースに入れて保存する
DVD専用の収納ケースに入れて保管すると、傷や汚れなどの付着を防止できます。DVD専用のケースは、100円均一ショップや家電用品店などで販売されていることが多いです。特に、光を通さないプラスチックケースやトールケースがおすすめです。
不織布の保管ケースは、安価なため大量にディスクを収納できるのがメリットですが、湿気を溜め込みやすい性質があるため、避けたほうがいいでしょう。また、CDやDVD用の不織布ケースにブルーレイディスクを収納すると、繊維の凸凹が記録面に転写してディスクを傷つける可能性があるため、注意が必要です。
●立てた状態で保管する
DVDやCDなどのディスク類は、棚などに立てた状態で保管するのが理想的です。寝かせた状態で重ねて保管すると、重力でディスク本体が曲がってしまうおそれがあります。
自立しにくいプラスチックケースの場合は、ボックスケースに立てて収納すると安定します。
●直射日光・高温多湿を避けて保管する
光に弱い光ディスクは、直射日光の当たる場所や温度・湿度の変化が激しい場所での保管は避けましょう。
扉のついたDVD収納ラックやDVDホルダー、メディアコンテナなどに入れて保管するのがおすすめです。。木製のディスプレイタイプや回転式などインテリアに馴染みやすいラックも市販されています。
DVDの保管にはトランクルームの活用もおすすめ!
大量のDVDを整理できず、捨てるかどうか悩んでいる方もいるかもしれません。
自宅に収納スペースが足りない場合でも、アイテムを手放さずに保管できる方法として、最近注目されているのが宅配型トランクルームです。
宅配型トランクルームは、宅配便を利用してダンボールごと荷物を預けられるサービスで、片付けが苦手な人やミニマルライフを好む人からも支持されています。
さまざまなトランクルームの中でも、空調設備が整った倉庫では、自宅で保管するよりもDVDの劣化を防ぎやすいです。
特に、宅配型トランクルームの「minikura(ミニクラ)」は、温度・湿度のコントロールが365日24時間体制で行われ、季節に応じた空調管理が徹底されているため、梅雨や夏の時期でも安心です。
DVDの保管におすすめのプランは、「MONOプラン」で、写真撮影サービス付きでスマホやパソコンから預けたアイテムを一覧で確認できます。1アイテムごとに取り出しが可能なため、観たい作品だけを届けてもらえる効率的なプランです。
minikuraには、4種類のボックスが用意されていますが、DVD保管には「ブックBOX」が最適です。頑丈なダンボールで底が2重になっており、重い本やマンガも一緒に預けられます。約85枚のDVDが収納可能で、お気に入りの作品をまとめてコレクションBOXとして活用するのもおすすめです。
ブックBOXは、写真撮影なしのリーズナブルなプラン「HAKOプラン」なら月額料はたった320円。MONOプランでも500円で利用でき、収納アイテムを新たに買い揃えるよりも経済的で、続けやすい料金設定です。特にMONOプランの場合、撮影点数が通常のボックスでは30点までのところ、ブックBOXだけは撮影点数が無制限です。お得な上にどんなDVDを持っているかをウェブですぐに確認できるので、とても便利。
DVDの寿命が長持ち!minikuraで思い出やコレクションを保管しよう
今回のコラムでは、DVDの基本情報、劣化の原因、正しい保管方法、そして収納問題を解決するトランクルームをご紹介しました。
映画やアーティストのライブ映像など、DVDをコレクションしている方や家族や子どもとの思い出をDVDに残している方にとって、DVDの収納問題は切実な悩みです。
しかし、宅配型トランクルーム「minikura(ミニクラ)」を利用し、空調が整った環境でDVDを保管することで、劣化を防ぐことができます。さらに、収納スペースのごちゃごちゃから解放され、お部屋もすっきりするでしょう。
DVDの寿命を長持ちさせることで、大切な思い出やコレクションを長期間にわたって楽しむことができます。ぜひ、minikuraを活用して、思い出を色鮮やかに残しましょう。