気付けばどんどん増えていく服。毎日手に取るモノだけに量が気になってしまいますが、むやみやたらに断捨離することはおすすめできません。勢いで捨ててしまうと、冷静な判断ができず、「捨てなければよかった」と後悔してしまうからです。
このコラムでは、クローゼットに服が多すぎて整理するのが難しいと感じている方に向けて、家に服が多すぎる理由と服を正しく整理するために必要な4ステップ、上手に収納する方法をご紹介します。
目次
家に服が多すぎる理由
家にたくさんの服がある理由は、主に以下の4つです。
- セールで買いすぎてしまう
- サイズや色違いの服を買ってしまう
- 服を捨てられない
- 記憶にない服を放置している
それぞれの解決策もご紹介します。
セールで買い過ぎてしまう
家に服が多い代表的な理由は、お得さにつられてお正月や夏のセールなどで服を購入してしまうことです。セールで買う癖ができると、無意識にお店に立ち寄り、衝動買いをしやすくなります。
服の買いすぎを防ぐには、買い物に行かないことが一番。そのため、「1ヶ月間、セール会場に行かない」といったルールを作りましょう。売り場に行かないだけで、無駄買いしていたことにに気付くことができます。
また、どんなときに服を衝動買いをしやすいのか知ることも大切です。仕事や人間関係で悩んでいるときにセール品を買ってしまうなら、その根本原因であるストレスの見直しをしましょう。
サイズや色違いの服を買ってしまう
「もしかしたら着るかもしれない」と思い、余分に買うことも服が多くなる原因です。例えば、ダイエットに成功したときのためにサイズ違いの服を買ったり、色違いの服や着回しができそうな服を2枚購入したり。
このような買い物をしていては、手持ちの服が増えるのは当然です。余分な服を買い続けると、同じような服の枚数が増え、毎日のコーディネートもつまらなくなります。
不要な服を買わないためには、即買いせず、最低でも3日間は検討するようにしましょう。
服を捨てられない
洋服は自分の身体に身に着けるモノだからこそ、思い入れから捨てにくいと感じている人も多いでしょう。
しかし、「いつか着るかもしれない」と思い、服を捨てずに過ごしていると、クローゼットや収納スペースがごちゃごちゃの状態になります。
服以外のモノも捨てられない場合は、汚部屋になってしまうこともあるため、少しずつでも整理することが重要です。
整理する前には、服を捨てられない理由を書き出してみてください。「お金がもったいないから」「思い入れがあるから」などの理由が明確になると、本当に必要なモノかどうかを見極めやすくなります。
記憶にない服を家で放置している
いつ、どこで買ったのか覚えがない服を放置しているケースもよくあります。クローゼットの奥底に見覚えのない服が出てきたら要注意。これは管理しきれないほど服がたくさんあり、その存在さえも忘れている状態です。
放置していても支障がなかった服は、不要なモノだととらえ、清く手放しましょう。また、自分が持っている衣類リストを作っておくと、部屋の整理をするときに役立ち、買いすぎ防止にもつながります。
多すぎる服を整理する方法
溜まったたくさんの服を整理するには、次のような4ステップで行うのがおすすめです。
- 全ての服を出す
- 不要な服を処分する
- 服を用途で分ける
- 服を収納する
それぞれの具体的なコツや注意点をご紹介します。
Step1.全ての服をクローゼットやタンスから出す
まずはクローゼットやタンスの引き出し、収納スペースなどから洋服を全部取り出しましょう。衣類を並べることで、手持ちの服の総量や種類、ファッション傾向などを俯瞰しやすくなります。さらに脳も整理され、「いる・いらない」の判断もしやすくなります。
ただし、大量の洋服がある場合は、全てを取り出すのは大変な作業です。おすすめは、カテゴリ別に衣類を並べて少しずつ整理する方法。
1日で片付けようとすると、脳がストレスを感じ、片付けを後回しする可能性が大きいです。1日1カテゴリずつ整理の時間をとるなど、無理のない範囲で進めましょう。
Step2.不要な服を処分する
全ての服を出したら、次は不要な服を処分する作業です。しかし、いざ実践しようとすると、「どれが不要な服かわからない」と迷うことも多いでしょう。
そこで服を捨てるときのチェックポイントを作っておくと、捨てるモノと捨てないモノの判断が楽になります。
具体的なチェックポイントは、以下の通りです。
- 明らかにダメージがあるものやくたびれた服から捨てる
- サイズが合わなくなった洋服は捨てる
- 1年以上、袖を通していない服は捨てる
- 古い服を着てみて、気分が上がらない服は捨てる
不要な服を捨て、お気に入りだけを残すことで、毎日のコーデを考えるときに悩む時間が一気に減ります。
Step3.服を用途で分ける
不要な服を捨てた後は、残りの洋服を仕分けしていきます。季節や用途別に分けると、管理がしやすくなりおすすめです。
■季節で分ける場合
細かく分類せず、「春夏の服」と「秋冬の服」の2つに分けると、季節の移り変わりに応じて柔軟に対応できます。
■用途別に服を分ける場合
仕事とお出かけ用、パーティー用、運動や趣味で使う服などに分けます。シーンや用途別に服を収納すれば、探す時間が減り、数も把握しやすくなります。
ただし収納場所が多すぎると、逆に探し物が増え、取り出すのにも時間がかかるため注意が必要です。
Step4.服を収納する
仕分けの後は、クローゼットやタンスなどに服を収納します。ここで大切なのは、スペースに収まる量だけにすることです。
また、クローゼットに収まればOKという曖昧なルールでは、服はなかなか減りません。ジーンズは3着まで、スカートは7着までにするなど、手持ちの服の数を決めましょう。収納しきれない服は、Step2でお伝えした方法で処分してください。
普段使いの服は取り出しやすさと収納しやすさを重視して収納します。着る頻度が高い服は、クローゼット収納のハンガーに掛けたり、収納ケースの手前に入れたり、取り出す手間がかからないようにしましょう。
多すぎる服を収納する際のポイント
整理をしても服が多すぎる場合は、収納を工夫しましょう。
具体的には以下の方法がおすすめです。
- 仕切りを作る
- よく使う服はクローゼットの外に収納する
- トランクルームを利用する
具体例やおすすめポイントもご紹介します。
仕切りを作る
引き出しや収納ボックスの中に仕切りを作ると、たたみ収納する際に便利です。仕切りがあることで、服の定位置ができ、元の場所に戻すという習慣も身につきやすくなります。
プラスチック製の仕切りボックスは、下着や靴下、タイツなどの小物をまとめるのに便利です。ズボンやTシャツなどを1点ずつ立てて収納できる仕切りケースもあります。
仕切りを使って立てて収納すると、服を取り出したときにぐちゃっと崩れることがなく、取り出しやすくなるのがメリットです。
使用頻度の高い服はクローゼットの外に収納する
都市部に住んでいる場合や、同居家族が多いときは、クローゼットの外に服を収納するのも一つの方法です。部屋のスペースは使いますが、代わりにクローゼットにゆとりが生まれます。
コートやジャケットなど毎日のように着る服は、ハンガーラックに掛け、お店のようにディスプレイするのがおすすめです。取り出しがスムーズになるほか、服選びに時間をとられず、ゆとりのある朝を過ごせます。
トランクルームを利用する
捨てられない服が多い場合は、トランクルームと呼ばれる収納サービスの利用がおすすめです。特に宅配型トランクルームなら、箱に詰めて宅配便で送るだけで荷物の預け入れと取り出しができ、どこに住んでいても気軽に利用できます。
minikuraを活用して好きな服だけに囲まれる暮らしを実現
今回は、服が多すぎる原因と解決策、服を整理するポイントや収納方法をご紹介しました。
服の収納に困っている方の中には、家族やパートナーの服が多すぎて困っている方もいるかもしれません。また、間取りが悪い、収納スペースの数が少ないなどの外的要因で悩んでいる方も多いでしょう。
さまざまな事情で服の整理が難しいときは、自宅保管にこだわらず、人気の宅配型トランクルーム「minikura(ミニクラ)」に収まりきらない服を預けてみませんか?minikuraをクローゼット代わりに使えば、捨てられない服を無理やり手放す必要もありません。
minikuraは、1950年創業の寺田倉庫が展開する、誰でも箱単位で収納場所を増やせる宅配型トランクルームです。
2012年にサービスをスタートしたminikuraは、宅配型トランクルームブームを作った先駆け的存在で、ミニマルな暮らしをしたい人にも支持されています。
服が多すぎる人にminikuraをおすすめする理由は、洋服保管にぴったりのサービスが揃っているからです。
■minikuraのおすすめプランの特徴
洋服を預けるのに適しているのは、「MONOプラン」「クローゼットプラン」「クリーニングパックプラン」です。
・MONOプラン:1アイテムずつ写真で確認できる人気プラン。たたみ保管に最適です。箱に入るサイズなら、バッグやベルトなどの小物も一緒に預けることが可能。
・クローゼットプラン:ハンガー掛け保管ができ、コートやジャケットなどの厚手の服や、スーツなどシワを作りたくない衣類にぴったり。
・クリーニングパックプラン:上質なクリーニングと6ヶ月間の保管がセットになった特別なプラン。自宅で洗濯が難しい服を清潔にしたい方や、いつでも綺麗な服を着ておしゃれを楽しみたい方におすすめです。
上記プランはすべて1アイテムごとの写真撮影サービス付きのため、オンラインで預けた荷物の一覧をいつでもチェックできます。1点から取り出しも可能なうえ、クリーニングや寄付、ヤフオクへの出品など、さまざまなオプションサービスも利用できます。
■minikuraを使った衣替えの方法
一定の季節にしか着ないオフシーズンの服の収納場所に困っている場合も、minikuraは一役を買ってくれます。
例えば、春が来たら、クローゼットを占領しがちな冬物のコートやダウンジャッケットをminikuraに保管します。涼しくなってきたら、預けていた冬物の服を取り出し、代わりに春夏の服をminikuraに預けるという方法です。衣替えの回数も減り、収納スペースにもゆとりが生まれます。
■プロに直接相談できるminikuraの「お片付けサービス」
もし大量の服があり、自分で整理するのに限界を感じている方は、プロの整理整頓アドバイザーに相談できる「お片付けサービス」も検討してみてください。片付けの代行から、暮らしに合わせた収納術やアドバイス、minikuraに預けるまでのサポートもしてもらえます。
※現在の「お片付けサービス」提供エリアは、東京都23区・神奈川県横浜市・神奈川県川崎市です。
服の適正量は人によって異なります。少なければ少ないほどいいのではなく、自分が心地よく過ごせる数を持つことが理想です。
自分に最適な服の数を知るためにも、minikuraを利用して少ない数の服で暮らしてみませんか?好きな服だけに囲まれると、今よりずっとおしゃれを楽しめるかもしれません。