羽毛布団は寒い季節に役立ちますが、使わない時期は保管に困ることが多いアイテムでもあります。さらに羽毛布団は湿気に弱く、正しい保管方法でケアしないと劣化しかねません。
そこで今回は「羽毛布団はどうやって保管するべき?」という疑問をお持ちの方のために、収納前の準備から長持ちさせるコツや注意点、保管する際の手順まで解説します。
また、クリーニングと保管サービスを提供する宅配型トランクルーム「minikura(ミニクラ)」もご紹介。自宅の収納スペースが少ない方や羽毛布団を綺麗に保管したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
羽毛布団を収納する前の準備
羽毛布団を収納する前に、準備しておくことは2つ挙げられます。
- 保管場所を整える
- 収納袋を用意する
羽毛布団を清潔に保管するためのコツや湿気対策についても、詳しくご説明します。
これから羽毛布団を保管しようと思っている方は、ぜひチェックしてみてください。
保管場所の準備
羽毛布団を保管する前に、まずは収納スペースを掃除しましょう。クローゼットや押し入れの中は、ほこりやカビがたまりやすい場所です。ホコリやカビがある場合は、雑巾などでしっかりと拭き取ります。
■クローゼットや押入れの湿気が気になる場合の対処法
収納しているモノを一旦全て外に出します。クローゼットや押し入れに扇風機の風を当てると、空気が入れ替わりやすくなります。
また除湿剤を置くことで、クローゼットや押し入れの扉を閉めている間に除湿効果を発揮し湿気対策ができます。湿気は下のほうに溜まりやすいため、タンクタイプの除湿剤を四隅に置くと効果的です。
収納袋の準備
収納場所を綺麗にした後は、羽毛布団を保管するための収納袋を用意します。収納袋の選び方のポイントは、通気性のいい素材を選ぶことです。収納袋の種類には、シングルからダブルサイズまで対応できる袋タイプや持ち手がある収納バッグ、布製の布団袋などがあります。
商品によってファスナーの付き方やサイズも異なるため、収納スペースに合わせて選ぶと失敗しにくいでしょう。ニオイや雑菌を抑えたい方には、活性炭シートが使用されているタイプや抗菌効果が期待できる収納袋がおすすめです。
羽毛布団に最も向いている収納ケースは、購入時に布団が入っているような羽毛布団用の不織布でできた袋です。もし、羽毛布団専用の袋が無い場合は、大きな布やシーツに包んで収納しましょう。
羽毛布団を長持ちさせるための保管方法
準備ができたら、次にすることは以下の2点です。
- 汚れを落とす
- しっかり乾燥させる
劣化させないための注意点もご説明します。
羽毛布団の汚れをしっかり落とす
寒い季節に使う羽毛布団ですが、睡眠時にかいた汗やホコリがついている場合も多いため、収納前には必ず汚れを落とす必要があります。
ただし、羽毛布団の洗濯方法には注意が必要です。羽毛布団の中には洗濯可能なものもありますが、頻繁に洗うと傷みやすくなります。洗濯の頻度は年に1〜2回がいいと言われています。
布団の表面にある汚れをとるには、布団クリーナーがおすすめです。ニオイが気になるからといって、消臭スプレーを吹きかける際には量に気をつけましょう。消臭スプレーによってシミができる可能性があり、十分に乾燥しなければカビの原因にもなってしまうからです。
どうしても羽毛布団の汚れやニオイが気になる場合は、品質を損なわずに清潔にしてくれるクリーニングの利用を推奨します。
しかし、羽毛布団をクリーニング店に持ち込むのが難しい場合は、宅配クリーニングやクリーニングオプションのある保管サービスを活用するのもおすすめです。
宅配型トランクルームの「minikura(ミニクラ)」では、長期保管に加えてクリーニングサービスも提供しています。預ける時にセットでクリーニングの注文を行い、羽毛布団を綺麗にしてもらえば清潔な状態で保管でき安心です。
さらに、空調管理が24時間行われているminikuraの倉庫なら、自宅では管理が難しい羽毛布団を最適な環境で保管できます。収納スペースの確保ができず、羽毛布団や寝具の置き場に困っている方にもぴったりの宅配型トランクルームです。
羽毛布団をしっかり乾燥させる
羽毛布団が乾ききっていないと、湿気がたまりカビの発生につながります。そのため、羽毛布団を乾燥させるために天日干しや陰干しを行いましょう。
天日干しをするときは晴れた日の日中に行い、紫外線による羽毛布団の布地の劣化を防ぐために掛け布団カバーをつけたまま干します。 天日干しする時間は、片面1時間程度です。
室内で陰干しするときは、サーキュレーターや扇風機の風を羽毛布団に当てると、湿気をスムーズに逃すことができます。
羽毛布団を保管する時の手順
ここからは羽毛布団の収納方法の手順をご説明します。
1.羽毛布団を手で押さえながら縦に3等分になるように折りたたむ。
2.横向きにしてさらに3等分に折りたたむ。もしくは横向きの状態で端からくるくると巻いて丸める。
3.羽毛布団にゆっくり体重をかけながら空気を抜く。
布団を叩いたり、勢いよく体重をかけるのは厳禁です。羽毛を傷つけてしまい羽毛布団の劣化につながります。
4. 用意しておいた収納袋に羽毛布団を入れる。
羽毛布団は膨らみやすいため、2人がかりで作業を行うとスムーズに収納できます
羽毛布団を保管する時の注意点
ここでは羽毛布団を傷つけないための注意点をご紹介します。
具体的には以下の3点に気をつけましょう。
- 圧縮袋を使わない
- 羽毛布団の上に物を置かない
- 湿気に気をつける
それぞれ詳しく解説します。
圧縮袋を使用しない
衣類をコンパクトにするのに役立つ圧縮袋ですが、実は羽毛布団の保管にはNGです。圧縮袋を使用すると、羽毛がつぶれて劣化しやすくなるからです。
羽毛が元の状態に戻らなくなったり、ふんわり感がなくなり保温性を低下させるおそれもあります。劣化した布団をリフォームするサービスもありますが、正しい保管で長持ちさせるほうが経済的です。
羽毛布団は一番上に置く
2つ目の注意点は、羽毛布団の上には極力モノを置かないように気をつけましょう。羽毛が潰れ、劣化の原因になるためです。
収納スペースが限られている場合は、羽毛布団を縦置きできる収納袋を使用したり、クローゼットの上の棚に入るサイズの収納袋を使用するなどの対処法を試してみてください。
湿気に気をつける
湿気が高くなると、羽毛布団にダニやカビが発生することがあります。除湿対策に加え、クローゼットや押入れを定期的に換気することも大切です。布団の中にはさむタイプの布団用除湿シートを使うのもおすすめ。
また、防ダニ対策として防虫剤も入れておくと安心です。ただし、ニオイが強い防虫剤を利用すると、羽毛布団にニオイが移りやすくなるため、無臭タイプの商品を使うようにしましょう。
minikuraの保管+クリーニング利用で羽毛布団がいつでも快適に
本記事では、羽毛布団を長持ちさせるための保管方法や注意点についてお伝えしました。
ふわふわの羽毛布団は保温性が高いというメリットがありますが、湿気に弱く、収納スペースも大きく使ってしまうのが難点です。自宅に置くスペースがない、クローゼットに湿気がこもりやすい場合は、宅配型トランクルーム「minikura(ミニクラ)」に預けてしまうのはいかがでしょう。
minikuraの倉庫は、一年中温度と湿度が徹底管理されており、カビが発生しにくい環境が整っています。また、高品質なクリーニングをオプションでつけることも可能です。プロのクリーニングにより質を保ちながらすっきり清潔な状態になります。
布団の収納にはラージサイズのボックスがオススメ。クリーニングもしたい場合はクリーニングオプションを利用可能なMONOプランを選びましょう。
さらにおすすめしたいのは、「あんしんオプション」です。1箱につき月額55円プラスすると、乾燥剤のサービスに加え、万が一事故があった場合の補償額が10万円(通常1万円)まで増額されます。価格が高い羽毛布団だからこそ、保証額が大きいのは安心ポイントではないでしょうか。
minikuraのクリーニングと保管サービスを併用すれば、必要になったときにいつでも快適な羽毛布団を使用できます。ぜひ検討してみてくださいね。