“宅配型トランクルーム”のminikura(ミニクラ)は、専用BOXの取り寄せ、集荷依頼、預け入れたBOXの取り出しなど、すべての手続きがスマートフォンやタブレット、パソコンから簡単にできるから、とてもラクチン。

とはいえ、いくら楽といっても、専用BOXの取り寄せ手続きすら手間に感じるときもないわけではありません。また「いますぐモノを整理して、一刻も早くminikura(ミニクラ)に預けてしまい、すっきりしたい」「引っ越しが目前なので、新しい専用BOXが届くまでの待ち時間すら惜しい」と、気が急いてしまうこともあるでしょう。

さらに、minikura(ミニクラ)に預けていたBOXを取り出して、なかに収まっていた品々を整理したあと、「このBOX、まだ使えるな」「つぶして、ゴミに出してしまうのはもったいない」なんて考えてしまう人もいるのでは? 環境への配慮、リサイクルに対する意識が高い人であれば、使えるダンボール箱を処分してしまうことに抵抗を感じるケースもあると思います。

そんなときにお役立ちなのが、minikura(ミニクラ)の「再入庫」サービス。使用済みの専用BOXは、再利用することができるのです。

そこで今回は、minikura(ミニクラ)に預けていたBOXを取り出し、中身を入れ替えた後、その使用済みBOXを再び保管倉庫に預け入れる……という「再入庫」の一連の流れについて、担当ライターが実際に体験してみた様子をレポートします!

目次

  1. 意外と知らない「再入庫」のサービス内容
  2. 預けていたHAKOプランのレギュラーBOX、ライブラリーBOXを取り出す
  3. HAKOプラン レギュラーBOXの中身を入れ替える
  4. HAKOプラン レギュラーBOXの集荷を依頼
  5. ライブラリーBOXも開梱し、中身を入れ替える
  6. HAKOプラン以外は、自分で直接発送する
  7. 「再入庫」で無駄なくBOXを活用しよう!

意外と知らない「再入庫」のサービス内容

当分使う予定のないモノ、季節アイテムなどをminikura(ミニクラ)に預けるようになって数年。便利に使いながら、本棚や収納スペースに余白を生み出してきました。

minikura(ミニクラ)の各種サービスについてはそれなりに把握していたつもりですが、再入庫については「意識したことがなかった」というのが正直なところ。聞けば、HAKOプラン、MONOプランの専用BOX(ダンボール箱)だけでなく、クローゼットプラン、クリーニングパックプランで用いられる不織布バッグも含め、いずれのBOXも再び預け入れること(再利用)ができるのだとか。

例えば衣替えの時期、夏物が入っていたBOXをminikura(ミニクラ)の保管倉庫から取り出して、代わりに冬物を預けたいといった場面であれば、「使用済みのBOXを処分して、新たにBOXを取り寄せる」よりも、「返送されたBOXの中身を取り出し、空いたところに預けたいモノを入れて、即座に集荷してもらう」ほうが効率的でしょう。

新しい専用BOXはminikura(ミニクラ)のマイページから申し込めば、最短で翌日には指定場所へと発送されます。十分スピーディな気もしますが、片付け中は1~2日程度でも作業が滞ってしまうと、やる気が削がれてしまうことがあります。そもそも、すぐ目の前にまだ使えるBOXがあるのに、わざわざ新しいBOXを取り寄せて、これまで預けていたBOXはつぶして捨ててしまう……というのは、少々もったいないようにも思います。再利用できるのであれば、積極的に活用したい!

ということで、預けている荷物を取り出し、再入庫してみることにしました。ちょうど入れ替えたい本や、預けたいバッグなどもあるので、minikura(ミニクラ)のマイページから手続きを進めていきましょう。

預けていたHAKOプランのレギュラーBOX、ライブラリーBOXを取り出す

マイページを開いて、画面右上の三本線をタップし、メニューを表示します(スマホの場合。パソコンのブラウザで開いたときは、画面左側に常時表示されたメニュー欄から)。

メニューの「取り出し」から「ボックスを取り出す(ライブラリーBOXの場合は『minikura Libraryを取り出す』」へと進んでいきましょう。

「ボックスを取り出す」選択後の手順としては、「①ボックス選択」>「②配送情報入力」>「③確認」>「④完了」の4ステップ。

画面の案内に従って選択・入力していくだけで、簡単に申し込みは完了。HAKOプランのレギュラーBOX1箱、ライブラリーBOX1箱の到着を待ちましょう。

HAKOプラン レギュラーBOXの中身を入れ替える

指定した日付・時間帯に、預けていたHAKOプラン レギュラーBOXが返送されてきました。夏用の衣服や水遊びグッズが収められていた箱です。

BOXを再利用するにあたり、添付されていた伝票類は不要なので剥がしました。見た目は多少悪くなりましたが、箱そのものは問題なく使えそうです。

なお、箱の側面に貼られている「ボックスID(管理用バーコードシール)」は管理上必要なものなので、故意に剥がさないようにしてくださいね。

では、箱の中を確認してみましょう。

おぉ、預け入れた時と同じ状態だ。箱上部にまだ余白があることはわかっていたので、今回は中身を全部取り出したあと、必要なモノを手元に残して、空いているスペースにバッグを収めることにします。

以前、こちらの記事(https://minikura.com/article/service/1004/)でも紹介したように、HAKOプランでは預け入れ時に任意の画像を1点、登録することが可能です。

今回もあとで登録できるよう、箱詰めする前に中身の全体を1枚の写真に収めておきます。

それでは、アイテムをBOXに入れていきましょうか。

トートバッグや水遊びグッズ数点を取り出したので、届いたときよりも、さらに余白ができましたね。

それなりにカサのあるバッグ3点が、上部の空間にバッチリ収まりました。箱のフタも問題なく閉まります。

ガムテープでBOXに封をしたら、集荷の手続きに入りましょう。

HAKOプラン レギュラーBOXの集荷を依頼

マイページを開いて「預け入れ」ボタンをタップします(パソコンの場合はメニュー欄の「預け入れ」>「ボックス預け入れ」を選択)。

手続きは「①ボックス選択」>「②ボックス情報入力」>「③確認」>「④完了」の4ステップで、新規入庫と同様のフローで進んでいきます。違いがあるとすれば、「①ボックス選択」の画面で「再度ボックスを預ける」タブを選択すること。ここには、利用者の手元にあるBOXが一覧表示されるので、今回、再び預け入れるものを選びましょう。どのBOXか分からないときは、箱側面の「ボックスID(管理用バーコードシール)」を参照してください。

続いて「②ボックス情報入力」の画面に移り、表示に従って自宅など発送場所の住所や集荷日時を選択していくだけ。この画面で「画像登録」や「ボックスに名前をつける」ことも可能です。

画像を登録したいときは、写真右上のペン型アイコン(前回の預け入れ時に画像を登録していなかった場合はカメラ型アイコンが表示される)をタップorクリックすると、画像登録画面が表示されます。

「③確認」画面で申し込み内容を確認したら、「この内容で預ける」ボタンをタップorクリック。「④完了」画面が表示されたら、一連の集荷手続きは終了です。

ちなみに、ヤマト運輸の営業所やコンビニなどに自分で持ち込んで発送したい場合は、BOX取り出し時に添付されている送り先印字済みの着払い伝票に自分の住所、氏名など必要事項を記載して発送することもできます。

ライブラリーBOXも開梱し、中身を入れ替える

次は、同時に返送されてきたライブラリーBOXを開けてみます。中身が重たいせいか、HAKOプランのBOXよりも厳重に粘着テープが貼られて、しっかり封がされていますね。

ダンボールにダメージが残らないよう慎重にテープを剥がしていき、いざオープン!

余白を埋めるように、紙の緩衝材が入っていました。これをどかしてみると……。

預けていた本たちが無事に帰還しました。汚れや紙の劣化も感じません。1年以上、倉庫に格納されていたわけですが、「預けたときのまま」という印象です。

では、必要になった本、ブルーレイを箱から取り出して、空いたスペースに預けたい本を入れていきましょう。

はい、入れ替えが完了しました。今回、ハードカバーや大判本、ブルーレイのボックスセットといった比較的重量のあるアイテムたちを新たに収めたので、箱の総重量が少々気になります。minikura(ミニクラ)の各種専用BOXは、「ラージ」の場合は25kg、「ラージ」以外は20kgが重さの上限に設定されているので、今回預けるMONOプランのレギュラーBOX、ライブラリーBOXはそれぞれ20kgを超えないようにしなければなりません。

モノを詰めたBOXの重さを量りたいとき、家庭でできるもっとも手軽な方法は「まず自分の体重を体重計で量ったあと、BOXを抱えて再び体重計にのる」というもの。BOXを抱えた状態の体重から、何も持っていない状態の体重を引けば、BOXの重さがわかります。

体重計の上にBOXを直接のせても重さを量ることができるかもしれませんが、小さめの体重計や表面にデコボコがあるような体重計では、BOXが台の上で安定しない場合もあるでしょう。さらに、BOXが数値の表示部分を隠してしまうケースもままあるので、ある程度正確な数値を確認したいのであれば、「BOXありの体重-体重」で引き算をするのが無難ではないでしょうか。

HAKOプラン以外は、自分で直接発送する

ライブラリーBOXの梱包が済んだので、こちらも発送手続きに移ります。

ここで気を付けておきたいのは、発送方法の違い。

再入庫の場合……

■HAKOプラン(撮影なしのプラン)

minikura(ミニクラ)のマイページから集荷依頼ができます。配送伝票は配達業者のドライバーが印字済みのものを持参してくれるので、事前に用意しておく必要はありません。

※取り出したBOXに同封されている、送り先が印字されたヤマト運輸の着払い伝票(または手書きしたもの)を使用すれば、自分で発送することもできます。

■HAKO以外のプラン(撮影ありのプラン)

取り出したBOXに同封されている、ヤマト運輸の着払い伝票(送り先印字済み)を用いて、自分でヤマト運輸の営業所やコンビニなどに持ち込むか、ヤマト運輸に直接集荷を依頼します。

……と、プランにより発送方法が分かれます。

今回は、ヤマト運輸のウェブサイトから自宅集荷を依頼することにしました。この形式であれば、minikura(ミニクラ)のマイページから集荷依頼する場合と比べて、配送伝票に記入する作業以外は手順に大差ありません。

今回はminikura(ミニクラ)マイページで指定したHAKOプランのレギュラーBOXスの集荷時間と同じ時間帯を指定できたのですが、複数のBOXを同時期に発送する場合、地域や申し込みのタイミング、指定日時、混雑状況によって集荷が別々になる可能性もあるかもしれません。

指定した日時に、ヤマト運輸のドライバーが集荷に来てくれました。「お荷物、2点のお預かりですよね?」と先に尋ねてくださったので、HAKOプランのレギュラーBOXとライブラリーBOXを同時に発送する流れに。ライブラリーBOXはヤマト運輸のウェブサイトから、HAKOプランのレギュラーBOXはminikura(ミニクラ)のマイページから、それぞれに集荷を依頼した形ですが、一度に発送が済んだので手間がかかりませんでした。

程なく、メールとマイページのメッセージ欄でBOX2点の入庫が通知され、一連の再入庫手続きは無事に終了。

マイページの「ボックスリスト」で確認すると、再入庫した箱がちゃんと表示されていました。

ライブラリーBOXの個別ページを開いてみると、1点ずつ撮影された画像も確認できました。24時間体制で空調管理され、セキュリティも万全のminikura(ミニクラ)の保管倉庫にて、また必要になるときまで預かってもらいましょう。

「再入庫」で無駄なくBOXを活用しよう!

保管倉庫から取り出したminikura(ミニクラ)の専用BOXを再利用できる「再入庫」には、片付けや衣替えといった場面での作業効率アップ、ゴミの減量、資材の有効活用など、見逃せないメリットがあります。なにより、手元に戻ってきたBOXの中身をサッと入れ替えるだけですぐに返送できる手軽さは、少しでもラクにモノを片付けたい場面で非常に魅力的です。

今回、実際に利用してみて自分のアタマに浮かんだのは「タンスや衣装ケース、収納スペースの中身チェックをminikura(ミニクラ)経由でおこなっている」みたいな感覚でした。

「クローゼットのなかをザッと整理しよう」「衣替えの時期ではないけど、衣装ケース内がゴチャついてきたから軽く片付けようかな」「趣味のアイテムを並べている棚、最近の趣味に合わせてモノをいくつか入れ替えたいな」など、持ちモノにまつわる日常のメンテナンス的な作業って、誰でも多かれ少なかれやっているのではないでしょうか。中身を完全に入れ替えたり、本格的に片付けたりはしなくても、気分や状況に合わせてちょっとだけモノを入れ替えたり、整理したりすること、ありますよね?

minikura(ミニクラ)に預けているBOXを家の外に持っている引き出しや収納ケースと捉えるなら、「再入庫」はいわば引き出し内や収納ケース内の軽いメンテナンスのようなもの……そういった使い方をするのもいいな、と今回改めて思いました。BOXをいったん返送し、中身を全部入れ替えるまではしないけど、必要なモノを取り出して、空いたスペースに差し当たり必要のないモノを収める。そしてまた、そのBOXをminikura(ミニクラ)に預け直す(=外部の引き出しにしまう)、といった感覚でしょうか。minikura(ミニクラ)に預けているBOXは、預け入れから1年以上経過すれば、箱ごとの取り出し送料は発生しません。また、再入庫時の送料は期間に関係なく無料ですから、コスト的な負担感も少ないですよね。

以上を踏まえて「もっと気軽に『再入庫』を使っていくことにしよう」というのが、今回得た自分なりの結論になります。

たとえば1年ごとに、「minikura(ミニクラ)に預けているBOXの中身を軽く整理する」「いくつかモノを入れ替える」といった感覚で「再入庫」を利用するのはいかがでしょう? そうすれば、単にモノを外部にしまっておくだけに留まらない、minikura(ミニクラ)の有効活用にも繋がっていくように思います。

箱の中身を完全に入れ替えてもいいし、一部を入れ替えるだけでもOK。「再入庫」を活用して、minikura(ミニクラ)をもっと便利に使ってみませんか?

minikuraとは

誰でも簡単に収納場所を増やせる宅配型トランクルームです。

  • 手軽に使える

    1箱320円/月~利用しやすい料金。お申し込みからお預け入れまで自宅で完結。

  • 預けた後も便利

    必要になった時の取出しやクリーニングもスマホやPCで楽々お申し込み。

  • 安心の保管環境

    1950年創業の寺田倉庫が運営。
    美術品、ワイン保管で培った保管品質をご提供。

おすすめのプランはこちら

HAKOプラン(撮影なし)

ボックス単位で管理可能。
季節によって使わないもの、大事にとっておきたいものをたくさん詰めてください。20kgまでなら点数制限はありません。

月額保管料
320円/月~
1年未満の箱ごと取り出し送料※
1,100円
1年以上の箱ごと取り出し送料
0円

入庫月から3ヶ月に満たないボックスのお取り出しは、通常の取り出し料金に加えて「早期取り出し料金」が発生します。
アイテム単位のお取り出しには、早期取り出し料金は発生しません。詳しくはこちら

詳細を見る

MONOプラン(撮影あり)

アイテム撮影付きで、1点ずつ取り出し可能。
1箱に色んなものを詰めた場合など、1点ずつ管理できるので便利です。
クリーニングやYahoo!オークション出品などのオプションもご利用いただけます。

月額保管料
380円/月~
1年未満の箱ごと取り出し送料※
1,100円
1年以上の箱ごと取り出し送料
0円

入庫月から3ヶ月に満たないボックスのお取り出しは、通常の取り出し料金に加えて「早期取り出し料金」が発生します。
アイテム単位のお取り出しには、早期取り出し料金は発生しません。詳しくはこちら

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