「家のなかにモノが溢れていて、せっかくのプライベートタイムなのにくつろげない」「収納がいっぱいで、これ以上モノがしまえなくなってきた」「日ごろ使っていないモノが生活動線をふさいで、ちょっとストレス」──そんなふうに感じている人も多いのでは?
とはいえ、「モノを片付けなきゃ」「断捨離するほうがいいよね」と思うものの、なかなか手が進まない。捨てられない、どうしよう、困ったな……と思い悩んだまま立ちすくんでしまう。過去にモノを処分して、後から「あぁ、やはり捨てなきゃよかった」と悔やんだ経験があるなら、なおさら悩んでしまうはず。
しかし、そんなときこそ、焦らず、慌てず、決断を一時保留してみてはいかがでしょう。「先送り」「あとで考える」といった姿勢も、一概に悪とはいえない……今回はそんなお話です。
「どんどん捨てなさい!」と言われても……
「片付け」や「断捨離」が話題にされるとき、よくこんなことが語られます。
「いまはスマホで簡単に写真が撮れるのだから、手紙やメッセージカード、子どもが描いた絵や工作などは写真で残しておき、現物は処分してしまいましょう」
「1年以上手にすることがなかったモノは、あなたの人生に必要のないもの。余計なことは考えず、どんどん捨ててください」
「ひとつずつモノを吟味しようとするから、捨てられないのです。『この収納に入っているモノは全部捨てる!』と、まずは覚悟を決めてください。あとは心を無にして、黙々とゴミ袋に放り込んでいきましょう」
たしかに、そのとおりなのかもしれません。モノの処分を着実に進めたいのであれば、自分なりにルールや方法を決めておき、それに従って粛々と作業に臨む姿勢が不可欠です。「これはどうしよう」といちいち考えていては、時間ばかりかかって、なかなか片づかない状況に陥ります。
ただ「そんなことは百も承知だけど、処分するかどうか、どうしても決断できないんだよね……」という気持ちも、よくわかるのです。
断捨離には「才能」が必要なのかもしれない
自分の身のまわりにある品々は、単純に物体として、そこに存在しているわけではありません。それ自体は無機質な「モノ」として生み出されたかもしれませんが、所有者の手に渡った瞬間から「愛着」や「思い入れ」といった感情の動き、「そのときの思い出」や「経験」といった大切な記憶(追憶)など、人間のさまざまな心理がそこに込められていきます。
人の性格には個人差があります。物事に対する感情の動き方も人によって違います。好みや趣味嗜好も各人各様です。何事もシンプルに捉えて、余計なことは考えずに行動できる人もいれば、じっくりと状況を見極めて、本当に納得してからでないと行動できない人もいる。当たり前のことです。
モノの取り扱いも同じでしょう。モノに対してあまり感情をのせず、所有することにも捨てることにも執着しない人がいる一方で、一つひとつのモノに思いを寄せ、初めて手にしたときの喜びや使ったときの感動、コレクションしていく充実感などを大切に記憶していく人もいる。
そうした点を踏まえると、モノを処分できるかどうかはその人の「個性」による、ともいえそうです。少し極端な言い方をするなら、片付けや断捨離にはある種の「才能」が求められるのかもしれません。「難しい」「やりたくない」「どうしても時間がかかる」という人がいても、なんら不思議ではないでしょう。
「捨てたくない。でも、散らかった環境はイヤ」と思ったときはminikura
「モノが捨てられない」「断捨離できない」と思い悩んでいる方には、いったん、その感情を手放してしまうことをおすすめします。処分するかどうかは、ひとまず判断を保留してしまいましょう。少し時間をおいて、落ち着いてからもう一度考えてみればよいのです。
もしかしたら、焦りの感情が先立ち、片付けられない自分を責めたり、劣等感を募らせたりしている人もなかにはいるかもしれません。大丈夫、慌てる必要はありません。自分を追い込んだり、傷つけたりするような意識を自分に向けてしまっているとしたら、むしろそちらのほうが問題。そうした感情こそ、いますぐ断捨離してしまいましょう。
「でも、片付けを先送りするのはいいけど、収納に入らないモノが部屋や廊下に出しっぱなしになってる状態は、いますぐにでもどうにかしたい」「リビングや寝室など自分が多くの時間を過ごす空間は、できるだけすっきりとした状態にしておきたい」なんて人もいるはず。
そこでおすすめしたいのが、minikura(ミニクラ)です。
minikura(ミニクラ)は、オンラインですべての手続きが完結する“宅配型トランクルーム”。初期費用は一切かからず、1箱あたり月額320円から利用可能です。
スマホやタブレット、パソコンから申し込めば、最短で翌日には専用ボックスが自宅に届けられます。そこに荷物を詰めたら、オンラインで集荷を依頼。あとは宅配業者に荷物を託すだけで、片付けは終了です。
処分するかどうか判断に迷う品物は、いったんminikura(ミニクラ)に預けてしまってはいかがでしょう。まずはあれこれ悩まずに荷物を箱につめて預けておき、日常の暮らしをすっきりさせたところで、改めて断捨離について、落ち着いて検討してみるわけです。半年後、1年後など自分なりに期限を決めておき、そのときがきたところで断捨離するかどうか判断する、とマイルールを設定しておくといいかもしれません。
収納にモノが溢れている状態、日ごろ使わないものが部屋をふさいでいる状態では、プレッシャーを感じてしまい、冷静に判断できない可能性もあります。身近な環境をこざっぱりさせたところで、じっくりと腰を落ち着けて処分について検討してみてください。
minikura(ミニクラ)に預けられた荷物は、セキュリティ万全の施設で専門スタッフの手により丁寧に収納されます。保管場所は24時間体制で温度や湿度が管理されている環境なので安心です。
断捨離するかどうか、すぐには判断できなかった品物は、きっとあなたにとって思い入れのあるアイテムのはず。捨ててしまえばもう二度と同じモノには出会えない──そう思うとさまざまな感情が込み上げて、冷静に吟味ができなかったかもしれません。しかしminikura(ミニクラ)に預けておけば、「いまは手元にないけど、あの品物はきちんと管理された環境で大切に保管されている」と、気持ちを落ち着けることもできるのではないでしょうか。
撮影ありのボックス保管「minikuraMONO」で荷物を預けておけば、箱につめた品々の画像を1点ずつ、タブレットやスマホ、パソコンから閲覧することもできます。「何を預けていたんだっけ?」「あの箱に一緒につめたのは、どんな品物だったかな?」と思ったときは、すぐにチェック可能です。
預けた箱を引き出したいときは、オンラインで申し込むだけで最短翌日に指定場所まで返送されます。「minikuraMONO」で預けた品物であれば、1アイテムずつの取り出しもOK。「やはり、あのアイテムは手元に置いておきたい」と考えたときは、すぐに戻ってくる。そう思えば、心情的にもゆとりが持てるはず。
モノと人の関係は、人間関係に似ている
「モノが捨てられない」「でも、すっきりとした環境で日常を送りたい」──そんな二律背反の思いにも、問題なく応えられるサービスがminikura(ミニクラ)です。
モノとあなたの関係は、もしかすると人間関係と同じようなものなのかもしれません。人間関係では、間合い(相手との距離感)を少し変えてみたり、ちょっと時間を置いてみたりすることで、改めてよい関係性を構築できることがよくあります。同じアプローチを、モノに対しても実践してみてはどうでしょう。
「本当に大事なものを見極めることができた」
「結局捨てることにしたけど、納得したうえで処分できたから後悔はない」
そうした形で断捨離を終えることができたら理想的ですよね。
もし、あなたがモノの整理に悩んでいるのなら、minikura(ミニクラ)を断捨離のサポートツールとして捉えて、まずは1箱からでも大切な品々を預けてみてはいかがですか?