引っ越しは、体力も気力も使う大変な作業です。住所変更や物件に関する手続きがある中、家族が多ければ多いほど荷造りはさらにハードになります。

しかし、荷造りが早く終われば、ストレスは大幅に軽減され、余裕を持って新生活をスタートできます。
今回のコラムでは、効率的な荷造りのアイデアや梱包方法、作業が楽になるお役立ちグッズをご紹介します。引っ越しの負担を減らしたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 引っ越しの荷造りアイデア
    1. ●引っ越し荷造りの基礎知識
    2. ●引っ越し荷造りを効率的に進める方法
  2. 部屋別の荷造りアイデア
    1. ●キッチン
    2. ●クローゼット
    3. ●洗面所・お風呂・トイレ
  3. 梱包方法のコツ
    1. ●壊れやすい荷物の梱包方法
    2. ●重い荷物の梱包方法
  4. 荷造りに役立つグッズ
    1. ●ダンボール
    2. ●軍手
    3. ●赤と黒の油性ペン
    4. ●ラベル
    5. ●テープ類
    6. ●はさみ・カッター
    7. ●緩衝材
    8. ●ビニール袋
  5. 引っ越しの荷造りをスマートに!minikuraの活用アイデア

引っ越しの荷造りアイデア

なかなか終わらない荷造りも、工夫次第で時間と労力を節約することができます。

まずは、引っ越しの荷造りの基本テクニックを解説し、効率的に作業を進めるためのステップをご紹介します。

●引っ越し荷造りの基礎知識

事前に荷造りに必要なダンボール箱や梱包材を入手しておきましょう。すぐに梱包作業に取り掛かれるように準備することで作業がスムーズに進みます。

より効率的に作業するためには、不要品をなるべく処分して荷物を減らしましょう。引っ越し日までに使う予定がないものから順番に梱包します。

荷造り開始の目安は、引っ越し当日の1カ月〜3週間前です。引っ越し準備は、電気やガスの手続き、住所変更手続き、粗大ごみの処分方法を調べたり回収の予約をしたりなど、やることは盛り沢山。早めに荷造りを始めることで、スケジュールにも心にも余裕が生まれます。

●引っ越し荷造りを効率的に進める方法

荷造りを効率的に進めるための手順として、部屋ごとにブロック分けする方法がおすすめです。具体的には、リビング、キッチン、寝室、お風呂と洗面所、トイレ、玄関などです。

その後、ブロックを更に細かくグループに分けます。例えば、リビングブロックについて、クローゼットグループ、テレビ周辺グループ、ベッド周りグループに分けるイメージです。

ここでのポイントは、1つのグループの荷造りに集中し、終わってから次のグループに取り組むことです。

1グループずつ小分けに荷造りすると、梱包時の管理がしやすくなり、引っ越し先で荷物を置く位置もはっきりしやすくなります。

部屋別の荷造りアイデア

基本的には、大型家電や大型家具の荷造りは引っ越し業者に任せましょう。重さがあるため、怪我や製品の破損などのトラブルも可能性があります。自力で荷造りが難しい場合は、引っ越し業者に相談することも大切です。

次は、部屋別に上手な荷造りのコツをご紹介します。

●キッチン

・冷蔵庫

冷蔵庫内の食品は、引っ越し日の1週間~3日前までに使い切り、不要なモノを処分します。冷蔵庫の中を空にした後は、コンセントを抜いて水抜きと霜取りを行い、軽く掃除をしましょう。

また、運搬中に冷蔵庫が開いて破損しまわないように、ドアや中のトレイをテープで固定します。毛布などで冷蔵庫本体を包み、テープや紐などでしっかりと固定して完了です。

・調味料

調味料は運搬時に中身がこぼれる可能性があるため、なるべく使い切ることが理想です。

どうしても使い切れない場合は、注ぎ口をテープで固定するか、ラップで包んで輪ゴムで留めます。洗剤の梱包も同様に行いましょう。

さらに、ビニール袋やチャック付き保存袋に調味料を入れることで、万が一フタが開いたときも他の荷物が汚れるのを防げます。

・食器

茶碗やコップなどの食器類は、食器同士がぶつかって割れないように必ず緩衝材や新聞紙などに包みましょう。

来客用のカップやワイングラスなど割れやすい食器の場合は、まず食器の脚やグリップ部分に緩衝材を巻きつけ、その後に全体を包むと、クッション効果が高まります。

また、ダンボールの内側にできた隙間に新聞紙やタオルを詰めることで、運び出しの際に食器が動きづらくなり安心です。包丁やハサミなどの刃物は危険物は、タオルや二つ折りにしたダンボールなどでしっかりと固定し、抜け落ちないように気をつけましょう。

●クローゼット


引っ越し後にすぐに着る洋服とすぐに使わない洋服に仕分けます。衣類はかさばりやすいですが、軽いため大きめのダンボールに入れます。

衣類の詰め方のポイントは、シワにならないように畳むことと、シーズンオフの衣類から順番に詰めることです。

ジーンズやレザーなどの重い服を底に詰め、その上に軽くてシワが気になるTシャツを置くと、型崩れを防げます。バッグの梱包には、購入時に付属していた服を入れることで、型崩れしにくくなります。

引っ越し業者によっては、衣装ケースのままやハンガーボックスに収納した状態で運べるケースも多いため、引っ越し見積もりの際に確認してみてください。

●洗面所・お風呂・トイレ

引っ越し日の前日までに洗濯を済ませ、洗濯槽を空にして水道栓を閉じます。次に、コンセントを抜き、給水ホースを外して水抜きをして軽く掃除をしましょう。

梱包時は毛布などで洗濯機を包み、テープや紐でしっかりと固定します。洗濯機の配線やコードはひとまとめにして、引っ越し後にすぐ使えるように保管しましょう。

梱包方法のコツ

梱包は、クローゼットやタンスの奥にある使用頻度の低いモノから始めましょう。

使用頻度が低いモノを部屋に出しておくと、引っ越し作業するスペースがなくなってしまいます。梱包済みのモノは、元の場所に戻すことで、部屋の中がごちゃごちゃにならず、おすすめです。

また、念のため印鑑や通帳などの貴重品は梱包せずに、紛失しないように携帯しましょう。

次は、壊れやすい荷物と重い荷物の梱包方法と注意点を解説します。

●壊れやすい荷物の梱包方法

テレビやレコーダー・パソコンなどの精密機器は、業者に梱包を依頼するのが最適です。自分で梱包すると、うまくできなかったり、ぶつけて壊してしまったりする恐れがあります。

また、ベッドなどの大型家具は、搬出時に通路を通れない可能性があるため、解体する必要があります。自分で工具を使って分解もできますが、時間と手間がかります。特に一人暮らしの場合は、引っ越し業者に依頼するのが安全です。ただし、引っ越し費用に追加料金がかかる場合があるため、見積もり時に料金を確認しましょう。

●重い荷物の梱包方法

重い荷物を梱包するときは、ダンボールの底が抜けてしまわないように、組み立て方に特に注意が必要です。必ず底にテープを貼りましょう。

重いモノは持ち運びが大変なため、梱包する基準は「自分が持てるかどうか」と「荷物量」で判断しましょう。

例えば、書籍はなるべく小さいサイズのダンボールに入れます。1冊は軽くても、荷物料が増えると重くなるため、詰めすぎないように注意しましょう。大きいサイズのダンボールしかない場合は、ギリギリまで詰めないことが大切です。

荷造りに役立つグッズ

荷造りに必要な道具や梱包資材を揃えておくことで、作業がスイスイと進みやすくなり、引っ越し後の荷解きも楽になります。

ここでは、荷造りに役立つ便利グッズを8つご紹介します。

資材のチェックリストを作り、箱詰め作業に入る前に準備してみてください。

●ダンボール

ダンボールは、引っ越し業者から無料でもらえること多いですが、足りない場合は、スーパーやドラッグストアなどでもらうか、ホームセンターで購入することもできます。2〜3種類のダンボールがあると、モノの大きさや量に合わせて柔軟に分けられて便利です。

●軍手

引っ越し荷造りの際は、たくさんの荷物を運んでいるうちに、ダンボールや刃物で指を切ってしまう可能性があります。安全のためにも手が汚れないためにも、軍手を用意しましょう。

●赤と黒の油性ペン

黒の油性ペンは、ダンボールの上部や側面に荷物の置き場所を書いたり、メモを残したりするのに使います。赤のペンは「ワレモノ注意」や「取扱注意」などの注意書きをするのに便利です。

●ラベル

ラベルには、「キッチン用品」や「掃除道具」など、荷物の中身を具体的に記入します。どこに何が入っているかがわかりやすくなり、新居に引っ越し後の片付けもスムーズに捗ります。

●テープ類

荷造り後にダンボールを止めたり、家電や家具を固定するのにテープは必須です。紙製のクラフトテープは安価ですが、粘着力が強くないため、重さのあるダンボールには粘着力のある布製テープがおすすめです。

●はさみ・カッター

はさみやカッターは、テープや紐を切るときに使います。ダンボールを開封する際にも必須なため、手荷物としてすぐ取り出せるように準備しておきましょう。

●緩衝材

衝撃を避けるためには、緩衝材が便利です。クレープ紙は柔軟性があり、普段使いの平皿やボウルなどの食器類を包むのに適しています。一方、いわゆる「プチプチ」と呼ばれる気泡緩衝材(エアパッキン)は、割れやすいグラスや雑貨、小物、フライパンや鍋を包むのに最適です。また、CDやDVDを詰める際には、ダンボールの下に緩衝材を入れて破損を防ぎましょう。

●ビニール袋

ビニール袋は、ダンボールの代用として枕やクッションなどを収納するのに便利です。また、布団や毛布などは大きくてダンボールに詰めるのが難しいですが、布団袋に入れた状態で運搬することで、スムーズに荷造りできます。

引っ越しの荷造りをスマートに!minikuraの活用アイデア

今回は、引っ越しの荷造りを効率的に進めるためのアイデアや梱包方法、便利グッズをご紹介しました。

荷造りは引っ越し日の1ヶ月から3週間前に始めることで、余裕を持って準備できるとお伝えしましたが、その際に悩んでしまうのが荷物の置き場所です。積み重なったダンボールが部屋を圧迫し、ストレスが増えてしまいます。

そこでおすすめしたいのが、宅配型トランクルームのパイオニア「minikura」です。minikuraは、ダンボールに詰めて送るだけで、最適な保管環境が整った倉庫で荷物を保管できるサービスを展開しています。

引っ越しの荷物の一時保管場所としても、minikuraは人気です。具体的には、すぐに使わない趣味の道具や思い出の品、シーズンオフの衣類を保管し、引越し後、必要になったタイミングで取り出します。筆者も引っ越しの際にminikuraを利用して、運搬する荷物が少なくなったため、新居での荷解きや片付けが早く終わり驚きました。

■引っ越し時におすすめのプラン

・MONOプラン
「MONOプラン」は、一つひとつのアイテムを撮影し、Webページから写真一覧で荷物を確認できる人気プランです。写真を見ながらアイテムごとに取り出すことができるので、引っ越し前に預けておけば、新居の収納スペースを圧迫することなく、必要なモノだけを手元に戻すことができます。

引っ越し後になかなか荷物の整理ができず、いつまでも未開封のダンボールがあるような場合は「マイボックス」の利用が便利です。引っ越し後に開封していないダンボールをそのまま倉庫に送ると、中のモノを一旦取りだし、写真撮影、その後MONOプランのBOXに入れ替えて保管してくれるサービスです。こちらも中のものを写真で確認しながら必要なモノだけ取り出すことができるので、ずっと開けていないダンボールを倉庫に送ってしまい、あとから選別する、という便利な使い方ができます。必要のなくなったアイテムは、寄付したりオークションに出品するなどのオプションを利用すれば、手元に戻さずに手放すこともできます。

・クローゼットプラン
ハンガーにかけた状態で衣類を保管ができる「クローゼットプラン」は、かさばる秋冬のコートやジャケット、シワをつけたくないスーツなどの保管に適しています。引っ越し後にしばらく着る予定のない服は、新居に持っていかず、minikuraに預けておいて必要な時期に取り出すと便利です。

また、引っ越し時に持ち物の整理が進まないときの対処法として、minikuraの「お片付けサービス」も検討してみてください。経験豊富な整理収納アドバイザーがご自宅に訪問し、お好みのライフスタイルに合わせて片付けをサポートしてくれるサービスです。引っ越す前に、引っ越し先に持っていくモノ、預けるモノ、手放すモノに分けながら荷物を整理しておけば、すっきりした気持ちで新居での新生活を迎えられます。


minikuraを活用することで、引っ越しの荷造りがスマートに進むだけでなく、引っ越し後の整理整頓も楽になり、ストレスから解放されます。

自分に合ったminikuraのプランやサービスを選んで、快適な新生活を楽しみましょう。

※記事中の画像は公開当時のものを使用しており、ロゴ、ボックス、画面構成などが現在のものとは異なる場合があります。

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